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第10話:村への帰りと初恋の再会

翌日、元子から「しばらく休め」と許可が出て、俺は実家のある村へ戻ることにした。


田んぼのあぜ道を歩くと、風が稲を揺らして、土と草の匂いが鼻をくすぐる。


「おまつや母ちゃんに会える・・・・・・ハーレム再確認だ!」


俺、ニヤニヤしながら歩いてると、遠くに水汲みする女の姿が見えた。


麻の着物が風に揺れて、黒髪が背中に流れてる。


おまつだ。


近づくと、おまつが桶を手に井戸のそばで水をかぶってた。


暑さで着物の襟が緩んで、白い首筋が汗で濡れて光ってる。


水滴が頬から首へ、首から胸元へと流れ落ちて、薄い布が肌に張り付いてる。


その瞬間、風が吹いて裾がめくれ、細い足が膝まで露出。


「うおおっ、おまつ・・・・・・!」


俺、鼻血が噴きそうになって、思わず叫んだ。


「お前! 何だその声!?」


おまつが振り返って、顔を真っ赤にした。


「スケベが帰ってきたのか!」


桶を投げつけてきたけど、俺は「久しぶりだな!」と笑顔で受け止めた。


家に着くと、母ちゃんが「お前、やっと帰ったか」と粟粥を差し出してきた。


粥の湯気が鼻に優しく、腹がグウッと鳴る。


「おまつが毎日お前を心配してたぞ」


「何!? マジで!?」


俺、心が躍って、おまつを見ると、彼女が「ふん」とそっぽを向いた。


その横顔が夕陽に赤く染まって、汗で濡れた髪が首に絡む姿が色っぽすぎる。


「おまつ、俺のこと好きなのか?」


「ふざけんな! スケベな目で見るな!」


おまつが箒を手に追いかけてきた。


夜、土間で寝転がると、おまつが隣の部屋で着替え始めた。


薄い戸の隙間から、影が動くのが見える。


着物を脱ぐ音がシャリシャリ響いて、肩から背中へ流れる白い肌がチラリ。


「うっ・・・・・・おまつ、やばい・・・・・・!」


俺、鼻を押さえて悶えてると、「お前、何見てんだ!」とおまつが箒で戸を叩いてきた。


「見えてねえ! 想像だ!」


「想像でもスケベだ!」


ドタバタ追いかけっこが始まり、母ちゃんに「静かにしろ!」と怒鳴られた。


寝床で目を閉じても、おまつの濡れた首筋や背中の影が頭に浮かぶ。


「おまつ、元子、お涼、さよ、小夜・・・・・・ハーレムは増やさないけど、既存メンバーが強すぎる!」


俺、心の中でニヤニヤしながら、戦国ハーレムへの道を夢見た。



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