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#45 手に入れたくば倒してみよ!

「随分遅かったやないか」


 ようやく第9階層へと続く階段のあるフロアにたどり着いた訳だが、そこには当然ながらユニとアニー組の方がとうの昔に到着していた。と言うかそうじゃなかったらサボりを疑いたくなるレベルで遅かったからな。リリィさんのせいで。


「まぁ色々あってな。それよりも、鞄の容量はどんな感じだ?」

「最大サイズの物やから拾い切られへん言う事はなかったけど、さすがに大きいモンも増えて来てるからもう1階層分となると無理やな。一番大きいサイズにして正解やったわ。それにしても随分と疲れた顔しとるけど大丈夫か?」

「しんどかったがこれも罰の一環だからな」

「おかげで最高な時間過ごさせてもらいましたわぁ♪」


 第9階層へと続く階段前に到着。リリィさんのせいでその歩みは非常に遅かった。

 散弾銃のように礫を投げて魔物を殺戮するたびに、黄色い歓声を上げながら抱きつき。

 直近にリスポした魔物の攻撃を避けるたびに、女子とは思えない声色で杖で撲殺。

 素材を拾っていると、スカートの中を覗こうをしているのかわざとらしく転倒したり。

 我慢出来なくなって骨が折れるんじゃないかってくらいの力で抱きついたり。

 とにかくいろいろな事があった。

 そんな俺とは対照的に、リリィさんは今までで最高に肌艶が良くなってるし、眩しいくらいの笑みが微塵も崩れる気配がない。それだけを見ればまさに美の女神って感じがするんだけど、鼻から垂れる鮮血がどうにも締まらない。


「ホンマに最高や。アスカはん……ホンマに最高やああああああ!!」


 また我慢の限界がきて、〈身体強化〉を2割開放してバカ高いはずの俺のステータスでも、骨がミシミシ言うほどの威力でぶつかって来た。これだけの短距離で一体全体どうやってそれだけの威力が出ているのか疑問だ。


「アスカに迷惑かけんなこのアホォ!!」


 スッパ~ン!! と暗くなって来た空の下でいい音が響き渡った。

 ちなみにアニーが使ってるのは、俺が特注したミスリルのハリセンだ。このくらいのレベルじゃないと俺にロクな衝撃が伝わってこないし、おまけとして〈威力選択〉と言う物を付与してるんで、暴走するリリィさんに使っても無問題。


「はっ!? あては、一体、何を」

「一体何をやあれへんわ! ダンジョン中で動きを制限するようなアホな行動すんな!」

「せやけど」

「あぁ?」

「ひうっ!? す、すまんかったわアスカはん」


 アニーの人殺しのような目をしながらのあぁ? と言う言葉は、俺達のパーティの中で五指に入る威力を誇る。これの前にはユニだろとビビって怯むからな。リリィさんに耐えられる訳がない。ぶっちぎりの一位はリリィさんの笑顔だ。あれを目の前にするとユニですらガクブルしながら謝罪しか出来ないほどの威力がある。俺? まったく同じ事になります。


 という訳で魔法鞄(ストレージバッグ)の中身を〈収納宮殿〉へと入れ替え、軽い食事休憩をはさんでから第9階層へと降りる。


「なんじゃこりゃ」

「ホンマにダンジョンっちゅうのはどないなっとんねん」

「綺麗ですわぁ」


 今回は今までの場所と違って、降りた場所に魔物が一切存在しなかった。

 それだけでも異常事態と言えなくもないが、一本道の先に建物が一つあるだけで他は全部雲海に沈んでいるんで、そこから龍とか巨神兵とかが出てこない限りは目に見える範囲に魔物の姿は存在しない。

 まぁ……それでも、一応それに対する警戒をしながら一本道を渡り切った先には、今まさに建てたんじゃないかってくらいシミ一つない純白の塀に、閉ざされた木製の門。その奥には中世以前のヨーロッパの宮殿みたいな建物がの屋根が僅かに確認できる以外の情報は、見上げて見える景色がどこまでも続く星空って事だけ。ここって地下ですよね? さすがにそろそろダンジョンだからで納得できる限界を越えそうなんだけど。


「魔物の気配がしませんね。少し残念です」

「っちゅう事は、ここが最下層なんかな?」

「まだや思います。きっとここからがこのダンジョンの本番や」

「何アホな事言うとんねん。リリィは単純にアスカのその格好が見れんくなるのが嫌やからそう言うとるだけやろ」

「ななな、なにを言うんやアニーちゃん。いくらあてがアスカはん大好きでもそそそ、そんな嘘を言う訳ないやろ。堪忍してぇな」

「「「……」」」


 どう見てもそんな考えしか持って無かったようにしか見えないが、全員口をつぐむ。ある程度そう言う事についてイジったりした所で問題はないんだが、ある一定を超えると全員で土下座をするくらい怖い笑みを浮かべるので、それには触れずに会話を切り替える。


