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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
1章 教育、講習そして契約
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GGG警備会社

会社に到着して、駐車場にバイクを止めていると、規制車に乗って出発する前の『指導教育責任者』の美野さんに話しかけられた。


「おはようさん。今日の教育面倒だけど頑張れよ」


「おはようございます。美野さん現場に行くのですか?今日教育ですよね?」


法律上『指導教育責任者』の資格を持っている者が、教育することになってる。

それなのにその資格者が現場に出ることに違和感を覚えて聞いてみた。


「それは会社に上がればわかるよ。明日から大変だろうけどがんばれよ」


そう返して、現場へと向かった美野さんを見送って、混乱しながらも会社へと入っていった。




「おはようございます」


「おはよう。悪いねいきなり教育するだなんて」


会社に入ると、社長の藤井さんが声をかけてきた。


「全然大丈夫ですよ。それより美野さん現場行きましたけど誰が教育するんですか?」


「それに関しては、全員来てから説明するから会議室で待っていてくれ」


「はぁ、わかりました」


きちんと説明されないまま会議室に行くとすでに2人集まっていた。

その中で、同い年の【田中 太郎】と冗談のような名前の男が話しかけたきた。


「おはよう。今日他にもワタさんとフジちゃんも一緒に教育するんだってさ」


「え?渡辺さんと藤ちゃんって1号でしょ?今日の教育って2号じゃないの?」


ここでの『1号』『2号』とは警備業法上の分類である。


「そうなんだよね、俺たち2号なのに一緒ってどういうことなんだろうな?」


次に話しかけてきたのは30歳手前で筋トレが趣味の【東 寛史】が、Tシャツがはち切れるような音が鳴るのも気にせず振り返りながら話に混ざってくる。


「それ以前に今期の教育は6月中に終わりましたよね?」


「そうそう、1号の方も4月中に終わらせたと聞いてるから、余計に何をするのかわからないんだよね」


「俺たち何かしたかな?」


そんな話をしていると、遅れてきた2名が会議室へと入室してきた。


「おつかれさま。遅くなりました」


「おつかれさまです。仕事上がってすぐに会社に向かったんですが間に合わなかったです」


「おつかれさまです。ワタさんとフジちゃん仕事だったんですか?」


顔だけはよく見ないと女性に見える化粧をしたタンクトップのガチムチ男性と黒縁メガネがよく似合うセミロングの女性が疲れた様子で入ってきた。


「そうなの。夜勤明けだから化粧のノリが悪くて」


男性の方は、性同一性障害を公言し、女性からの相談を完璧に解決することで頼りにされている上に、趣味は筋トレの【渡辺まこと】年齢は秘密(本人談)


「また言ってるんですか?化粧直し時間かけるから遅れたんですよ」


文句を言っている女性は、【藤沢 美那】20代前半で今日の紅一点である。


「大変ですね。現場の後に教育なんて」


「昨日いきなり決まったからしょうがないけど、もう少し考えてほしいよね」


と、不満を述べていると、社長とスーツがぴちぴちのガタイのいい男性が入ってくる。


「起立!」


教壇にスーツ姿の男性を案内した社長が気合の入った声で号令をかけ始めた。


「本日、教育してくださる()()()()()()()()()に敬礼!」


ここで初めてスーツ姿の男性が指導教育責任者だと教えられびっくりしながらも全員号令に合わせて敬礼を行う。


「休め!」


「着席してください。」


いきなり始まった教育に全員困惑しながらも、指導教育責任者と紹介された佐藤さんの次の言葉を待った。

GGGガード・ガード・ガード警備会社


会社名を紹介する機会を逸したので後書きとタイトルで紹介します。

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