老害っているよね(うちのドラゴン頭悪すぎ)
どうも暑すぎて家のクーラーがある部屋から出たくなくてお腹が痛くなったよむです。こまめに外に出ましょう
今回は少し長めです読みづらいかも知れません。
柊たちは8番もといダン=フォールとの戦いのあと王都クリシュナに向かうことに決めた
「君たち荷作りしてくれないかな?特にロンドお前だ」
「何故私がそんな細かいことを手伝わないといけないのだ?」
「あ?何が細かいって?この小屋にあるものは今はもうほぼ全部お前のなんだが全て炭に変えてもいいんだぞ」
「まぁ落ち着くがよい柊よまだ眷属との戦いから”2日”しか経ってないのだもう少し休んでもいいではないか」
「はぁーだから馬鹿ドラゴンはいいか、まだじゃないもう2日経ってるんだよそれと戦ったの俺だけお前ら何もやってない休むのだったら俺だやれ」
「だから小僧は、まったくレディを優しく扱えないのか」
「ほぅ?お前どうやら人間の姿で泡吹いて気絶したいようだな」
「むっ悪かった仕方がない私が手伝ってやろう」
「なんで上から目線なんだよ」
『天夜さんとロンドちゃんは仲がいいのね羨ましいですね。』
「貴様はマール殿の片割れ」
「やぁキューレどうしたんだ?なにか手伝うことはあるか?」
『いいえ気にしないでください天夜さんもう私とマールさんエレインさんの物は終わりましたから後はロンドちゃんだけですよ』
「うぐっ、此奴性格がひん曲がってるのではないか?心に突き刺さったぞ言葉という鋭利な刃物が」
そんななんの緊張感のない会話をしながら黙々と作業は進みやがて小屋の中はとりあえず生活できる程度にして柊たち5人は小屋を出たマールとキューレはどうゆう仕組みはなにかは分からないが柊の中に帰っていけるから正確には3人だ森を歩いているとそこかしこから頭を垂れた魔物たちが出てきて一本の道を造った
「な……んだこれ?」
「お主、知らんのかこの森にいる魔物、魔獣共は全てお主の下僕じゃ、はっはっはっお主は私を倒すことによってこの森はお主の支配下となったずっと私が管理していたがまぁ、お主なら大丈夫じゃな」
え?何こいつずっと寝てた癖に管理してた?はっ笑わしてくれるね
「お主今妙なことを考えておるな?」
「な、何のことかな?なんの」
ちっ、馬鹿ドラゴンの癖に勘だけはいいなまったくおっと危ない危ないまた察せられるとこだった
そんなことを考えながら歩いているとモンスターロードの奥に森の出口が見えた
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「やっと出れたな、なぁ気のせいかな?このモンスターロードのおかげで時間短縮は出来たんだろうけどさ小屋出たの何時だっけ?」
『確かお昼を過ぎた頃かと思いますよ天夜さん』
「ありがとうキューレ、そうだよねで、今何時頃?」
『真っ暗ですね。天夜さんのいた世界の時間で言えば午後10時頃だと思われます。』
「うん、ありがとうキューレそうだよね俺たち”一本の道”を通って約10時間かかったんだよね、じゃあここで問題だどうやってエレインは一晩でこの森に着いたんだ?少なくともここから王都は見える距離には無いぞ?」
「き、気のせいよ天夜さん多分疲れ過ぎていて記憶がおかしいのよ」
「そっかそんなもんか」
『そうです天夜多分気のせいですよ記憶違いですよ。』
マールさんが言うのなら違いないなこれはエレインの記憶違いで気のせいで勘違いなんだな
勝手に納得した柊だがこれはエレインの記憶違いでも勘違いでもはたまた気のせいではない紛れもなく一晩で着いたのだ何故マールが援護したかはこの矛盾が発生しているスキルを天夜に欲しいと思はないで欲しいからだでもこれを知ってしまったら多分天夜は欲しがるであろう
「さてもう今日は遅いからこの森の前で野営するか」
「そうですねここで今日は寝るとしましょうか天夜さん」
「よし、じゃあテントは二つでいいか「設置」。」
柊がそう言うと柊の異空間収納の中から二つのテントが設置された
「まったくもう天夜さんは何もわかっていませんね。」
『そうですね天夜さんは唐変木ですから。』
「天夜はここに来た時からそう朴念仁」
女性(?)3人から意味不明な罵倒を貰いながら俺は片方のテントで寝た、ん?どうした?マールとキューレだって?あいつらは出て貰って俺にプロテクト掛けて大きい女性陣用のテントに放り込んださ俺は小さい2人用のテントださぁおやすみなさい
その頃女性陣サイドでは
「貴様たち何をやっておるのだ?」
「何をって今私たちは天夜さんのテントで誰が寝るかを決めているのですよロンドさん」
「本当にあなたは馬鹿ドラゴンですね」
『ロンドちゃんは天夜と同じ唐変木ですか?』
「やはりマール殿の片割れ貴様は私に喧嘩の売っているのだな?」
『違いますよロンドちゃん私はただ鈍い人がいけないと言っているのです』
「まぁまぁ、ロンドさんもキューレさんも喧嘩しないでロンドさんはこの戦いには不参加ですね?」
「ん?戦いとは?天夜と一緒に誰が寝るかで何故戦いになるのだ私は不参加でよい」
「そうですかこれは女の戦いですロンドさんが参加しないのならいいですさぁ行きますよマールさんキューレさん最初はグー………」
夜は深くなって行った
ん……なんだ?隣で何かがモゾモゾと動いてるまぁここら辺の魔物は俺には危害は加えられないからな獣型の魔物が確か多かったなもふもふしてる奴かな?ちょっと抱き着いてみよう
そう思い横のなにかに抱き着いてみると
『きゃっそんな天夜さん大胆ですね。まぁ寝ていますからただの寝返りですかね。』
やばい、キューレさんでしたか。どうしようかこのまま狸寝入りをするか素直に起きるかどうするかうーむおぉ、そうだ
あのぉ、すいませんキューレさん今これはどういう状況何でしょうか?
