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見た目と中身は伴わないよね。

どうもまたまた更新遅れたよむです。

今回は色んなところからの描写を書いてみました。

それにしてもこの頃暑いですね暑さに負けずに頑張りましょう。

今回また書き方を変えてみました。前よりは読みやすいかな多分

『……』


ここは何処だろうかもの凄く身体が軽い、周りを見渡してみると何にもない、いや、こう言った方がいいだろうか?


「真っ白だなぁ」


だが、その辺り一面真っ白の「部屋」に異物……いや女性が椅子らしき物に座っていた。柊はここで突っ立ったままでは何にも始まらないので話しかけてみることにした。


「あの、すみません。ここって何処なんですか?」


そう柊が女性に聞いてみると、腰まであるこの部屋と同じ真っ白な髪を揺らしながらこちらを見て優しい笑みを向けてなんとも落ち着いた聞き馴染みのある声で


『ここはマスターの夢の中です少しマスターとお話してみたかったのでお呼びしました。』


その事前に用意してあったかのような答えをスラスラと答えてきた女性マールに、


「えっと、″お呼びした″って、どうやって俺の身体は?」


そう、柊は何故寝ているのかという疑問が尽きなかったのである何故なら柊の直前の記憶はある女の人と話していたからだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


遡ること2時間と少々、森の主ことドラゴンのロンドをワンパンして泡を吹いているロンドがようやく起きて話しているところに戻る。

マールの声がロンドに聞こえていたことが分かりマールさんがそのままロンドにお説教を始めたのである。

とうのロンドはマールのことを知っているかのような口ぶりで1度だけだがマールのことを、母上殿と読んだ気がする。ちなみにマールの声は俺にはその時は聞こえなかった。

しばらくすると、頷いたかのようにその大きな頭を縦に振るとロンドの体が発光しだし、徐々にその光が弱まり始めて俺の目が慣れてくるとロンドの体は少しずつ、小さくなっていき成人女性の形になり始め、やがて光が治まると、そこにはエメラルドグリーンのショートボブの髪を持ち、瞳の色は、薄い翠長いまつ毛に整った可愛いよりもキレイ、美しいと言った言葉が出てくる顔つきをした出るところは出……胸はまぁ、……うん。それ以外は抜群のプロポーションと言って差し支えの無い身体を持った女性が佇んでいた。

…………え~っと、ダレデスカアナタハ?あれーあっれれ~?


「どうしたお主、鳩が豆鉄砲をくらったかのような顔をしおって阿呆に見えるぞ。」


うん、この人喋り方はさっきのドラゴン、ロンドだけれども全く持って声質が違うよね、おかしいよね。ドラゴンモードと仮に呼ぶとしようかそのドラゴンモードのときの声はもの凄く低いおじ」


「に、似合ってねぇ~」

「あ?何じゃお主、我の何が似合ってないというのだ?あん?」

「い、いやそのとってもお声が可愛らしいなぁと思いまして。」

「おー、そうかそうかお主にも我の声がいいと言うのだなうん、うんいいセンスしてるじゃないか。」


なにこの人、いや人じゃないけどさ長生きしてるからボケてるのかな?

柊は面倒臭いと心の中で思った……マールさんには筒抜けだけどね


「む、あぁそうだった悪かったよマールこやつを守っておればいいのじゃな」


突然ロンドが独り言(マールと話している)をしだしたと思ったら柊の意識は暗転した


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして現在に至る


「えっとマール?それで、なにを話したいの?」

『はい……あの、マスターまず私に言うことがないのですか?』


なにを言うのだろうか?


「えっと、何も無いね。ここ」


そう柊が言うとマールは頬を膨らませるという行為をした

いつの間にそんな仕草を覚えたのだろうか?

以外にもその冷静そうな言葉使いからは、想像出来ないくらい可憐な、彼女のその仕草はとても癒される


「うん、マール可愛いね」


実は、柊が言った言葉は「仕草」が可愛いの方の可愛い発言だったのだがこの場合は柊が悪い


『こほん、えっと天夜様』

「様はいらないよマール、俺みたいに呼び捨てでいいよ。」

『わかりました。それで天夜、なにを考えましたか?』


柊は、全く意味が分からなかった、マールが柊のことを天夜と呼んだ後に続いた言葉を放つ時マールは酷く冷たい言い方をした。


「どう……したんだ?マール」


柊は、慎重に言葉を選びマールに問いかける。


『いえ、天夜あなたは私とロンドが話していた時になにを考えたのかなにを思ったのか……もっと言いましょうあの低脳が私のことを母上殿と呼んだ時に何を思いましたか?』


そういう事かたしかに俺もあの時引っ掛かったんだよなでも……。


「俺は、マールのことをこの世界の神様だと思うことにするよ。」

『へ?』

『ピコン』

『オリジナルユニークスキル「信じたい者」を獲得しました。既存の「信じる道」と統合し、「信頼」を獲得しました。スキル「信者」を獲得しました。』


マールのような声だが今の表現力豊かな声とは違い最初から聞いている機械的音声だった。


「そうか……キミだったのかずっと見守つてくれていた持つことを赦されなかった方とでも言うのかな、でももういいよ俺がお前を肯定する俺が赦すよ。マールと同じ存在のキミだから俺が持つことを赦そう。そうだな名前をつけようか、助ける、救う……キューレ、うん。キミの名前はキューレだ、いつもありがとねキューレ。それとマール俺から一ついいか?」


