出会い
どうも、ちょこれゐとです。
グダグダな上に文章力皆無だと思われ…
後、主人公各のキャラの名前がかれていませんでした…月山 ソウ(ツキヤマ ソウ)です!
では、お楽しみください
「もうこんな所に来るなよ。」
…行きたくもないわ…
心の中でそう唱え、俺は服役前に通っていた裏カジノを目指して歩いた。
ーー1章 始まりーー
裏路地の3番目を右へ…そこの右手にあるビルの三階。
そこにはいつもの雰囲気が溢れていた。
黄金色の間、煙草が噴かされた臭い。
そこから漂う一獲千金の臭い。俺はこれが大好きだ。そして何時ものポーカー台へと足を運ぶ。服役生活前の変わらないディーラーがたっていた。ディーラーの男は俺をみると直ぐに懐かしみの表情で俺に話しかけた。
「よう!ひさしぶり。しかしなぜあんな事をやらかしたんだ?」
俺は自慢するかのように語りだした。
「なに、大した意味はない。少し人をドン底へ送り付けてみたかったんだ。」
嘘だ。そんな訳はない…。その事についてはまた後日、お話するとしよう。
そしてディーラーは軽く笑みをこぼして俺に言う。「ははは!それで計画的殺人か。まぁまぁお前らしいじゃねーか。」
…察してくれているのか?まぁいい。俺がここに来たのはこんな話をするために来たんじゃないしな。
「あ、そうそう。今日もやってくよ。久しぶりだが負けねぇぜ」
ディーラーはにやりと笑い、トランプをシャッフルする。
「ははは、服役直後のお前に負けるわけには行かんよ」とトランプを配り出す。
そして俺は配られた五枚を見て、にやりと笑う。そして手元でディーラーの元にあるトランプを持って遊びながら、長考する「じゃあ、二枚交換で。」今俺の手元にはスペードの10とスペードの1。スペードのジャック、キング、クイーンさえ来れば俺の勝ちだ。そして来ない確率は0%…。
「フルハウス狙いか?なら俺は五枚交換だ。」ディーラーがそう言い、笑みをこぼしながらシャッフルする。
かかった…コイツはイカサマをするとき笑みをこぼす。シャッフルの仕方が特徴的なのだ。その時は。山札を好きなように並べ、規則的にシャッフルをする。
そうすることで自分の好きな手札を用意できる。ということだ。しかしそのイカサマを俺は利用させてもらっ
た。山札の順番を変えたのだ。どうやって?それは長考中に遡る。ただトランプをもって遊んでいたのではない、順番を好きなように並び替えさせてもらった。バレないように適度な会話を交えながら…。そしてトランプが配られる。…予想通りだ。
スペードのロイヤルストレートフラッシュ。俺は自慢気な顔で、テーブルにカードを並べた。
そしてオープン。相手はハイカード。驚きを隠せないようだ。そして俺はスペードのロイヤルストレートフラッシュ。
「何を驚いているんだ?別に仕込んでいたわけじゃあるまいし、ハイカードぐらいありえるだろう?そして俺はツイてたよ。」
ディーラーは驚きを隠せずに話し出す。
「ま、まぁそうだな。…あ、そう言えばお前あてに手紙があったぞ。」
…俺にだと?俺はディーラー以上に驚いていたかもしれない。しかし平常心を保ち答える。「俺にか?誰からだ?」
「知らん、がdeceive game運営事務所と書かれているよ。」そういい、ディーラーはポーカー台の下に置いていた手紙を取り出し、俺に渡した。
「deceive game?欺くゲームだと?」俺は封筒をあけ、その中身を読んだ。「そうか、欺くゲームか。俺にぴったりだな。しかしなぜ俺に…」不安を抱えるが、実際は嬉しいものだ。俺にぴったりなゲームだからな。
ディーラーは不安そうに、だが笑いながら答える。「お前にピッタリなんじゃないか?まぁ、些か怪しい気もするが。」
俺もそれは同意だ。しかし…
「それはここもだろ?まぁ、俺は参加する。」
ディーラーは一本取られたと笑い。参加にも賛成する。
さて、一回戦は一週間後だ。そのあいだに荷物が送られるそうだな…。まぁ、ゲームに使うものであろう。
「楽しみだ…」ポーカーを一戦で終わらせ、俺はカジノを後にする。
ーーーーーーー終幕ーーーーーーーー