隣のエサはおいしそう!
同居猫のころにゃんは、結石と言う病気になりやすいらしいにゃん。
過去に何度も病院に行っているにゃん。
結石になった時は、トイレに行きっぱで、ちょっとかわいそうにゃん。
そんなころにゃんは、結石になりにくい特別なご飯を食べているにゃん。
なんでも、普通のえさより高いらしいにゃん。
それだけに、おいしく見えてしまうにゃん。
私と、ころにゃんのエサは並んで置いてあるんだけど、どうしても私はころにゃんのえさの方が食べたくなるにゃん。
ころにゃんのえさを食べているところを、ここの人間に見つかると「それは違うでしょ!」と言われて、邪魔されるにゃん。
私も馬鹿じゃないから、人間が来ると、ささっと自分のえさを食べてるふりをするにゃん。
そして、人間がいなくなると、ころにゃんのえさを食べるにゃん。
これだと、ころにゃんのえさがあっちゅう間に無くなりそうだけど、大丈夫にゃん。
だって、ころにゃんは私のえさの方がおいしく見えるらしいんだもんにゃん。
彼女は私のえさを食べるんだにゃん。
彼女はここの人間が近づいてきても、私のえさを食べているにゃん。
そして、いつも「それは違うでしょ!」と言われて、えさを取り上げられているけど、学習しない女なのにゃん。
そんな事していると、治る病気も治らないにゃん。
いつまでたっても、行きたくない病院に連れて行かれてしまうにゃん。
それでも、やっぱ、隣のえさの方がおいしく見えてしまうにゃん。
冷静になって、見る事も必要なのににゃん。
にゃ、にゃ、にゃ。私も彼女の事、言えないけどにゃん。