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第15話:小夜の誘いと近江の熱気

屋敷に戻ると、朝、門に馬車が止まった。


近江の商人、浅井藤兵衛と姉貴の小夜だ。


小夜の絹の着物が陽射しに映えて、豊満な胸元が布越しに揺れてる。


髪を結い上げた首筋が汗で濡れて、白い肌がしっとり光ってる。


歩くたびに腰が揺れて、裾が少しめくれて細い足首が覗く。


「うおっ、小夜さん・・・・・・この色気、やばい・・・・・・!」


俺、鼻息が荒くなったけど、匂いへの反応はグッと抑えた。


「藤吉、また会ったね。近江で仕事あるよ。一緒に来ない?」


小夜が笑顔で近づいてくる。


その笑顔が眩しくて、俺は「仕事か!」と頭を切り替えた。


元子が「行ってこい。報酬は屋敷にも分ける」と許可を出し、俺とお涼が同行することに。


近江への道中、荷車を引く牛の歩みが遅い。


田んぼの緑が広がり、暑さで汗が背中を伝う。


小夜が荷車に座って、扇で風を送ってる。


その仕草で、着物の襟が緩んで、白い鎖骨から胸の谷間へ汗が流れ落ちる。


布が肌にピタッと張り付いて、柔らかい曲線がくっきり浮かんでる。


「うおおっ、小夜さんの汗ばむ谷間・・・・・・!」


俺、目が離せなくなった。


「お前、何ジロジロ見てんだ!」


お涼が槍の柄で背中を突いてくる。


「誤解だ! 暑さでボーッとしてただけだ!」


近江の町に着くと、藤兵衛が「荷物を蔵に運べ」と指示してきた。


蔵の中は蒸し暑くて、汗が止まらない。


小夜が「藤吉、疲れたでしょ?」と水差しを差し出してきた。


水を飲む仕草で、唇が濡れて、汗が首から胸元へ滴り落ちる。


その光景が色っぽすぎて、俺、ゴクリと唾を飲んだ。


「小夜さん、優しいな・・・・・・ハーレムに・・・・・・」


「お前、何!?」


藤兵衛が睨んできたけど、小夜が「面白い子だね」と笑って誤魔化してくれた。


夜、宿で寝床に横になると、小夜の汗ばむ姿が頭に浮かんだけど、俺は「我慢だ…」と布団をかぶった。


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