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The Fate.  作者: Nam0Zan
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序文 ー運命ー

始めまして。宜しくお願いします。間違っている部分がありましたらTwitterアカウント@common179まで報告していただけると有難いです。感想等も良かったらお願いします。

ー【運命】それは、人間の意思や想いを超えて、人間に不幸や幸福を与える力の事。又はその巡り合わせのこと。


人間は時に、其れを深く信仰する。時に、自分に好都合があった場合感謝する。時に、酷く恨む。また、時に其れに自分の身を任せ、生きる気力を失う者もいる。

要は、人間は自らの人生を都合良く自分自身を納得させる為、「運命」というものが在るという確証が無いのに信じてしまう。


…実に愚かだ。

何故信じるのだろう。そんなのを信じるのは地球上の生物でただ人間だけ。自分の人生をまるで「運命」に縛られているみたいだ。そんなのを信じず、もっと自分の意思で、自分の思うままに自由に生きれば良いじゃ無いか。


唯、当然そうはいかない。時には自分の思いどうりに行かないことだって在る。就職、受験、友情、恋愛…

なんだってそうだ。其処を直ぐに諦めてしまい精神を安定させようと


「これは運命なのだから」


そう自分自身に言い聞かせてしまう。そこがいけない。

そういうキツイことがあっても、ツライことがあっても、絶望するようなことがあっても、しっかりそれに立ち向かい、自由に生きる。それこそが本当にいい人生と言えるのでは無いだろうか…


そもそも、「運命」とは誰が創り出したのか、何のためにそんなものを創り出してしまったのか…

其れは誰にも解らない。

唯、其れが必要だと神が我々に与えたのならば、運命は必要だろう。

悪者が人間を地の果てに堕とす為に創り出し他のならば、運命は信仰しないべきだろう。

語学や感情が発達してしまった人間ならではの疑問だ。


人間は「運命」という「見えない何か」と立ち向かわなければいけない。時には肯定し、時には否定する。そういったことも必要なのかもしれない。


ではもし、これからの自分の全ての「運命」が決まっており、見えたら貴方はどうする?

いつ何処でどのように転ぶか、いつ会社や学校でどういう理由で何分どのように怒られるか、いつ誰と結婚するか、いつどんな病気にかかるか、


いつ死んでしまうか…


それらが全て解ったら貴方はどうする?

生きる気力を失う?絶望する?それでも否定し続ける?ただただそれに服従する?


…其れとも運命を自らの手で無理矢理変える?


どれも間違いでも無い。自分が選んだ道なのだから。ただ、運命に人生を支配されてしまうのは事実。

「運命」という見えない最大の敵に捕まり、絶望するか、唯従うか、否定し戦うか、貴方ならどうするか…

その選択によって人生は大きく変わる…



さあ、この話に登場するただの男子高校生はどのような選択をするかな?

どこにでもいそうな普通の高校生が、自らの人生をどう歩むか…



普通で、平凡で、それでいて最高な「人生の選択」

これはたった一人の人生の話。道ですれ違ったただの面識のない一般人だって、物凄い長い長い人生を自分の手で選択し歩んでいるんだ。誰だってそう。


さあ、平凡で複雑で奥深い…最高の人生の物語が始まるよ…



ん?私は誰だって?

私だってただの一般人だよ。


それじゃ、また。

硬い感じになってしまいました。次回から主人公が出ます。


そういえば、タコってお腹が空くと自分の足を食べちゃうらしいね。共食いならぬ自分食い?

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