始まりは定番
ふと、思い立って書きました。
彼御堂理人は、私水無月瑠奈と一緒にいるが当たり前って顔で私の側にいる
それは、もう常に一緒で例えるなら
朝に起きて出かけるために服を着るのと同じくらい
当たり前のように私の側にいる
まえに何故か聞いたら、「知らないって」言われた
「人が呼吸や水を飲んでいるのは生きるために必要なのと同じだよ。
俺もお前の側に居ないと息が出来ない、何も食べる気にならない
それと同じだよ」
私は、全然同じじゃないと思ったけど
照れくさくて小さな声で「そっか」としか言えなかった
だって、私も彼がいないと何もする気が起きないんだから同じだ
彼と一緒にいるのが当たり前になっている日々の中で高校生になっても変わらない時を過ごしていた
そんなある日、それは起きた
彼と一緒に帰ろうとしているといつも私達に寄ってくる人がいる
羽山光輝とその取り巻きハーレムメンバーだ
羽山は私を自分のハーレムメンバーに加えようと思っているのだろう
自分が否定される訳がないと、自信満々でいつも話しかけてくる
けど、いい迷惑だ
ハーレムメンバーも新しく加わるかもしれないと勝手に思ってる私に攻撃的だし
はっきり言ってウザい
今日も羽山に
「瑠奈、一緒に帰ろう」
と、当たり前のように声を掛けてくるし名前の呼び捨ては当たり前
ウザいしムカつく
「ゴメン。私他に約束があるから」
「そっちを後には出来ない?一緒にかえりたいな」
うざっ
「ゴメンね。約束だから」
「じゃあ、俺も一緒に行っていかな。瑠奈と話したいし」
はぁ!バカじゃないの!?
拒否してるのに気がつかない訳!?
断る私と押し通そうとするヤツ
で、押し通された結果
私と理人と羽山の三人で帰ることになったけど
空気最悪!羽山はまるで、私と二人であるかのように理人を無視して
理人は羽山をやんわりと会話に入って拒絶する
その瞬間のピリッとする空気ある意味仲良し?
そんな嫌な感じの中で駅に向かって歩いていたら突然
足元の地面が光った。
そう、羽山の足元の地面が
驚いて立ち止まった私達だけれど空気の読めない羽山が
「危ない!瑠奈っ」
と、言って私を掴んだ。
えっ、そこは突き飛ばす所じゃない!?
何で引き寄せるの?意味不明
慌てて離れようとしたけど間に合わなかった。
足元の光は最高潮になって目を開けていられなくなった
目を閉じた瞬間下に落ちる感覚と、理人の私を呼ぶ声を最後に私の意識はブラックアウトした
最後まで書けるよう頑張ります。