『ピコン』

『マスター承認をしました。マスター、ヒイラギ・ソラヤ様を登録しました。これからよろしくお願いします。天夜さん。』

『……くっ……何ですか天夜』


どうしたんだろうマールは

「まぁ、いいやよろしくねキューレ。」

「マール、その姿であっちに「来る」ことは出来ない?それとあっちに居るとき、ずっと付き纏っているあの小動物……兎はなんだい?敵か?」


『気付いていましたか、天夜戻って確認しに行きますか?』


うんそうだなあの兎なんか変なんだよな、どこかで見たことのあるオーラって言うのかな、そうゆうのを纏っていたような……痛っなんか頭が痛いぐっ……

頭痛が止み柊はなぜ夢の中で痛みが走るのか疑問に思ったが直ぐにどうでもいいやと割り切ってしまう。


「あぁ、取り敢えずは様子を見に行こうか」


柊がそう言うとマールは、『では、またお呼びしますね』とウインクして見せたと思ったら意識が霞んでいった。


「はっ、ここは?」


ここは、ロンドたちと話していた場所ではなく、スキルで造った、3分間クッキングならぬ3分間建築で建てた小屋のベッドの上だった。


え~っと、ロンドかエレインが移動させてくれたのかな?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


柊が自分の小屋のベッドで目覚めた頃、王都クリシュナでは、ある事件が頻繁に起こっていた、それは人攫いだ、しかも、攫われた人は全員男性だった。


「国王様っ!」


国王と呼ばれた壮年の男性フィリップス=フォン=シャトーは言伝を伝えに来た兵士の慌てようを見て気遣うように先を促した


「どうしたんだいったい」

「はっ!報告を2件致します。まずは1件目から、また人攫いです今月に入ってから急激に増えましたもう軽く100件は超えています何かしらの対処をお願いしますと国民からの声もありますので何卒よろしくお願いいたします。では、次です。主の魔力反応が死の森から先程消えたとの報告が入りました。以上です。」

「なに?森の主が消えただと」

「はい」


兵士とのやり取りをしているとまた1人兵士がやってきた


「国王様っ!」

「なんだ次から次えとまぁいい報告を。」

「はっ!約一月程前から行方不明になっていたエレイン様の事です旅の行商人の話から一週間ほど前に死の森に入っていったそれらしき人物がいたとの報告が先程入ってきました。」

「なんだとっ!今すぐに森え部隊を派遣しろ!無事でいてくれエレイン」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


所変わりどこかの寂れた古城

「クフフ、楽しいですねぇ本当に動物実験は楽しくてたまりませんねぇクフ、クフフフフ。」


どこかの実験室のようなこの部屋の床には、赤黒い液体が流れていた、部屋の一角には扉があるその扉を男が開けるとおびただしい数の虫が飛んでいた、その部屋は暗く何かが腐ったようなせ返るよううな匂いが漂っていた。男はその手に持った大きな袋を部屋に投げ入れた


「フゥ、楽しいですけどまた壊れましたか。あ~あ本当に″人間種″は弱いですねぇ、最初に連れてきた100匹を使い果たしましたが成功はたったの10匹ですか、う~ん、まぁ、また補充すればいいですけどねぇクフフ、おい、次だ次のを持ってきなさい。」


男がそう言うとさっきのとはまた別の扉から男が人間の男を引き摺りながら入ってきた。


「お前ら、俺に何をする気だ俺は貴族だそさっさと家に返せ触るな魔神どもが!」

「クフフ、おぉ今回は生きが良いですねぇ、これは期待できますねぇククッさぁてじゃあ薬を投与しましょうか」

「貴様!何をするやめろ!」

「クフフ、大丈夫ですよ痛いのは少しの間ですから少しの辛抱です。ククッ。」


男が注射器みたいなものを取り出し人間の男の前でわざとらしくピュッと液体を少し出し不安感と恐怖感を植え付けた男はその注射器みたいなものの針の先端を人間の男の腕に突き刺したすると……


「グァァァガァァグウァァァ」


刺され男はみるみるその形を変えてゆきやがて静かになった


「あ~、今回は結構期待したんですけどねぇダメでしたか」


そう男が言うと形を変えた元人間だった物体が光を放ちまたもや形を変え始めた


「お~、こう言った結果もあるのですかなるほどなるほど素晴らしい期待以上でしたよあなたは。」

「グッ、ワタシハナンダコ…コ…ハ……貴方様は?」

「おぉ、私のことを主と認めたのか素晴らしい成功だお前は11番だそして私は魔王様の眷属12柱の1柱パイモンだ早速仕事だアレクサンドリアを滅ぼしなさい11番」

「わかりました。パイモン様」


11番と呼ばれた元人間は魔人となりアレクサンドリアを襲えと命令を受け闇に消えていった。

誤字脱字要望等受け付けています。

どうでしたか?楽しめましたか?

パイモンは知ってる方は知ってると思いますが皆さんが一般的に知ってるものの名前ではアザゼルですこれからはアザゼルと思ってください。

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