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職業選択

 薄暗い小部屋でシュバと受付の男が座っていた。シュバはやや緊張していた。

「まずは水晶に手を当てて、水晶に念を送ってほしい」

 受付の男に言われた通りシュバは水晶に手を当て念を送った。


「こんな感じでいいのかな」


「おおっ」

 水晶が青白く光って、文字が水晶の中に浮かび上がった。


 名前     シュバ=バイン

 種族     人間

 性別     男

 年齢     10

 レベル    1

 身分     貴族


 選択可能職業

 司祭見習い 魔導士見習い 聖騎士見習い


 魔法

 なし


 スキル

 なし


 ステイタス

  体力    20

  魔力    38

  攻撃力   21

  防御力   17

  精神力   30

  素早さ   29

  器用さ   23

  賢さ    31

  魅力    25


「ほおーっ! 魔法系の職業と回復系の職業どちらも選択できるなんて珍しいな」

「次は、この選択可能職業の中で希望するものを頭に浮かべて水晶に念じてみてくれ」


「そうだな、どうしよう。 よしこれだな!」

 シュバは水晶に手を当てて念じた。

 再び水晶が青白く光って文字が浮かび上がった。


 名前     シュバ=バイン

 種族     人間

 性別     男

 年齢     10

 身分     貴族

 職業     魔導士見習い

 レベル    1


 魔法

 ブラックボール

 ストーンクラッシュ


 スキル

 暗黒魔法 土魔法


 ステイタス

  体力    30

  魔力    52

  攻撃力   28

  防御力   27

  精神力   50

  素早さ   36

  器用さ   28

  賢さ    47

  魅力    31


「おお、魔法が使えるようになったみたいだ! ステイタスも上がったみたいだ」

 シュバは、早く戦いたくてワクワクしていた。


「お前、なかなか面白いな」

 受付の男はニヤッと笑った。

「これで登録は完了!」

 そういうと受付の男は冒険者カードをシュバに渡した。

「まずはGランクからだ。さっきも言ったが、今のお前のようにワクワクしていると無理なことをして命を落とす焦るなよ!」

 受付の男は念を押した。


 二人は鑑定室から出てきた。


「おおっ、どうだった?」

 シュバを待っていたシンとイオはシュバに駆け寄った。


「ふふふ、オレは魔導士見習いになったぞ!」

 シュバはいち早く登録できたことで少し早く大人になった気分だった。


「次は誰だ?」


「イオ行って来いよ」

 シンはイオの背中を押した。自分の鑑定結果がどんなものになるか少し不安だったシンは腰が引けていた。


 男とイオは鑑定室に入り同じように水晶にイオは念じた。

「おおっ、出た!」


 名前     イオ

 種族     人間

 性別     男

 年齢     27

 レベル    1

 身分     平民


 選択可能職業

 ごろつき見習い 魔物使い見習い 引きこもり 


 魔法

 なし


 スキル

 なし


 ステイタス

  体力    12

  魔力     8

  攻撃力   15

  防御力   14

  精神力    3

  素早さ    7

  器用さ   26

  賢さ     2

  魅力     4


「お前のステイタスある意味すごいな」

 受付の男は少し引いていた。

「なんの職業にするか選んでくれ」

 いおは水晶に念じた!


 名前     イオ

 種族     人間

 性別     男

 年齢     27

 身分     平民

 職業     魔物使い見習い 

 レベル    1


 魔法

 なし


 スキル

 従魔契約


 ステイタス

  体力    14

  魔力     8

  攻撃力   16

  防御力   14

  精神力    3

  素早さ    7

  器用さ   28

  賢さ     2

  魅力     4


「まあそうなるわな・・・・」

 受付の男は哀れみの目でイオを見ていた・・・・


「おおっ! ステイタスも上がったぞ」

 イオはガッツポーズをとって喜んだ!


「少しな・・・・」

 受付の男はポンポンとイオの肩をたたき一緒に部屋を出たのであった。


 第70話をお読みいただきありがとうございます。

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