プロローグ
オレは間宮隆一35歳!
今日は待ちに待った最愛の麗華との結婚式、麗華は今を時めく大女優27歳だ。
「ここに来るまで本当に長く苦しい35年だったな」
飲んだくれの父親がオレが3歳の時に事故で死んでから、母親と1歳年下の妹と母親の月給13万円の収入で厳しい貧乏暮らしながら家族3人力を合わせて生き抜いた。
奨学金で何とか地方の国立大学を卒業して地方の市役所に就職した。25歳で市役所を辞めたオレは小さな会社を設立した。
会社は鳴かず飛ばずで、そろそろ倒産かと思った30歳の時、なんとなく作ったサイトが大当たりして、5年で国内トップクラスの大企業に成長してしまった。
そして今日はいよいよ2年前にパーティーで知り合った麗華との盛大な結婚式だ。
招待客は政財界、芸能界など1000名だ。
「いよいよおれの人生もこれからだな、やっとここまで来たぜ」
健一はこれまでの苦労を思い起こして、オーダーメードのタキシードに身を包み、結婚式会場の控室でこれまでの人生をかみしめていた。
「そろそろお時間です」
アテンドの女性から健一は結婚式を行う教会への移動を促された。
「はい、よろしくお願いします」
「いよいよだな、緊張する」
思わず声が漏れてしまった。
「クスッ」
アテンドの女性は優しく微笑んでくれた。
「ウッ」
「なんだ!!!!」
オレは突然激しい胸の痛みに襲われて、その場に倒れこんでしまった。
「きゃーっ、だれか来て」
「救急車だ。急げ!」
華やかな結婚式会場は一転騒然となった。
☆ ☆ ☆ ☆
「んっ?」
「なんだ?」
「体が思うように動かないぞ!!!」
「そうか、おれは結婚式場で倒れたんだった。ここは病院か?」
「目を開けてみよう」
「おお、目はちゃんと見えるぞ! よかった」
「????」
「なんだ、ここは本当に病院か?」
「薄汚れた天井と、隙間風がそこら中から入ってきている壁。なんてひどいところにオレは運ばれたんだ!」
「すぐにこんなところは転院しよう!オレは大会社の大社長だぞ!」
「んっ?」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「おれの腕が緑色になってる! オレは何の病気なんだ! そうかここは隔離病棟かなにかで・・・・オレは未知の病気に犯されたのか?」
「最悪だ」
「だが俺の個人資産は5000億を超えている、どんな病気でも必ず治療してやる。愛する麗華のためにも」
健一はこれまでの人生で培ってきた強い精神力で病気との戦いに勝つことを心に誓った。
健一が力強く、病気との戦いに向けて思いを強くしたとき、部屋の入口の扉が突然開いた。
「起きたの、ご飯の時間よ」
優しそうな女性の声だった。
「そうか食事の時間か!」
どんなきれいな看護師さんだろうと思ったが、オレは衝撃で体を大きくばたつかせてしまった。
緑色の小さな醜い何かが、そこにはあった。
「化け物―」
オレは思わず叫んだ。
それはこれまでの35年の人生で見たことがない、いやこれからの人生でも見ることはないだろうみどり色をしたに何かだった。
「殺される!」
オレはさらに激しく体をばたばたと激しく動かした。しかし立ち上がることはできない。
力が入らない!
何かしびれ薬のようなものを飲まされているのか!
「オレはあきらめないぞ、必ず麗華と再び会わなければ!」
この化け物との命を懸けた戦いを想定していると・・・・
「まるお、何バタバタしてるの?」
「そんなにお母さんのおっぱいが欲しいのかな?」
「????」
「この化け物は何を言ってるんだ!!!!」
オレは今の言葉の意味が理解できずに固まったいると、おれの口にその緑色の何かは突然おれの口に自分のおっぱいを押し付けてきた。
「うぉーーーーっ やめてくれ息ができない」
「いっぱい飲んで大きくなるのよ」
緑色の何かが優しくオレに語りかけてきた。
オレはその後もしばらく体をバタバタさせていたが、力が入らず、不覚にその緑色のおっぱいから出る液体を一口飲んでしまった。
「うまいっ」
オレは無我夢中でおっぱいからでてくる液体を飲んだ、飲んだ、飲んだ。
いつの間にかオレは眠りについた。
「まるお、ゆっくり休んでね」
第1話をお読みいただきありがとうございます。
引き続き頑張って書いていきますので何卒よろしくお願いします。
面白い、続きが読みたい、応援したいと思われた方は、是非ブックマーク、画面下から評価をよろしくお願いします。
評価は各話の広告下の「☆☆☆☆☆」からポイント評価「★★★★★」を入れて応援していただけると
最高です。
今後も本作品を書いていく強力なモチベーションになります。
評価をくださった方、本当にありがとうございます。
感想もお待ちしております。