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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
1章 教育、講習そして契約
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閑話 神罰の日 フランスにて

PV数が1万PVになりそうです。

1章の終了宣言後になぜこんなにPV数が増えてるのかわからず少し怖いのですが、うれしくもありますので閑話を追加しておきます。

今日は学校の帰りに新たに翻訳され発売された『ブライトフィスト』の新刊を買って帰る途中いつもいじめてくる近くに住むレイモンドに見つかってしまった。


「おいおい、貧乏民がマンガなんて持ってなんて盗みはダメだろ」


「返してよ。それはバイトして買ったんだから盗んでない」


「お前がバイトなんてできるわけないだろ。そんなぼろぼろの服しか買えない奴が嘘を言うなよ」


レイモンド以外にいつもつるんでいる少年が2人も合流していじめてくる。


「おい、これ『ブライトフィスト』の翻訳版の新刊じゃん」


「ほんとだ、もらっていこうぜ。どうせ盗んだものなら俺らがもらってもいいだろ」


「だからそれは僕が買った者なんだから返して」


「お前みたいな貧乏人が本当に買ったのなら証拠持って来いよそしたら返してやるよ」


思いっきり突き飛ばされて町を流れる川に落とされる。

何とか道路に這い上がってる間に3人は離れていく。


「くそ、早くダンジョンに潜れるようにならないと」


『EUダンジョン派遣団』に所属することができ、まだ年齢の関係でダンジョンに入ることはできないが事務や雑用をせてもらうことで学生ながら給料をもらいシングルマザーで育ててくれている母の負担を減らしてきた。


何とか這い上がりマンガをあきらめて帰ろうと歩き始めたとき、悲鳴が聞こえてきた。

悲鳴の声がレイモンドなどのいじめをしていた3人に似ていたのでもしかして罰でも当たったのかと思い悲鳴がする方へ足を進めてみた。


悲鳴がしたあたりまで進んでみると角から慌てて走ってくるレイモンドとぶつかってしまった。

レイモンドのほうが体格的に大きくまたしても吹き飛ばされてしまい川へと落ちてしまった。


顔を上げるとレイモンドが手すりから乗り出しこちらをのぞき込んでいた。

文句を言おうとしたところ、レイモンドの口から血があふれている。


「助けて」


こちらに手を伸ばして助けを求めるが体が持ち上がり消えていった。


それからどうやって帰ったのかわからないが、川から上がり走りに走った。

慌ててアパートの階段を駆け上がり部屋に戻るとシーツをかぶり悪い夢が覚めるように目をつぶった。


帰ってからどれくらいたったのか外から悲鳴が聞こえてきた。

その悲鳴が近づいてきてアパートの入り口から大きな音が聞こえてくくる。

その音は徐々に自分の住んでいる階に近づい置てきたが怖くなって隅にうずくまることしかできなかった。


隣の部屋から悲鳴と音が聞こえ次は自分だと思い震えていると、隣の壁が殴られたことにより本棚から

『ブライトフィスト』のマンガと力の源となる腕輪の玩具が落ちてきてあるページが開かれた。


そこに書かれていたのは、主人公が前任者から『ブライトフィスト』の力のもととなる腕輪を譲り受けるシーンが描かれていた。

そこにはモンスターに襲われ奪われた妹を守れなかった力の無さと、自分の勇気の無さを呪いながらも今度は大切な人を守れる力を手に入れ戦うことを誓う一番好きなシーンを見て大好きな『ブライトフィスト』に恥じないように自分も戦おうと、腕輪に手を通した。


すると、腕輪から音声が聞こえてくる。


『登録情報がありません。新規登録します。お名前を』


「あれ?この腕輪ってこんな音声入ってたかな?」


この腕輪はあくまで似せた腕輪で、音声がなるような物も存在するが高価で手に入れることができなかった。

この腕輪の音声に反応したのか隣の壁を殴る音がしてくる。


『お名前を』


「ミカエル、ミカエル・ブライス」


『OK!登録完了。それではあなたの未来が光り輝かんことを』


「え?」


壁が突き破られると同時に聞こえてきたのは『ブライトフィスト』の主人公が初めて腕輪を装着したときの音声だった。

壁を突き破り現れた現れたのは、4本腕の昆虫のような触角をもっているモンスターだった。

そのモンスターに向けて腕輪をはめた腕を反射的向けて、いつも主人公をまねて練習していた攻撃を放った。


『輝き唸れ『ブライトバーン』』


その攻撃は原作と同じで光を束ねてモンスターの上半身を消し飛ばし延線上にある障害物をすべて消し飛ばした。


「え?これどういう」


攻撃した本人が何が起こったのかわからない状態だが、音を聞きつけて同じモンスターが次々と現れた。

そのモンスターを原作と同じ攻撃で倒していくと、何体倒したのかわからないが外にいるモンスターも倒していくうちに、たくさんの人を助けることになった。


『EUダンジョン派遣団』の事務所まで助けた人を引き連れて向かい、自分と同じように事務として勤める母を見つけると、安心したのか意識を失った。





その後、『神託者』が神託によりもたらした日が訪れ、この日を『神罰の日』と呼ぶようになったこと、そして今後ダンジョンに潜れるようになったこと、そして『憧憬の模倣』というスキルを手に入れたこと知らされた。


そのほかに誰に聞いても濁されたレイモンドたちの安否は絶望的なことも分かった。


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