表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精神科医への手紙  作者: 新兎和真
11/49

逃避行その6*臨床心理士Uさんへ

Uさんへ


表面的には父親の影響が大きいようで、内面的には母親の影響がかなり大きく、母のことを詳しく書くのは勇気がいり、「書こう、書こう」と思いつつも書けなかったので、少しずつ小出しにして書こうと思います。


母と私の子供の頃の関係はかなりベッタリした関係でした。

今思うとまるで恋人みたいで気持ち悪いです。


母と父はスピード結婚だったので、母は早い時点で父に幻滅していて、その分私に依存していたような気がします。


ほぼ母の言いなりだったので、母は未だに「あの頃は本当に素直で可愛かった」と言いますが、いい子ぶっていただけで、いい子ではなかったなぁ~と思います。


その頃のしわ寄せが今現在にきてる感じです。例えば、キキララです。


私は子供の頃実はキキララが大好きでしたが、母に「ださーい! そんなの買うの?」とか「キティちゃんのほうがパッとしていていいじゃない!」とか他のキャラを勧められるまま購入したりしてました。(今もたまーにあります)


自分で選んだようなキャラも(ポムポムプリンとか)自分が好きで母も好きだから選んだような感じです。(やっぱり、これも未だにあります)

その反抗からか、今は持ち物や部屋がキキララだらけになっています。


母に何事も許可を取らないと不安になります。

母にいちいち許可を取る必要なんてないのにおかしいと思いつつ、母に確認をするとすごくスッキリするのはすごく変です。


最近は意識して許可を取らないようにしてみたりすることもあります。

やはり、すごい不安になります。

自分で選ぶと滅茶苦茶にされる、という恐怖があるからかもしれません。


母とは父以上にトラブルが多かった(命に関わるようなことはない)のに、ショックが大きい出来事が多いせいか、なかなか具体的なことが思い出せないので、大人になってからの出来事を書きます。


私は20代前半、自分で稼いだバイト代で東京へ旅行に行こうとしたことがありました。

私はゆっくりしたかったのでホテルに泊まろうと計画していました。

その話を聞いた母が「ホテルは高いから、東京の叔母(母の姉)の家に泊まれ!」と強引に叔母に「娘が泊まりに来るから」と約束してしまいました。

それを無視してホテルに泊まる、という選択は不可能な状況でした。


叔母は母のことを快く思っていないので、一人で遊びに行くとひどく当たられるのではないかという心配がありました。

私は嫌がり、「やめて!やめて!」と母を止めましたが、無理矢理電話されました。

結局、叔母の家に泊まることになり、やはりトラブルになり、予定より早く家に帰ってくることになりました。

その時、空港に迎えに来た父と母が異常にニコニコしていて気持ちが悪かったのを覚えています。


2018年1月18日


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