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三姉妹方程式  作者: 蝉時雨
二学期
98/133

case:78.5 【冬休みへの場合(番外)】 Act.1

クリスマスパーティーは久しぶりに楽しく過ごせた。


この後は初詣に年明けライブ。

年明けライブまでは練習や打ち合わせが続くが、初詣などでは藤間さんと一緒できそうなのはよかったとおも・・・はっ、違うなに恋する乙女みたいになっている私は。


最近藤間さんに抱いているこの感情がわからなくなってきている。


最初はただ、不思議なひとだ程度の認識だったのに、なんで。

って、こんな時に悩んでいたら

「こらユズちゃん!?ステップが甘いわよ!!それにきちんと指先まで意識して!!」


「はい!!!すいません!!!」


今はレッスン中。

こんなこと考えている暇はない。


これも全部本番で藤間さんに・・・じゃなくてお客さんに満足してもらう為。

一生懸命頑張らないと。



『最近ユズ気合入ってるね~』

『秋ぐらいからだっけ?なんかあった?』

『もしかして好きな人できたとか?』

『『まかさ~』』


他のメンバーが休憩中に私をネタに盛り上がっている。


別にこんなの日常茶飯事だし、別に藤間さんのことが好きとかじゃないし・・・ないし。

何時もはいいろんなことを四人で盛り上がるのだが今回のネタは私なだけに私が変に入ると面倒なことになるのは火を見るより明らかだから静かにしておこう。


「ユズキちゃん大丈夫?あまり根を詰め込みすぎないようにね?」


そんな私にマネージャーは労をねぎらうように一言。

そして

「それとは別に、本当に好きな人とかできてたりするのかしら?」


いつの年代も女ってどうしてこう、他人のコイバナが好きなのだろう。

いや、私も好きだけどね?っていうか別に藤間さんが好きとかじゃないしね?


「そんなんじゃないですよ、それに学校の誰にもばれてないですし」


とりあえず当たり障りのないことを言っておこう、としたことが間違いだった。


「柚木ちゃん、私好きな人ができたのか聞いただけで学校の話してないのだけれど・・・」


「はっ!?」


ニマニマとした表情のマネージャー。

いや仮にもアイドルのマネージャーが色恋沙汰でその顔はどうよとは思うけど。


「ま、柚木ちゃんがそう思える人ができたのならおばちゃんは満足かな~」


前の学校ではいろいろあったからか、マネージャーはほっと安心するように息を漏らした。

そして同時にメンバーも『本当に好きな人できたの!?』とざわつき始め。


「マネージャー今年でにじゅnぐにゅっ!?」

「コイバナやめましょうか皆?」


『『『は、はい』』』


とりあえず年齢に敏感なマネージャのおかげでこの話はうやむやにできた。


でもとりあえず言っておこう。

別に私藤間さんが好きとかじゃないからな!?

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