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AOI 第77話

 大晦日の夜の様な寝落ちだった。朝は、母の声で起きた。携帯を見ると7時。いつもより短い睡眠のはずだが、質が良かったのか、体がすっきりとしていて、目もパッチリと覚めている。まだ、7時なのにと思ったけれど、ガバッとベットから起きられた。私と弟にとっては春休みだけれど、母にとっては平日、普通にいつものようにお仕事に行く日。部屋のドアを開けて、隣の弟の部屋のドアをたたく。部屋の中から寝ぼけ声が。弟は、私のように、質の良い睡眠ではなかったのかな。階段を降りて居間のドアを開ける。

 「おはよー。」

 台所に立っている母が、私を見て声をかけてくれる。私は、こたつの上を見て、揃っていないものを、戸棚からとって運んで並べる。いつもの朝だけど、週末の予定、イベントがあるからか、私はウキウキしている。居間に入ってきた弟は、速攻でこたつに入って、昨晩のように、首まで入っていた。すごく、眠そうだなぁ。いただきますをする時も、結局そのまま寝ていた。春休みだしなのか、母は弟に声をかけなかった。母と私で、テレビを見ながら、あーだこーだと話ながら、朝ごはんを食べていた。

学校がある時は、私が少し急いで食べて、母は少し余裕があるように食べているように見えていて、今は、逆。母の方がいそいでご飯を食べているように見える。

 「行ってきまーす。後、よろしく。」

 と、母は、すっと居間を出て行った。私は、箸を置いて、母を追って、玄関へ鍵をしめに。

 「行ってらっしゃい。」

 「行ってきます。」

 と、玄関のドアを少し開けて、母の車を見送る。車の中から片手をあげて、行ってきますの合図?私も、もう声は届かないから、手を振りかえす。家の前の道路を家の壁沿いに沿って走っていく。母のまっすぐを見ている横顔を見て、玄関のドアを閉めて鍵をかける。居間に戻ると、部屋にテレビの音が流れている。弟は、本当に眠いのだろうな。気持ちよさそうに寝ている。結局、口を開けてねているし、こたつの中だから、汗をかいて、風邪を心配して、起こすようになってしまう。

 「おーい。朝ごはんだよー。起きろー。」

 弟が、うーんと背伸びをした。つかさず、

 「風邪ひくよー。」

 と、言うと、また、うーんと背伸びをして、今度は、もそもそと起き上がってきた。

 「あれ、お母さんは?」

 「もう仕事へいったよ。」

 「うわっー寝ちゃった。」

 弟は、テレビの時刻を見て、1時間とちょっと寝ていた自分に驚いていた。味噌汁は冷めてしまっているので、電子レンジで温め直した。ご飯は、炊飯器に戻して少し混ぜて、また、よそった。

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