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第12話:元子への報告と汗の甘さ

翌朝、俺は松平元子の屋敷へ戻るため、村を出た。


田んぼのあぜ道を歩くと、稲の青い匂いと土の湿った香りが鼻をくすぐる。


「おまつの匂いが忘れられねえ・・・・・・でも、元子やお涼のも楽しみだぜ」


俺、鼻をクンクンさせながらニヤニヤしてた。


屋敷に着くと、元子が庭で馬の手入れをしてた。


赤い袴が汗で体に張り付いて、腰の曲線がくっきり浮かんでる。


馬の毛を梳く仕草で、髪が乱れて首に絡まり、白い肌が汗でしっとり濡れてる。


風が吹いて、彼女の汗と馬の匂いが混ざった独特の香りが漂ってきた。


「うおおっ、元子様・・・・・・この汗の匂い、凛々しくて甘い・・・・・・!」


俺、鼻をクンクンさせて、槍を握る手が震えた。


「お前、何だその顔?」


元子が冷たく言うけど、その声が耳に響いて、俺の頭がクラクラした。


「いや、近江の報告で…元子様の匂いが・・・・・・じゃなくて、任務成功です!」


「匂い!? お前、何!?」


元子が刀に手をかけ、俺は「誤解です!」と慌てて土下座した。


その時、お涼が訓練から戻ってきた。


「藤吉、戻ったのか!」


汗で濡れた髪が額に張り付いて、袴の胸元が緩んでる。


日に焼けた肌が汗で光って、首筋から胸の谷間へ滴が流れ落ちる。


その汗と土の匂いが風に乗って鼻に届き、俺、鼻息が荒くなった。


「お涼、この汗の匂い・・・・・・健康的でやばい・・・・・・!」


「お前、何クンクンしてんだ! 気持ち悪い!」


お涼が槍の柄を振り上げてくる。


「待て! 俺、匂い好きなんだ! お涼のが特にいい!」


「何!? スケベが変態に進化したのか!」


槍の柄が俺の背中にガツンと当たり、俺は「痛えけど価値ある!」とニヤけた。


夜、屋敷の裏で元子とお涼が水をかぶって汗を流してた。


木の陰から見える彼女たちの姿。


元子の濡れた髪が背中に張り付いて、白い肩が湯気に霞む。


お涼の布が汗でピタッと肌に密着して、胸の谷間と腰のラインがくっきり。


風が吹いて、二人の汗と水の匂いが混ざった甘い香りが漂ってきた。


「うおおっ・・・・・・元子様とお涼の匂い、最強すぎる・・・・・・!」


俺、鼻をクンクンさせて悶えてると、「お前か!」と元子が叫んで刀を抜いた。


「お涼、こいつを刺せ!」


「了解!」


お涼が槍を手に追いかけてきた。


「誤解だ! 匂い嗅いでただけだ!」


「嗅ぐな! 変態!」


ドタバタ逃げ回りながら、俺は「ハーレムに匂いは必須だぜ!」と叫んだ。


寝床に戻ると、元子の凛々しい汗の匂い、お涼の生々しい汗の匂い、おまつの花と汗の匂いが頭に残ってて、俺、眠れなかった。


「匂いフェチの俺、ハーレムが近づいてる・・・・・・!」


鼻をクンクンさせながら、俺の戦国夢は膨らむばかりだ。



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