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16話 ダンジョン生活の始まり2

寝巻きに着替えて私も寝よう。

ベッドに寝転がり、数分で眠気に飲まれて行った。


周りが明るくなった。

ベッドから起き上がると、とてもいい匂いがした。とても空腹が刺激される匂い。

匂いのする方へ行くと、エルシヴィアさんが料理を作っていた。

「おはようございます、エルシヴィアさん」

「おはようございます」

「何してるんですか?」

「朝ごはんを作ってるんですよ」

私の予感は当たったらしい。


エルシヴィアさんが作ってくれた朝ごはんはスクランブルエッグとソーセージだった。スクランブルエッグの材料の卵とソーセージの材料の肉はどうしたんだろう。首を傾げていると、「街で買ってきたんですよ」と出処を教えてくれた。でも、お金なんてエルシヴィアは持っていないはず。

まぁ、いっか。考えても無駄だし。


エルシヴィアさんがつくった朝ごはんはとても美味しかった。男性に料理を作ってもらうなんて、女子として·····まぁ、いいや。これから練習すればいいんだから。


でも、エルシヴィアさんをどうしよう?

このままここに住んでもらう?でも、さすがに自分以外を養っていくのはきついし。かといって出ていって貰うのも。


そういうのは、本人に聞く方がいいか。

「エルシヴィアさん、これからどうします?」

「そうですね、捕まる前にやっていた薬術士をしながら暮らしていこうと思います」

「そうですか」

ここにいる気はないようだ。ほっと息をついた。

「安心しました?あなたには迷惑は掛けませんよ」

安心したのがバレていたらしい。申し訳ない。

私の小遣いはもう残っていない。申し訳ないがそうしてもらおう。

「あっ、でも必要なものがあるならできるだけ用意しますよ」

「ありがとう、じゃあ売り物の回復薬を何本かあげるよ」


エルシヴィアさんは私にどこから出したんだろう売り物の回復薬を渡して、ダンジョンから出ていった。


「ふぅ、やっと出てったね」

神様がマイルームの入口から入ってきた。


エルシヴィアはまたのちのち出てくるかも知れません(^^)

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