表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/350

洞窟

 1メートルのヒュージクロウを食べて満腹になった三人は、今日の宿泊場所について話し合った。

「次の町までは、今日中に行くのは無理だからどこかで野宿だな!」

 シンはもともと野宿をするつもりであった。


「えー俺はふかふかのベッドじゃないと熟睡できないんだよー」

 イオは足をバタバタさせてじたばたしている。


「野宿って言っても、草原のど真ん中じゃいつ魔物に襲われるかわからないぞ!」

 シュバはイオを無視している。


「ああ、どこか洞窟みたいな身を隠せる場所を探そう!」

 シンとシュバは寝床を探すために移動を始めた!


「おいおい、おーい!」

 イオが叫んでいる!


「馬鹿はほっておこう」

 シュバはひたすら歩いた。


「そうだな、先を急ぐぞ」

 シンも先を急いだ!


「おーい! おーい おおーい」

 イオはさらに大声で話した。


「あんな大声で話していると魔物が来るぞ」


「大丈夫だ!あいつは魔物使いだから」


「ああ、あの淡い空気な」

 シンとシュバはひたすらしゅたしゅた歩いた。


「だからー洞窟なら、あっちにあるぞー」

 イオはとても大きな声で叫んだ!

 シンとシュバは駆け足でイオのところに駆け寄った!


「本当か!」

「それと声がでかい!」

 2人はイオに詰め寄った!


「そんなこといったて、二人がどんどん歩いていくから聞こえてないって思って・・・・」

 イオはしゅんとしたが、今回の件についてはイオは悪くない。


「そんなことより、洞窟って?」

 シンはイオの胸ぐらをつかんで、問い詰める。


「ちょっとちょっと、いたいよー」

 イオはバタバタして、苦しがった。


「ああごめん、それで洞窟はどこにあるんだ!」


「15分ほど前に東の方に洞窟を見つけてたんだ! あんなところにあるんだなって」

 イオはきょろきょろ観光気分で景色を楽しんでいた時洞窟を見つけたようだ。


「でかした!」

 2人は初めてイオを褒めた。


 3人はイオの案内で洞窟の前までやってきた。あたりは間もなく日が暮れそうな雰囲気であった。

「もうすぐ夜になる。時間がないから今夜はここで野宿しようと思うが、中に何がいるかわからない 慎重に行くぞ!」

 3人はたいまつを作り、ゆっくりと洞窟の中に入っていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