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精神科医への手紙  作者: 新兎和真
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逃避行その24*臨床心理士Uさんへ

2018年5月24日に先生に宛てた手紙もあったが、同じ日の手紙(逃避行その23*臨床心理士Uさんへ)と内容がそのまま被っていたので書くのを省略した。

Uさんへ


最近はほとんど将来のことについて私が触れることがないので、両親とぶつかることなく比較的平和にすごせていますが、いずれ将来のことを考え、実行に移そうとするときに両親がまた騒がないか心配です。

今の平穏な生活が逆に怖いです。


大概、両親と喧嘩になるのは将来のことと、お金のことが多いように思えます。

いつもなにかしら足を引っ張られては精神的に強いダメージを与えられるので、その時が来るのが非常に怖いです。

両親に相談するのではなく、先生やUさんに将来のことは相談したほうがいいのかもしれませんが、養ってもらっている以上、両親とも話をしなければいけないことも出てくると思います。


いつもの喧嘩パターンは「私が話を持ち出す→母がヒステリックに騒ぎだす→それを見ていた父が、母がヒステリックになったのは全部私のせいだ、と言って怒鳴りだす→父と母2人がかりで私を責めだす」と言った感じです。


父は母がOKならば、自分もOKと言った性格をしているので、母が騒がなければ平穏にことが運びそうですが、将来のことを話すと母は必ずと言っていいほど取り乱すので、いつも上手くいきません。


お金のことで騒ぎがちなのも圧倒的に母のことが多いです。

母がお金のことでひどく心配になるのは母方の祖母の影響が非常に強いのではないかと思います。

母方の祖母は祖父にお金のことで苦労させられていて、そのことが原因で緑内障にまでなった人なので、そういう祖母を見ていた子供たち(母たち)としてはすごく不安になったと思います。

実際、お金のことに対する不安感が母は異常に強いように思えます。

たまたま私の事で出費がかさんだ時は、母になにか言われるのではないかといつも非常に怖くて不安になります。



この間ふみのちゃんとお話してすごく気持ちが明るくなったと同時に、すごく疲れました。

ふみのちゃんに会った次の日は疲れきってほとんど寝ていた感じです。

ですが、精神的にいい刺激になったようで、小説の序章を書くことができたのです。

前に「案山子」のお話をしたと思うのですが、まだ行くのは早いでしょうか?

ふみのちゃんと会って疲れたのは人に慣れていないせいだと思うので、少しずつ人に慣れていったほうがよいのではないかと今回のことで考えさせられたのですが。

「案山子」を利用するのは予約制だと聞いているので、もしかしたら月2回とか、月に1回のペースでも利用できるかもしれないのです。


2018年5月31日

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