「魔物の姿は見えないが警戒だけは怠るな」


 隊列は俺が先頭で、アニー。リリィさん。ユニと言った布陣だ。

 とりあえず門を開けない事には先に進めないので押し開いてみると、2メートルほどの門にしては随分と重いなぁとは思ったけど、開けられないほどじゃないんで俺達が通れるだけ開けて足を踏み入れると、まるで映像を切り替えたように外の景色から一瞬で宮殿の入り口前にまで移動し、10数段ある階段の上には古代ヨーロッパみたいな恰好――いわゆるトーガを身に纏った男が1人いた。


「ようこそいらっしゃいました。勇敢なる者よ」

「あんたは何者だ?」


 まるで映像を見てるみたいに存在感がない男だな。本当にそこに居るのかどうか分からないが、確認しようとする足が何故か動かない。魔法の類は使った素振りすらない。というか〈万能耐性〉を持つ俺相手にそんなものは通じないはずなのに、口を開くのが精いっぱいだなんてな。


「名はありません。我が主より試練を達成した者を案内せよと仰せつかっただけですので」

「はぁ……」


 主か。という事はこの男は奴隷的な何かって事になるのか?

 そもそもこんな場所に人がいる事自体おかしい。こんな場所で人として暮らすには水も食料も安全も何もかもが入手する事が困難を極める。

 一応は庭で野菜くらいなら――


「……おい。俺の後ろに居た連中はどこに行った」


何気なく振り返った先に、ユニたちの姿はなかった。だから当然のように斬りかかった。どうせ斬ったところでエリクサーを使えば無限に斬れる。

 そして、確かに斬った手ごたえがハッキリと残っているのに、男には血の一滴どころか衣服にすら変化がなかった。何より自分が斬られたって言うのに本人が顔色一つ変えないまそこに立ってやがる。何なんだコイツは。


「主が招待するに値すると仰られたのは、勇者である貴女のみですので。たかが従者でしかない彼女等にはご退室願いました。もちろん無事ですのでご心配なく」


 ……どうやらこいつはあの馬鹿を俺と勘違いしてるらしいな。まぁそれはそれで都合が良さそうなんで乗っておくか。

 万が一こいつの主に「偽物だ!」なんて言われても「いや。そいつが勝手に勘違いしたんすよ」とカウンターを叩きこめば罰せられるのは目の前のこいつだけ。これぞ秘儀――人のせい!


「退室? どこにだ」

「ダンジョンの外です。貴女が戻るまでは結界を張っておりますので、何者の干渉も不可能ですので、魔物の脅威などは心配無用です」

「それを信じろと?」


 ダンジョン内部では〈万能感知〉を役に立たないし、パーティーチャットも何故かうんともすんとも言わない。こんな状況で無事だと言われても到底信じる事は出来ない。


「貴女の案内役でしかないコレには何の力もありませんので、信じていただく以外に他に方法はありません。それに、貴女の不興を買って我が主に利点があるとも思えませんが?」

「……わーったよ。ならさっさとその主とやらの所に案内しろ」

「ではついて来て下さい」


 別に踵を返して脱出すりゃあいいのかもしんないけど、斬っても傷一つつかない何かを作り。俺とアニー達を別々に転移させたりと、色々と面倒くさい力を持ってるみたいだからな。反抗的な態度1つでどうなるか分かったもんじゃない。

 最悪の場合はアニー達が死ぬかもしれない。そう考えると迂闊に動くもんじゃない。さっきのはちょっと頭に血が上って咄嗟にやっちまったんで仕方ない。気にしてないっぽいんで謝るつもりもない。何せ野郎だからな。

 宮殿内は外観と違って非常に広いけど、人っ子一人いない。

 巨大な柱が何本も立ち並び、窓から差し込む光が訪れる奴に神秘的な印象を与える。

 壁には、ギック市の教会で見た覚えのある身体つきの――多分六神の1人であろう奴の石像が等間隔で並んでるんだけども、あのステンドグラスと違って随分と筋肉に誇張がある。逆三角形にもほどがあるだろ。

