ズルは良くないよね。
風邪かな?知恵熱かな?身体がだるいよむです。
どうも3話目です今回は描き方を変えてみました直ぐにわかると思います。
耀かしいとは程遠いが神々しく落ち着いた雰囲気のある屋根も天井もないどこか昭和風の和室そこにいるとても優しそうな老人がいた
「ふむ、どうやら天夜君はあの機械と話せるようになったようじゃな。あの子の感情は主の持っていない感情を作り出すからなこれは、観察が楽しいのお。」
そう言った老人が覗く畳の下の世界では大きな熊が火だるまになっていた
マールがクスクスと天夜を笑っていると
「あの、宜しいでしょうか?」
そう伝えてきたのは先程魔物に襲われていた所を偶然通りがかったところを助けた少女......エレインが黙り込んでいる天夜に向かって心配そうな眼差しを送っていた、
「悪いな、えっとエレインさん何で君はこんなところにいたの?」
「それ...は」
エレインはどうやら話したくないらしいからこれ以上追求するのは野暮ってものだよね?
「ごめん言いたくないならいいよ俺は暫くはこの森に篭るから。」
「えっ?この森に1人で?そんな危ないですよ。」
うーん俺はこの世界に来てまだ1日も経ってないからもう暫くは様子見をしようかと思ってるんだけどダメかな?マール
『ピコン』
『マスターがそうしたいのならば異論はありません、それに、外の情報は私が必要なものだけ伝えますのでしっかりとこの森の生態系とマスターの環境適応力を鍛えるのにはもってこいの場所なのでご判断はマスターにお任せします。』
そうかうーんそれは暗にここにいろってことかな?
「大丈夫だよ。エレインさんそれよりもエレインさんはどうするの?森の外に送ることは出来ないよ俺ここ何処か分かってないから。」
「そうなのですか?実は私も森の出口が分からなくて...あのっ、もし宜しければっ私もご一緒しては行けませんか?」
という訳で引き篭もり仲間が増えました。エレインを助けてから数日が経ちました早いですね、俺はと言うとここ最近新しくスキルを獲得して小屋を建てました今は2軒目を建てています。もちろん2軒目が俺の小屋だここ数日野宿です。幸いにも雨は今のところこの世界では降ったことはないので良かったです...がマールさんが、明後日雨が降ると言ったのです。これは大変だ!ということで、今回は柊 天夜さんの誰でもできる(普通は出来ない)簡単3分建築をしようと思います。何それ?
って?それはほんの数分前に獲得したオリジナルスキルだよ。また新しく種類が出てきたなややこしいな、話をもどそうほんの数分前突然
『ピコン』
『オリジナルスキル「物体錬成」を獲得しました。』
とさ、めでたしめでたし、この世界なんてヌルゲーなんでしょうか。自分が困った時には必ずこれチートアイテム『神の幸運』なんてチートスキルなんでしょうか、僕楽しすぎじゃない?まぁ、今回は仕方ないけどさよし、今回だけ頼りましょうか
はい、本当にきっかり3分で家を錬成してしまいました。この家作るための素材って何処から来たものなんだろうかマールさんに聞いてみたら何も無いところから生命以外のものは生み出せるってさアハハ......笑えない冗談だねもう、このオリジナルスキル使わない絶対に
「な、なななんなんですかこれっ!?出鱈目すぎますよ。」
「アハハ、本当に出鱈目すぎるよねうん、自分のスキル怖い」
「天夜さんは、どのくらいスキルをお持ちで?ちなみに私は固有スキルが1つと普通スキルが3つです。」
「普通、どのくらい持っているの?」
「私はレアケースのようで固有もちなのに普通スキルを3つも持っているのは凄い神の子だと持て囃されましたわ。どう、私は凄いでしょ?」
「あっうん...スゴイネ」
すいませんごめんなさい固有スキル今は3つ持っててオリジナル1つ普通スキルは、もう数えてません多分まだ増えます本当にごめんなさい。マジでこの世界理不尽
ほんとこんなこと言ったらあなたは本当に人間ですか?と聞かれそうだもちろん俺は人間だけどね。つい最近この世界に来てつい最近この全てのスキル覚えたんだけどね...本当にごめんなさい。
「なんでカタコトなんですか?」
「ごめんなさい」
「なんで謝るんですか?」
仕方がないぶちまけようか、そう思い俺が色々スキルを持っているのと説明したら案の定
「あなたは本当に人間ですか?」
と、言われた泣いていいかな?この言葉を言っている時のエレインさんの絶望の表情は未だに目に焼き付いているもう一度言う、本当にごめんなさい(あれっ?俺悪くなくね?)
「さてとじゃあ探検でも行ってくるかな、エレインさんも来ますか?」
「私は人間ですよ?」
「お願いします俺も人間ですからそんな目で見ないでください。」
もう本当に泣いていいかな?
「あのすいません少しからかっただけですからそんなに気を落とさないでください。それで?今日は何を探しに行くんですか?」
「あぁ、今日は薬草を探しに行こうかと思ってるんだけどどうかな?」
「薬草ですか、ポーションでも作るんですか?調合スキルをお持ちなのですか?」
「うん、さっき欲しいなって思ったらスキル獲得出来たよ。」
それにしてもこの世界やっぱりファンタジー世界だな、本やアニメだと、元の世界の知識を持っていて無双するとかあったけど俺は、もうスキルがチートだからなでも、せっかくの異世界だし楽しまないとな。
「ほっほほ、どうやら順調のようじゃな、それにしてもあやつ、いったい何をしておるんじゃ?遊んどると新しいのを送らなければならないからのぉ。」
優しそうな顔をした老人は悪い顔をしてそう呟いた
『ピコン』
『新しくスキルを獲得しました。オリジナルスキル「欺く者」』
これはマスターのではありませんこの世界で初めての私のスキルそれが「嘘つき」とは悲しいことですが、確かに間違ってはいませんね。さてとまた外の情報が入って来ましたね、これはあぁ可哀想に国が1つ無くなってしまいましたか。これは伏せておきましょう、異界の魔物ですかまたややこしくなりそうですね『あの人』にどう説明しましょうかいやもうこの事態は知っているでしょうから何かしらの手は打っているでしょう。
「グルルガァァァァ!」
とても動物とは思えない声が森中に響き渡った。
誤字脱字要望等受け付けております。
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