表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

わたしだけのサンタクロース

掲載日:2025/12/02

男の子に生まれたかった

そう思ったことは

一度もなかった


わたしのまわりの女の子はちがうようで

男の子に生まれたかった

と考えている子がたくさんいる


わたしが男の子に生まれたかった

と思ったことがないのは

男の子の、あの野蛮な感じが

あんまり好きになれないから


おとうさんは別だ

おとうさんは好きだ

おとうさんは

男の子

ではないけれど


友だちは絵本だった

よく読んだ絵本には

サンタクロースが出てきた


サンタクロースが

おとうさんだと知ったときは

とてもつらくなった


お仕事もして、それとはべつに

たくさんの子たちに

プレゼントを配りに行かないといけないなんて

そんなのかわいそう、たくさん疲れちゃう

だから、つらかった


あとあと、おとうさんは

わたしだけのサンタクロースなんだと知って

安心した


おとうさんのこと

好きなんだときちんと理解したのは

そのときだった





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