 部屋らしい部屋はなく、ただの一本道と表現するのがこの宮殿は相応しいな。


「ここには主とやらしかいないのか?」

「いえ。我々が手となり足となり室内の管理を行っております」

「室内っつったって部屋なんてどこにもないだろうが」


 かれこれ5分は歩いている。外は夜なんで窓からの明かりってのはないが、柱に埋め込まれてる蛍光灯に近い灯りが出てるんで宮殿内は決して暗くないし、端から端までちゃんと視認出来る。しかし、どこにも扉一つどころか通路の1つすら確認できていない。


「何を仰っているのですか。貴女方が通って来た全てが主の部屋でございます」

「……なるほど。つまりお前等がスタンピードを引き起こしたって事か?」

「あれは勇者としての試練でございます。主曰く――初の試練で勇者マストダイなどでは難度が高すぎるであろうから、イージー程度に抑えてやろうとの事でございます」


 つまり。こいつらがこのダンジョンの管理をしてるって事で、この先で待ち構えているのは恐らくダンジョンマスター。それを退治しなきゃなんないのか認めてもらわなきゃなんないのかは分かんないけど、とりあえず厄介そうな案件である事は間違いない。

 しかしマストダイとかイージーとか……妙に聞き覚えのある単語が出て来たな。もしかしてこのダンジョンの主であろう神は、あの駄神と同じようにこっちの世界の文化――ゲームを楽しんでんのか?


「一つ聞く。自分でくっちゃべってる言葉の意味が分かってんのか?」

「いいえ。我々が主の御言葉理解する必要はありません。問われた事に対し、刻み込まれた記憶を引き出してそれを音として発し、貴女に説明するだけの物ですので」

「あっそう」


 更に10分。代わり映えのしない通路をただひたすらに歩き続けて感覚が狂いそうなるのを必死でこらえながらようやくたどり着いたその場所には門があり、それをくぐって抜けた先に広がっていたのは、どこまでも続く真っ赤な空間。色は違えどあの駄神の所と同じ空気を感じるな。

 背後を振り返ると既に門は消えており、正面に向き直るとさっきまで絶対に無かったであろう円錐状になった柱の上に玉座があって、そこには傲慢そうな表情をした赤い髪の少年がふんぞり返って鎮座していた。


「よく来たな勇者よ。我が主に変わって祝福の言葉を述べよう」

「まぁ来たい訳じゃなかったけど来てやった。ところで聞きたいんだけど、お前がダンジョンマスターって事でいいのか?」

「否。我は人族の神の僕であり、貴様が言っているダンジョンマスターは別に存在する。ここは勇者の試練を達成した者しか訪れる事が出来ぬ特別な場所であり、我は創造主に勇者への説明のために訪れたのだが……貴様からは我が創造主の御力を微塵も感じぬ。何故だ」

「まぁ普通の旅人だからな」


 もしかしたら駄神の力があるのかもしんないけど、まぁその辺は黙ってるつもりだ。何せ奴は全ての神に嫌われてるらしいからな。しかも相手は六神の1人の部下的な奴。そんなのにわざわざ正体を明かして面倒な事になるのも嫌だから黙秘を貫く!


「たかが旅人が我が主の試練を突破しただと? 到底信じる事が出来ぬ発言だな」

「信じる信じないはそっちの勝手だ。とにかくここまで来てやったんだからさっさと神器とやらを渡してもらおうか。ここに来る途中で勇者に会ってな。怪我をした奴の代わりに神器を取ってこいと懇願されてんだよ」


 もちろん嘘。とは言え俺を見て誰だと言ってる時点で、ダンジョン内をくまなく見ていないという事が分かってしまったからな。突っかかって来た馬鹿を追い出した犯人が俺だとバレはしないだろうから、上手くやれば言葉だけで譲ってくれるだろ。


「……その言葉を信ずるに値する物とどう確定させる」

「名前はナガト。黒髪の男で5人の少女騎士を連れてたな。口は悪いが率先して前線に立とうとする勇気ある男だった――こんなくらいでどうだ?」

「確かに我が主より聞いている特徴と合致する。では貴様が誠に勇者の代わりとして、ここまでやって来たと言うのだな」

「その通りだ。理解したんならさっさと神器を寄越せ。そして地上に帰せ」

「暫し待て」


 そう言うと僕の眼球がぐるりと反転。まるで悪魔にでも憑りつかれたんじゃないかってくらいに全身の痙攣が数分ほど続き、元に戻った。


「我が創造主にお伺いを立てた所、勇者の代替品として神器の試練を突破せよとの事だ」


 そんな事を言った部下がぱちんと指を鳴らすと、赤い空間の一角に天〇一武道会みたいなリンクが現れ、その上には全身紫色で鎧を身に着けた4本腕の骸骨が立っていた。


「おいおい。あんだけの魔物を倒させておいてまだ戦えってのか?」

「それが我が主の命である以上、勇者の代用品である貴様は従わねばならん。やっぱ重要アイテムを入手する前にボス戦があるのは常識だからな。との主の言だ」


 なるほど。やっぱこいつの上司である六神がそこそこのゲーマーと判断していいな。それもRPG好きか。あんだけマッチョな肉体を持ってんのにまさかのゲーム。人の趣味をとやかく言うつもりはないが、無駄な筋肉だ。