『うぅ、天夜さん起きてらっしゃったのですかあの恥ずかしいのでどいて頂けませんか?』
あ、そうだね
「その、……悪いキューレ」
『いえ、恥ずかしかったですがその、いい体験が出来たので良かったです。』
「ん?何だって?最後の方上手く聞き取れなかったんだが」
『いえ、なんでもありません気にしないでください』
「まぁもう遅いしここで寝るか?キューレ」
『いいのですか天夜さんわかりました天夜さんから何もしてこなければ私もなにもしません』
あ、そうだったここで二人で寝るという意味になってしまった俺の理性ガンバ
この夜は何事も無く過ぎ去って行った
「朝かキューレは起きてるマールも起きてるエレインは今起きたさぁロンドは」
「お主らやっと起きたか私はもう準備はできとる」
「なっ何だとロンドがロンドしてないじゃないかどうしたロンドお前はもっとグータラしてる奴だろ」
「何を言っておる。さぁ早く出発だ」
「わかったよしマールたちは行けるか?」
「はいエレインが少し眠たそうですがもう行けます」
「よしじゃあ行こうか」
それから5時間後まだ王都らしきものは見えない
「なぁほんとにこっちで合ってる?」
「はい合っていますよ天夜」
その時後方からガタガタと何かが近寄って来る音が聞こえた
「あれは?……馬車か馬車だ乗せてもらえるか頼んでみよう」
「そうですね天夜私もう疲れてこれ以上歩くの無理」
「よし待ってろエレイン」
「あのすいませんあなた方は何処に向かっている途中なんですか?」
「あなた方は旅の方かな?私たちは商人だよいまはクリシュナに向かっている所だよあなた方もどうかな連れて行ってあげるよ……あなたはエレイン様ですか?」
商人の人がエレインの姿を一目見て気づいた
「えぇ、その通りです私がエレイン=フォン=シャトーです。こちらの方たちに死の森方面から護衛してもらっていましたがやはり徒歩は厳しいようなので乗せてもらえるとありがたいです。」
「はい、別に構いませんそれに死の森付近には多少強い魔物たちが出るそうですからそこから護衛してきてくださった方達もいるとなれば王都までは怖くありませんしな」
「それは、ありがたいです是非とも王都までご一緒させて下さい天夜さんたちもいいですね?」
「うむ、私は構わない」
「俺も、エレインが決めたのならばいい、商人の方よろしくお願いします。」
「えぇ、どうぞ。」
それから小一時間馬車に揺られながら王都を目指しているところに何やら前方に人影が見えたもう視界の奥には王都らしき壁が見えるが”あの人”も乗せていこうと商人の方が言っていたこの人いい人だな名前を聞いたらグッダ=クレストさんというらしいいい人にはいいと言う名前か名は体を表すとは言ったものだね
そうこうしているうちに人影はやがて大きくなっていきそれが人ではないと判断できたのが遅すぎた
「おっと客人かワシも一般商人には手は出したくはないが目的の人間を乗せているとなれば話は違うこの5番少々殺生させていただきます」
そう言った老人はやがてその”異型の両手”を突き出してきたするとそこには大きな水の玉が浮かび発射された発射された水玉は馬車を引いている2頭の馬のうち1頭の頭を抉りとった絶命した馬はバランスを崩してもう片方の馬に倒れ馬車は横転した
「マール、キューレ、エレインを頼んだロンドお前は一緒にアイツを倒しに行くぞ」
「うむ、わかった」
そう、叫んで飛び出した柊とロンドにもう1発水玉が飛んできたすると柊は避けたがロンドはこんなもの避けなくても良いと言って片方の手で水玉を叩き割った
「ふっ、所詮はただの護衛甘いですね弾けなさいワシの”アイスボール”」
今そこにいる老人型魔人は水の玉ウォーターボールではなくアイスボールと言ったするとロンドの左手から徐々に氷が広がりやがて全身を包み込んだ
「なっ!?」
「おいロンド大丈夫かおい!ロンド!」
