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居眠りしたらいけません。

初投稿です誤字脱字等こうしたほうがいいというご指摘ください。

読みにくかったので編集しました

 

 辺り一面広大な牧草地、青い空、白い雲、小鳥たちがさえずる......なんて夢みたいな景色はやはり『夢』であった......。

鼠色の空、所々から上がる噴煙、人々の雄たけび、怒声そこはまさに 『戦場』 であった。


 窓からの光が眩しく目を覚まし.......たわけではなく先ほどの夢で飛び起きたのだった。

 「はぁ、なんだ今の妙に生々しい夢は」

 ベットから飛び起きた(比喩ではない文字通りの意味で飛び起きた)俺は置き時計(目覚まし時計)の針を見てまずいことを思い出したかのように徐々に顔が青褪めていった、そう.......それは。


 「ち、遅刻だぁ~」


 そう、月曜日の朝.......もう手遅れな時間であった。


 「遅いぞひいらぎ


 そう言って俺を咎めてきた先生に


 「あぁ~すいません先生、気お付けます」


 と、まぁほぼ無理なことを言って席につき教科書、ノートを出し机に顔をうずめた。すると.......爽やかな風が吹いてきたと思ったら急に落ちるような感覚......いや落ちているのだ天から真下に急降下しているのだった。


 「な、なななんなんだぁ~」


 やばい、どんどん地面が近くなってきてる激突したら確実に


 「死ぬぅ~!!うわぁ~」


 やばいやばいやばいどうすれば近い!!地面がっ!!


 『ピコン』


 どうしよう、どうする、クソッ!!


 『ダイジョウブデス』


 「何が大丈夫だよ!!」


 唐突に聞こえてきた(少し違う頭の中に直接話しかけてきた)機械的音声に悪態をつくと。

 「うわっ」


 急に景色が変わった。


 見渡す限り木、木、木ここは森林だ。

 「とりあえず助かったのかな?」


 地に足がつくってこんなにも安心できるのか初めて知った。ここにずっといても埒が明かない移動してみるかそう思い歩き出した、辺りをキョロキョロと見渡すと変なことに気が付いた。


 「なんだこれ?」


 元にいたとこの図鑑やネットで見たことがない植物ばかりがこの森林には多く自生していたのだった。


 『ピコン』


 またか


 さっき落下中に聴いた音がまた頭の中に聴こえてきた


 『「観察する者」を獲得しました。このスキルの説明は必要ですか?Yes/No』


 先ほど聞いた音声(いや今は声のほうが正しいか)よりも流暢りゅうちょうに話しかけてきた声に対して俺は……


 「YESだ。そしてお前は誰だ?」


 傍から見るとひとりで言っているので超恥ずかしいが周りには誰もいないから大丈夫だよね?(確認はしていない二つの意味で)


 『ピコン』


 『わかりましたご説明します。それと「お前は誰だ?」と言うにはお答えできません。』


 なぜ?なんで?


 『ピコン』


 みたび同じ音が響くと


 『私にはあなたたちのような「名前」といわれるものがありません。ですから「お前は誰だ?」と言う質問にはお答えできません。』


 なるほど、しかし名前がないと「おい」だの「お前」とかって呼ばなければならないから不便だな


 「名前つけてもいいか?」


 『ピコン』


 『わかりました名前をお付けくださいマイマスター』


 マスター?誰が?俺が?まぁいいかそれよりも先ずは名前だそうだなsi〇iとかかな?ダメか、う~ん、

あっ‼そうだ


 「よし、じゃあお前の名前はマールだ」


 『ピコン』


 『承認しましたこれより私はマールと名乗ります。』


 なぜマールと言うのかは簡単で安直だ機械マシン人形ドールをコイツから連想したからだマシンドール縮めてマールだ、な?簡単で安直だろ?


 ここに来て頭の中だけれども初めて話し相手を手に入れたのであった.......。しかしまだ彼は知らない、ここは違う世界なのだ異世界なのだ、それに気づくのは後程のお話で。


 「いいのですか?」

 「なにがじゃ?」


 そう話している落ち着いた雰囲気の若い女性と年老いた優しそうな老人がいる輝かしいとは落ち着ている雲の上の壁も窓もない部屋で


 「なにがって違う世界の者をこちらの世界に連れてきていいのですか?と言ったのです」

 「あぁそのことかいいわけがないじゃろう」

 「ではなぜ?」

 「それはのぅ例外的処置だからというのとわしの権限でどうにかなるわいまぁそれは置いといてあの者はもともとあの世界で生まれるはずがなかった者じゃまぁあの世界で生まれてしまったのだからもともと生まれるはずだった世界にはわしにも送ることはできんがのおじゃがこの世界には今あの者が必要だから仕方がないことなのじゃわかってくれとは言わんがのお。」

 「わかりました。それではこれから私はあの者の傍で観察して参ります。」

 「おぉ、お願いするとしようかの」

 そうして女性はその場から去った。

次回投稿は来週ということでいいでしょうか?

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