「何や嬢ちゃん。ワレがワイの相手なんか? こら楽勝やな」

「まぁそうなるな。全く同感だ。お前如きを殺す程度で神器がもらえるんだからな。まぁ、最初だから当然っちゃ当然か」


 みなぎる殺気に禍々しい気配の刀剣。一応部下の命があるまでは動かないみたいだけど、こいつはワイバーンより骨が折れそうだ。

 やりたくないがやらんとならんみたいなんで、渋々ながらリングに上がって抜刀する。


「えぇ覇気や。ワレぇ結構やりそうやな」

「まぁこの世界を旅してる人間として最低限戦えるように鍛えたからな」

「準備はいいようだな。では最後の試練を始めろ」

「シャアアッ!!」


 開始の合図と同時に関西骸骨が地を蹴り、三本腕を防御に回し、残った一本の剣を振り抜く。

 有無を言わさない先制攻撃に一瞬だけビックリはしたけど、俺からすれば決して早くないし、あの程度の防御であればきっと容易に打ち抜けるだろう。

 しかし相手は。どんな手を隠しているのか分からない。そもそも喋ると思ってなかったし、それが関西弁ともなると更にビックリだ。

 という訳で、その初撃は大きく躱す事にした。

 結果的にそれは正解だったみたいで、振り抜かれた剣から人の歯みたいな物が大量に現れて床を喰らったり、俺に向かって迫ろうとしている物があったりと、非常に気持ち悪くて厄介な剣だな。


「趣味の悪い剣だな」

「ワイは気に入っとる。ソウル・イーターっちゅうて何でも喰らってまう便利な武器や。下手うつとワイが喰われるが、この通り骨や。何の問題もあらへん」

「だが、犬相手には被害甚大そうだな」

「アホ抜かせ。犬っころごときがワイの身体に噛みつける訳ないやろ。その前に斬り殺したるわ」


 なーんて軽口を叩くも、こんな服で一度でも咬みつかれたら脱出は困難だ。リリィさんに悪いけど命には代えられない。


「ちょっとタンマ」

「なんやねん」

「動きにくいから着替える」

「いやいやいやいや。そんな事が許される思うとるんか?」

「駄目か?」

「駄目やろ」

「じゃあ勝手に着替えるわ」


 仕方が無いんで関西骸骨の斬撃を避けながらドレスのスカート部分を斬り裂いてジーンズに穿き替え。フリルの付いた袖は両腕を肩まで引き千切ってノースリーブに。ヒールの靴は脱ぎ捨て裸足。ウィッグは無理矢理むしり取って元の短髪に。これでとりあえずの準備は完了だ。


「よし。準備完了」

「……随分と舐められたもんやなぁ」

「だから言ったんだよ。着替え終わるまで待ってれば、少なくとも前の剣技がお粗末な物って理解しなくても済んだのにな」


 ゴスロリ服を切り裂いてるくらいはまだしも、ジーンズを穿く時にちょいと手間取って片足けんけんの時もあったが難なく回避し続けた。

 結果として、俺は着替えを完了させたし、関西骸骨には精神的ダメージがたっぷりとのしかかった。意図した訳じゃないが結果オーライ。


「ハン。今のがワイの本気や思ぅとったんか? いままでのんはただの小手調べや。今からワイが本気を出せば、ワレごときガキの1匹――」

「〈火矢フレイ・アロー〉」

「ぬおうっと!?」


 チッ! 不意打ちだったんだけど防がれたか。しかし新たに剣の能力が発覚した。右上のがソウル・イーターなる物で、左上の剣は魔法を吸収する。他の剣の実力も未知数となると本当に面倒くさい。


「おいコラァ! まだワイがしゃべっとる途中やろがい!」

「はぁ~? なに言ってるか分かんないんですけど~。こういう時ってそんな1人語りとか着替えとか許される世界じゃないんですけど~? 頭大丈夫ですかぁ?」

「むぎぐぐぐ……ぶち殺したらぁ!!」

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