「ふふっ、無駄ですぞ若いのワシが作ったトラップからは普通の人間は抜け出せぬ安心して先に死ぬがよいわ」
「そうか、ならいいお前誰だ?」
「潔く死を受け入れるからワシの名を教えろというのだないいだろうワシも元人間その時の名を教えてやるわ、わしの名はブリザ=フォルティグスだあの世に行っても覚えておくといい」
「ではこちらも自己紹介をしようか俺は柊天夜一応5番ダン=フォールと戦った者とだけ言っておくよ」
「ほぉ、若いの貴様が5番を討ち取ったのかではワシは手加減なくお前を葬るとしよう」
「それはそれは、スキル発動「全属性耐性」「天翔ける者」」
そう叫ぶと柊は空を翔け空中から5番に向かって土魔法を乱発した
「ほう、相性をちゃんと分かっておるようだなだが甘いな少しばかり苦手だがウィンドウォール」
するとブリザの周りに風の壁が出来上がり土魔法を跳ね返していった
「おいおい、嘘だろ苦手な属性でもその固さかよ」
「お前のような若造とは違って人間の時でもそれなりに強かったと自負しておるまだまだ若造には遅れは取りまい」
「魔人じゃなくても強かったのかよなんで魔人に抵抗しなかったんだよ」
「アレを前にしたらそんな物どこかに吹き飛んだわいアレとあったら死を選ぶことをオススメする」
「そうか、ご忠告ありがとうございます。ひとつ聞いてもいいですか?」
「なんだ?若造冥土の土産に聞くといい」
「それではあなたは魔法が使えなくなったらどうしますか?」
「魔法が使えなくなってもこの肉体で戦い続けるに決まっておるわ」
「そうですかでは、”頑張ってください”」
「若造今なんと言った?」
「これだから年寄りはいいですか?もう貴方は指定された範囲では魔法を使えません」
「何を言っておるそんな嘘は通用しないぞ若造がアイスボール」
5番がそう言っても何も発現しない本当にある指定した範囲では魔法が使えなくなっているのだ柊以外は
「行きますよ?あなたにあげますよ。アイスボール」
「なっ、なぜこんな早いアイスボールが打てるクソっ回避が間に合わん仕方ない」
両手を前に突き出しそのアイスボールを受け止めた5番はその両手から氷が広がらないように右腕は肩から切断し左腕は肘の所から切断した
その時どこからか声が聞こえてきた
「クフフ、5番貴方の負けです今から転移させますそこの護衛の方次は殺しますでは王都で会いましょうクフフッ」
その声が消えると
「ちっ、ここまでか次は殺してくれる柊ちゃんと覚えたからの覚悟するといい」
そう言うと5番はどこかに消えてった
「逃げられたかうーん、外からの魔法は無効化出来ないのかスキルも万能じゃないんだな」
柊の使ったスキルは「一騎討ち」というスキルで自分(治癒魔法は例外)以外の指定された範囲では誰も魔法が使えなくなるというものだこれは自分が仲間が怪我しても治癒魔法を掛けれないというデメリットがあると言うスキルだ
「みんな大丈夫か?」
「うむ大丈夫だ」
「私達も商人の方たちも大丈夫です馬1頭と荷馬車以外は」
「私共は馬車を修復し次第王都に向かいますので少々お待ちを賊を追い払って下さり誠にありがとうございます。」
「いいえ当然の事をしたまでですからそれと、ロンドいつ抜け出した」
「うむあの氷厄介だな私が抜け出すのに20秒かかっていた柊がいなければ死んでおったかもな」
「いや意識あるなら、いざとなればドラゴンモードで脱出出来るだろ?」
「あっそうかそうだな忘れておった」
「やっぱりロンドさんは馬鹿ドラゴン何でしょうか?」
「グっエレインにそう言われると年長者の威厳が無くなる」
「お前に異言なんてあったんだな」
「むっ!お主さっきから私だけでもあんなやつ倒せておったわ」
「あれ?さっきお前俺が居なかったら死んでたかもとかほざいてなかったか?」
「ぐぬぬ」
誤字脱字要望等受け付けています。
どうでしたか?楽しめましたか?