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三姉妹方程式  作者: 蝉時雨
二学期
61/133

case:49.5 【×席替えへの場合(番外)】

★委員長

新学期も始まってすぐに転校生がやってくる。

わざわざ進学校に転校してくるなんてとも思ったし第一印象的に新たにライバルでも来たのか。

とも思ったが見ていてなんとなく違う予感を感じすぐにどうでもよくなった。


結局私の敵は藤間京ただ一人ということだ。


再来月には文化祭とはいえその前には中間考査が控えているのだ正直藤間京には前期の中間と期末で二回も敗北を記しているのだ今度こそはと集中して授業を聞くだけではなく暇を見つけては教科書や参考所を開く。


幸いにして藤間京やかしましい宝月さんたちとは席が多少離れているのもあってたとえ五分の休憩だろうと勉強には集中できた。

今日までは。



たまにふと思うのだが、私の本当の敵は藤間京ではなくその姉の藤間智先生なのではないのだろうか。


現にこうして変なタイミングで席替えを提案してきて、せっかく中間考査だというのに周りの皆が浮足立った状態では集中できるのもできまい。

とか、真剣に悩んでいた結果が藤間京は私の斜め後ろ。


そして隣にはかしましいと先述した宝月さんが鎮座しているのだから。


いったい私が何をしたのだろうか。


とりあえず、目の前のテストを頑張ろう・・・。




★小鳥遊

転校してきてすぐに私の正体が一人の生徒にばれてしまった。


結局その子は私の正体がアイドルであるということをいまだ誰にも言っていないようだが安心はできない。

それにその子、藤間京というのだが、彼女は私のことをまったく知らないともほざきたがったのである。



『いま!巷で人気の!!この私を知らないとかありえない!!!』

何て当初は思ったものの、彼女をよくよく観察してみるとそれはよくわかった。


ぶっちゃけ彼女はいつも一緒に居るよく知らない生徒を除けば基本一人、いわゆるボッチなのである。

そう考えればもし仮に彼女が言いふらすようなまねごとをしてもただのたわごとで流されてしまう可能性が高い。


しかし、そのいつも一緒に居る娘にばれてしまうのはさすがにまずい。

どうにかできないものか。


何て考えていたら店は私に味方してくれたようで。

ちょうど席替えがありなんとその二人と隣になれたという奇跡。


これからは逐一監視させてもらうことになるだろう。


あわよくば藤間さんの弱点なんかを握ったりできれば儲けものである。



とはいえとりあえず、もうすぐ中間テストがあるらしいので赤点を取らない程度には頑張らないと。

マネージャーがうるさいからね。

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