case:59.5 【文化祭本番への場合(番外)】Act.1
正直ここまで自分のことをバカだと思ったことは今までの人生であっただろうか。
というほど自分のバカさ加減に頭を抱えている。
学園祭準備期間にとある事情から監視対象を色眼鏡なしに、監視という名目ではなく純粋に観察してみよう。
そう意気込んで学園祭に臨んでみたのだが・・・。
当日のタイムシフトをまったく確認していなかった。
そのせいで藤間さんとは三日目の後夜祭まで一緒になることができないでいる。
とはいえこれも確認を怠った私の責任で、とか考えてたらちゃっかりこのクラスの学級委員長は委員長権限とかで当の藤間京本人と同じタイムシフトにしだす暴挙に出ているし。
それでいいのかクラス委員長!!とは声を大にして言いたいところだが、このクラスの担任藤間さんの姉である藤間智も職務怠慢も甚だしいほど身内びいきがひどいともっぱらの噂だから仕方ないのかと不服ながらにも納得。
しかし、まったく方法がないわけでもない。
それは藤間さんが作業中に私が休憩に入る時間帯がある。
その時に様子見と称して少しばかり一緒に居ればいい。
ウチのクラスはキッチン係やウェイター係とを交代交代でやるのだがちょうどその時間帯は藤間さんがウェイターの時間なので顔出して少し話すには絶好の機会である。
・・・別に藤間さんのウェイター姿を見たいとかそういうわけでは決してない。と、思う。
そう、最近自分の心内がよくわからないというか。
この藤間さんに対する気持ちが何なのかよくわからないでいる。
好奇心とは少し違った、それでいて何とももやもやするような。
とりあえずそれをはっきりさせるためにも、もう一度藤間さんと話して本当にどういう人間なのかを見極めなくてはいけない。
そのためにも
「小鳥遊さ~ん!!」
「あ、はい!今行きま~す!!」
今はこの時間をを乗り切らなくてはなるまい!
『うおっ、マジで派手すぎ!!!』
『あははははは、マジパリコレじゃ~ん』
ふ、ふん笑いたければ笑えばいいさ、私はこの数十倍もの逆行を乗り越えてアイドルやってんだ!
こんなのへでもないね!!
・・・あ、いやさっきの考えは一部否定しよう。
やっぱりウェイターやっている藤間さんが見てみたい。
だって、私でもはずかsげふんげふん、私以外は恥ずかしいと感じてしまうような衣装を着た藤間さんがどんな反応をするのかは十分に興味をそそられるというものである。
ぜひこの目に収めようではないか
感想など気軽によろしくお願いしまス。




