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右を見ても左を見てもイケメンそしていきなり結婚しました

作者: 笛吹蒼

私中嶋藍理25歳根っからのオタクです。

突然ですが、すっごくハマってたゲームがあります。

それが『目指せ神の錬金術師』でした。

通所、神錬。

ポーションを作ったり材料を集めたりする感じの採取して製作するゲームです。

ハッキリ言いますとマイナーな糞ゲーです。

恋愛要素は無くストーリーはグタグタ永遠とレベルを上げて行くゲーム、でもそれに私がハマってた理由がある。

オタクとしての確固たる理由……それは声優様が超豪華だったって事。

良いポーションを作ると褒めてくれる、メッチャ甘い声で!

あぁ死ねる。

新しいポーションのレシピを覚えるとリップ音がするほどの甘い声で甘やかしてくれる!

おっと、鼻から赤い滝がーー

そんな感でレベルはカンストしました。

レベル999です。

作れない薬・ポーションはないです。


拝啓 父と間違えてラリアットで沈めてくれたお母様ここはどこですか?


「鬼ババァめ、ひでぇ久々に帰省した娘を浮気ジジィと間違えたとか……起きたらなんか知らない森の中とか……携帯が、電話が通じないとか」


目が覚めたら緑生い茂る森の中でした。

歩いてみたけど木しかない、ナニコレ。

誘拐ですか?とりあえず起きた元の場所に戻って持ち物の確認しで見ることにします。


「えっと、アタッシュケースには着替えと変えの靴。手持ちのカバンにはハンカチとティッシュ、財布とメイク道具、スマホ」


私わ沈められた時のままの服装で持ちにも異常なし。

スマホを改めて確認する。


「あれ?ゲームアプリが神錬しかないだと……」


なんてこった……必死で育て上げたマイハニー達が消えただと……⁉︎


「……とりあえず開いて見るか?ん?」


スマホの神錬を開いて見ると近くの雑草に反応してる。


「ナニコレこんな画面知らない……」


神錬が勝手にカメラモードになった、この雑草を撮れと?

カシャっと撮りました、そしたら画面に文字が出ました。

撮った雑草は無くなってます。


〈イリスの葉 を 収穫しました〉


ん?イリスの葉?あれ?神錬のゲームの中の薬草だ。

他の雑草にも反応してるのてとりあえず色々撮った。


〈イリスの葉 クルエ実 サシエ葉 を収穫しました。低級ポーションを 製作しますか?〉


好奇心が勝ってYESを押したら、ポンっと小瓶に入ったものが出て来た。


〈低級ポーション ランクS 効果 小回復〉


神錬のランクは薬の出来栄えの事、ランクによっては低級ポーションでも上級ポーションの様に回復する事が出来る。

小回復って書いてあるけど作る方の腕次第だったはず。

そう書いてあるしね。


「今更だけど……ナニコレ?」


カシャっと後頭部に何かを当てられた。


「な!「動くな、国境の森で何をしている」


殺気を感じる。

複数の人視線も何かヤバい。


「ん〜とこれ何?」


私の正面に別の人が回って来た。

金髪の不良系イケメンが私の手からスマホを取り上げようとしたらバチッと静電気の様なものが出て来た。


「イッタ‼︎何今のメッチャ痛いよ!」


「ロイさっさと確認しろ」


「だってメッチャ痛いよ!バチッとして痛いよ!あれ?この手に持ってるのは…ポーションだ!」


はぁと溜息が聞こえて来る。


「おい、これはどこで手に入れた」


後ろから威圧的な声がかけられる。


「……今作りました」


「作っただと?」


威圧感が増す。


「……よろしければどうぞ」


私の正面に別の人が歩いて来た萌葱色の長髪の王子様系イケメンがロイからポーションを受け取り凝視する。


「素晴しい!これはランクSだ!低級ポーションなのにまるで上級ポーションのような効果を発揮するぞ!是非とも我が軍に来でいただきたいな!グラム!」


王子様系イケメンのバックに華が咲いた。

大興奮の様だ白いユリが見える。

そのまま私後ろの人に声をかける。


「イールが言うならそうだろうな」


後ろから肯定の声が聞こえる。

威圧感が無くなった。

そんな中で私は1つの答えが浮かんだ。

スマホは知らなかったのにポーション知ってる。

軍だと言った。

目の前のイケメンの服装は中世の軍隊制服の様だし。

まさかここは、異世界?


気が遠くなる。


バタッ


「おい」


「あ〜あ、グラムの殺気が強すぎたんじゃない?」


グラムは倒れた藍里を乱暴に仰向けにさせる。


「お、女か!」


「え?まじで俯いてたからわかんなかった」


「とりあえず支部まで連れて行こう。詳しく聞かなくてわ」


追記 イールだけはウキウキしてた。







「んっ。あれ?……ここは?」


「支部の医務室だ。気絶したから連れて来た」


白い簡易ベットの上に私は寝かされていた。

そして突如現れた体格のいい水色の髪の猛獣系イケメンは堂々と傍にある簡易椅子に、腰掛けた。


「俺はグラム・ジャックだ」


同時に部屋には先ほどのロイとイール、他にも5人ほど周りにいた。

イケメンしかいない。


「俺の部隊の奴らだ気にすんな。んで、名前は」


「……あ、藍里です」


「アイ、リ?言いにくいな。男みたいだからアイリーンだな」


「へ?藍里です!」


「グラム勝手に改名しないの〜」


ケラケラと笑いながらロイをグラムは軽く流す。


「決定事項だ。歳は」


「、に、25です」


ざゎっと他の人達が疑いの目を向けている。


「あ?見えねぇな15ぐらいかと思ったぜ」


「いやいや絶対嘘でしょ!」


「ほ、ホントです!」


あなた方がコーカソイドだからです。

モンゴロイドだからしょうがないです。

この後異世界から来た事がバレた。

だってこの世界の常識知りませんし。

一様元の世界に帰るまで軍のグラム隊の専属錬金術師として働くことになった。

全ての話が整って明日から働くことになった。


「25なら問題ないだろ。アイリーンお前は今日から俺の嫁だ。これからアイリーン・ジャックだ」


「え?」


「まぁ男所帯だしね〜その方が安全かな?でもずる〜い俺でも良くない?」


「は?」


「俺はアイリーンが気に入ったしな問題ない決定事項だ」


ニヤリとどう猛な微笑みにドキッとした。


「だ⁈、だって、あ、会ったばかりなのに!」


髪と同じ色の目には私が映っていて、ハッキリ言ってかっこいい。

スッと私の頭に手を置いてそのまま抱き寄せる。

そのまま捕らわれた私は絶対に真っ赤だと思う。

私はそうゆう経験がない彼氏いない歴史=年齢なのです。

そんな私の反応が気に入りとても上機嫌の様だ。


「帰さねぇよ。覚悟しろよ。アイリーンお前は俺のモンだ」



拝啓 娘をラリアットで沈めたお母様、浮気性のお父様 私は異世界で結婚しました。



中途半端な作品です。

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