47話 -新たな能力-
「はぁああああああ・・・・・・・・・」
力が、漲る、染み渡る。
心地いい。最高の気分だ。まるで極上の温泉にでも浸かっているかのよう。全身の筋肉が弛緩して頭がぼーっとする
薺。
目の前にいて不安そうにこちらを見ている薺。
ついさきほどまでは、到底勝つ見込みのないと思うほどに、力の差を感じていたが、それがだいぶ近づいた気がする。
「大丈夫だ、薺。なにも問題はない」
そう言ったが実際はそこまで大丈夫でもない。体が痺れ、目が霞み、立っていることが出来ず座り込んだ。
だが分かっていた。これは体に害のあることではない。魂が力を取り込んだことの副作用みたいなもの。時間が経てば元の状態に戻ることが出来る。
≪特殊スキルを獲得しました≫
<特殊スキル BlueberryEye>
◎他者の魂を読み取ることで状態、思考の情報を得る事ができる。
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≪特殊スキルを獲得しました≫
<特殊スキル クリエイティブキングヌードル>
◎地球の料理を召喚することが出来る。
◎呼び出すことのできる料理は、「一度召喚したことのある料理」、または、「ランダムで選択」、のどちらかを選んで発動する。
声が響いた。
特殊スキル「狂暴なるラピスラズリ」の効果で盗賊たちの魂を取り込んだことで新たな特殊スキルを2つ獲得した。
「ああ、、」
残念だ。思わず声が漏れる。
非戦闘系スキルだ。
スキル次第では薺を超える戦闘能力を得ることが出来るかもしれないと淡い期待を抱いていたが駄目だった。
「ああ、、、、薺、、任せた、、」
意識が遠のいていく。
白い靄がかかっていく。
黒部 圭太は気を失った。




