桜の季節
入学式当日
待ちには待ってないがこの日がきた
学校の敷地内には綺麗な桜が満開に咲いていた
入学式は定番の長いお話を聞かされ、入学生徒全員が壇上にあがり記念撮影
その後は各クラスに移り、自己紹介と登校初日に必要なものを確認し昼すぎに終了
俺はすぐ帰宅した。実家と学校は電車で1時間くらいの距離。
だるい。
そして俺の専門学校生活が始まった。
学校生活が始まってすぐに友達がたくさんできた。
特に仲が良くなったのは隆典と彰。
同じクラスで席も近く、とりあえず学生生活はこれで安泰だ。
俺のクラスは男8人女16人のクラスでできている。
しかし、さすがは女子。もうグループができている。
4人構成の方は今風な女子の塊で、毎日しっかりお化粧しておしゃれして登校してくる。
その中の2人がとても可愛くて、学校中の男が目をつけた…てのは言うまでもないな。
残りの12人はいわば、目立たず学校生活を送り、卒業アルバムを見て初めて存在を知られるような…良く言えば静か、悪く言えば地味な子たちの集まりだ。
俺は誰とでも仲よくしてはいたが、特に仲が良かったのは隆典と彰、そして元気な4人グループの女子たちだ。
といっても、その時は4人女子の連絡先は誰のも持っていなかった。
別に聞く必要性もないし、仮に聞いて「Kって超がっついてるw」みたく思われたくないからな
そして早くも学校入学から初の試験へと突入する。
そして俺の初の大恋愛にも突入するのであった。