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三姉妹方程式  作者: 蝉時雨
二学期
54/133

case:43.5 【×新学期への場合】Act.1

北の方でも猛暑だとちらほら・・・

皆さん熱中症や脱水症状にはお気をつけてください。

★委員長


夏休みそうそうに宝月さんからの連絡にて藤間京と奇しくも一週間ほど共生することに。

しかしその時はあんな失態をさらしてしまうとは思ってもいなかった。


誰かのせいにする気はないのだが肝試しをしようなど、それ以前にあのような洞窟の情報を開示するなんて。

いったい客商売を何だと思っているのだろうか。


まぁ、それは結局生徒会長の策略だったのだと言い訳されたわけだが、そもそもあの集団と生徒会長がどうしてそんな関係になっているかの方が不思議だし結局のところ言い訳なのだろう。



それより問題なのはあの藤間京に私が実はそういうのが苦手なのだと勘違いさせてしまったことだ。

よもやあの藤間京のことだ言いふらす、なんてコミュニティ能力の高いことはしないだろうが、それでも弱みを握られていることには違いない。


いや下手をしたらそれを見越しての今回の誘いだったのかもしれない。

だとするとなんと迂闊なことをしてしまったのだろう。


この怒りは二学期で確実に晴らしてやろうではないか、覚えていろよ藤間京。

・・・にしても二学期までまだひと月はあるな。


「私から会いに行ったり・・・はっいや何を考えているんだ私は!!」


まるで私が会いたがっているみたいではないか、くそう。

とりあえず今は宿題に集中だ。

この怒りはきちんと夏休みまで取っておくんだ、燃やせ闘志、行くぞ私!!





★生徒会長


夏休み、私は事を早急に起こしすぎたことを反省するいい機会になった。

真夏のペンションでは京様のお姉さまや妹君のおかげでいい物(京のビキニ姿)を拝むことができたが、それに興奮しすぎて合流してからは警戒させてしまう結果になってしまったことがいい例だ。


京様は恥ずかしがり屋だから、そこは私がリードしてあげなくてはならないだろうが押しすぎもいけないというものだ。

だからこそ京様が帰宅後はなるべく接触を控えていたのだが、京様宅でお祭りがあると聞いてはいてもたってもいられずカメラを片手にいきり立ってしまった。



が、結果は浴衣写真すら手に入れられず惨敗。

私はいったい夏の浜辺で一体何を学んだというのか、京様はあれなのだ押してダメなら引いていかなきゃならない。

だが京様、私をここまでさせるとはさすがでしかない。


これから夏休みを開けて文化祭や様々なイベントが控えている。

もうこれは期待に興奮が止まりませんよ。


「はぁ、早く夏休み終わらないかしら・・・こんなことなら会長権限で夏休み短くしておくべきだったかな?」


なんて考えてみるが、いやそれは政道君に留められるだろう。

ま、我慢すればよりおいしく、なんてことも言うしここは我慢あるのみである。

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