表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

豚人間

作者: 人口恐怖種

努力をするために必要な心がけは褒められる意思かもしれません。たとえ他人に褒められなくても自分にとって褒められれば褒められる意思になります。認められることが努力の踏み台になるのでしょうか。

「うがあ!!俺の朝飯とったの誰だ」豚人間が言った。「テメェのえさなんざ食わねえよブタが」人間が言った。

「あった、探し物あった。」感動の再会だ。「ほらあったでしょ?よく見ていいなさい」と人間が言った。

「死にたい」と豚人間が食べながら言った。「生きなさい、どうせいつかは死ぬんだから」と人間は言った。

 朝ごはんを食べ終えると調教の時間になる。ムチでお尻を叩く。よだれが出る。肉がしまるらしい。人間は豚人間に生まれなくてよかったと思った。豚人間は人間のことを信頼している。

 豚人間は昼御飯を食べ始めた。「美味しい」といいながら黙々と食べる。ガツガツ。人間は豚肉を食べる。「ああ、美味しい」といいながら黙々と食べる。豚人間はこれが豚肉だということを知らない。「豚と一緒に食べるとご飯が美味しくない」と人間が言う。「ごめんなさいもっといい豚人間になれるようにムチで打たれます」と豚人間はいう。

豚人間は夜ご飯まで自由時間になっている。豚人間は寝ながら人間のことを考えていた。僕は人間の言うことを聞いてもっといい豚人間にならないとダメだなあと考えた。

夜ご飯になった豚人間は「ああ、美味しい」とご飯を食べる。おかわりをもらおうとしたので皿を差し出した。人間は「お前は日頃何もしていないから食べさせるご飯はこれだけしかない」と言ってもらえなかった。豚人間は明日からご飯を少なくして磨きをかけようと思った。豚人間は落ち込んだがもっといい豚人間になろうと強く目標を保って今日はすぐに寝た。

朝ごはんの時間になった。「ああ、美味しい」といいながら少しご飯を食べて残した。人間は残しているのをみて「なんで残すの」と怒った。豚人間は「ご飯を残すことでもっとよくしようと思った」と言った。人間はご飯を残していた。

朝ごはんの後はムチをいつもより三万回近く打たれた。豚人間は我慢した。これも人間のために頑張って努力をしようと思った。無事に終わると人間は褒めてくれた。「よく頑張ったね」と言った。

豚人間は毎日続けることを目標に頑張って努力をした。

何年もかけて豚人間は磨きをかけて成功した。人間は「おめでとう。」といい豚人間をダンボールに入れて出荷した。

人間はお父さんとお母さんに褒められた。

他人の努力を奪うことは許されません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