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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
2章 世界の状況
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少女漫画ですか?

お姫様抱っこのままコクピットに連れ込まれ、2枚の扉をくぐるとパイロットシートが現れた。


そのままDr.ヘーゲルシュタインがシートに座り、私はDr.ヘーゲルシュタインの膝の上に斜めに座らされることとなった。


シートに座ると、壁だと思っていた場所が光だし、全周囲に外の光景が映し出されていた。

初めて見る光景に驚き見渡してみると、外にいる3名を拡大して映し出されていた。


遠藤さんは、呆然と見上げており、『破壊者』は顎に手を当て考えながらビルド・ナイトの周りをまわり、立ち止まっては足の部分を軽くたたいてを繰り返していた。

田中さんは単純にロボットが好きなのか、飛び跳ねながら喜んでいた。


そんな光景を見ていると、Dr.ヘーゲルシュタインが耳元に口を近づけてきた。


「早く『ディフォメーション』をして『ビルド・モービル』にしてくれ」


周りの光景に意識を持っていってたので、突然の耳元で聞こえる声に背筋がぞわぞわする感覚に驚き、椅子から転げ落ちながら逃げだした。

逃げる時に、コントローラーや情報を映し出すモニターなどいろいろな場所にぶつかりながらシートの後ろに隠れ耳を抑えながら縮こまってしまった。


「ああ、壊さないでくれよ。大丈夫そうだ」


Dr.ヘーゲルシュタインは私が膝の上から逃げ出したことよりも、機器の心配をしていた。


「そんな、猫のように警戒しないでくれ。そんなことしてていいのかい?急ぐのだろ?」


そう言って、優しく手を差し出してきた。

これ男女逆ならどこの少女漫画だよと考えながら手を取り立ちあがると、流れるよにまたDr.ヘーゲルシュタインの膝の上に座るようにシートに収まってしまった。


「あ、あの、膝の上に座る意味はないのでは」


「『ディフォメーション』するときはコックピットが動くのにシートにいないと困るだろ。それより早く、敵を察知したから」


そういって、指で刺された先を見てみるとモニターに拡大されたモンスターが映し出されていた。


「ディ『ディフォメーション』」


『剛腕振るいし巨人よ、駿馬となりて滑走せよ『ビルド・モービル』。それはもう一つの姿なり』


モンスターを確認し、『魂』のカードは口上を省いたが、ビルド・モービルに関しては口上を省くとこの場合は変型だが、顕現ができなくなるため短縮だが口上をDr.ヘーゲルシュタインとともに唱えた。


すると、腕が背中側に回され、足も背中側に折りたたまれた。

手の役割を果たすマニピュレーターが、折れた足首の中に収納され一つとなりこの状態を表すならブリッジをした状態でおなかから膝までを伸ばしたまま足首を捕まえてる表現が難しい状態になっていた。

更にどこからか現れた直径2mほどあるタイヤが、片側4本ずつ合計8輪が腕と足だった部分にくっついた後、頭部部分のコックピットが、胸だった場所まで移動して、変型が止まった。


カードのイラストでは見たことある形態であるが、アニメで使われることのなかった形態であったため、コックピット内がかなり揺れ動いたときに対処ができず、またもやシートから転げ落ち体を打ち付けてしまった。


『出発しますので、お乗りください。上がってもらえればモンスター用の武器が各場所に収納されていますので、お使いください』


用が終わったからか今度は私のことを無視して、外にいる遠藤さんたちを機上に案内し始めた。


田中さん案内とともにおろされた縄梯子を使い上り始め、『破壊者』はなぜか近くにおろされた縄梯子を無視し、こぶしを地面に当て、スキルで爆風を生み出しその反動を使い飛び乗て来た。

そして、遠藤さんは『破壊者』を追い返そうとしていたことを忘れたのか『破壊者』を止めることをせず、縄梯子を使って乗り込んだ。


『では、各自、武器を確認してください。発進します』


このまま、転がっているわけにもいかず、起き上がり戦闘に加わろうとDr.ヘーゲルシュタインに外に出してもらおうと声をかけようと口を開くとさえぎられてしまった。


「主はここにいてください。私のサポートをやってもらわないと困ります」


そう言ってまた、つかまり膝の上に乗せられてしまった。


「それに外に出ても何もできないでしょ」


全く言い返せないセリフを耳元でささやかれ、羞恥心で下を向いて固まるしかなかった。



あ、あれ?

おかしいな主人公が少女に見えてきたんだが、何が起きたんだ?



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