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3・ライフキーパー①

 部屋から岩盤をくり抜いて作ってある階段を上がってバルコニーに出ると、頭の上には砂糖袋に入っている全ての砂糖を夜空にまいたくらいの星の海が広がっている。一日の終わりの就寝までの僅かの時間でこの星空を見ることにしている。宇宙が好きで宇宙の不思議に魅入られている自分には至福の時間だ。都会では満天の星の光を見る事はできない。それどころかちょっと前までには見ることが出来たはずの僅かに光っていた星が暗闇に消えて見えなくなってしまう。関東地方の各県でも星は綺麗に見ることができるけど、信州から見る星空が特にお気に入りだった。いろいろな星や星座を探している時間は楽しく短くてあっという間に空が白んでいったものだ。だけれども今の星空の中には、知っている星も星座もどこにも見ることがない。

「地球の衛星は月だけったったしなぁ」

 少なくともここからは月よりも見かけで小さそうな衛星を三つ見ることができる。肉眼では確認できないもっと小さいものもここでは廻っているかもしれない。

 寝転がってボーっと星を見ていると睡魔が襲ってくる。ここで寝てしまっては身体に悪いので部屋に戻ろうと階段を下りようとしたとき、コンコンコンコンコンっと鈍い連続の音が下の部屋の奥と背中側のバルコニー下方から聞こえてきた。誰かが入り口に設置してある叩き板を備え付けの木槌で叩いているようだ。

「こんな時間に来訪者?。村の誰かが来たのかな」

 階段を静かに下って玄関の方に念のため足音を立てずに歩いて行った。小さな村なのでみんなの顔は承知しているが、横に細い筋状の覗き窓から外を見たが来訪者の持っている灯りの位置が悪いのか顔が陰になってしまってよく見えない。ひとり身の女性の家でこんな時間に安易に扉を開けるわけにもいがず、いっそ留守を装うかと思っていたら、今度は叩き板を叩く音と一緒に来訪者の声も聞こえてきた。

「コーウェン村の外れ、岩盤洞窟のニーナ・パッシィフィールドの家を訪ねてきた」

 そのとおりで合っているけれど、そんな大きい声でフルネームを叫ばないでほしいかな。そしてこんな時間に来る男性はちょっと嫌かな。

「アザの町のミランの紹介です。紹介状もあります」

 女性も一緒にいるのか。ミランの紹介なら会わない訳にもいかないか…。

 返事をして重い入り口扉を上に上げて二人を招き入れたが、寝るつもりだったので人に見せる格好ではなかった。隣りの小部屋で少し待つように伝えてから奥の部屋へ上から羽織れるものを取りにいった。


 ミランで聞いてきて紹介状も出してもらったということはなんらかの依頼者だろうし昼間に訪ねてこられたら飲み物の一杯も出すところだけれども、時間が時間だし二人とも切羽詰まって慌てている感じの顔が見て取れたのでこちらも警戒したくなる。

「俺はソードファイターのガルス・フォンド・ホナンーヴ。隣りはアタックウィザードのマノウ・パファ・ホナンーヴ。探索者だ」

 部屋の灯りを灯しても薄暗くて姿全部がはっきりとはわからないけれど、その恰好を見れば探索者なんだろうなと思うよ。受け取った紹介状を読んでみて明るくなるまで待てなかった理由は理解したけれども、手遅れ感が否めない。


 二人はホナンーヴの町の探索者で、ガルスは新人ファイターの育成訓練もおこなっていた。最近になってアザの町から歩きで約三工程のところに異界生物体の巣が新たにできたので、新人二人の実践訓練とウィザードとの連携訓練をおこなうためにマノウを雇ってその巣の中に入っていった。新しくできた巣には比較的弱い異界生物体しか出てこないので初心者の訓練場にされることは珍しくない。

 はじめのうちは順調に倒しつつ進んでいたのだが、新しくできた巣のわりに分岐が著しく正確なマッピングが必須な状況になっていた。それでも初心者向けの訓練場だと決めつけていたので、容易に出口へ戻れるだろうと高を括ってなにもせずにそのまま奥に入っていった。

 割と広い場所で携行食での体力回復と休息をとっていたときに足音もさせずにいきなりそいつが襲ってきた。

「ヴィンゼン!」

 胡坐をかいて坐っていたファイターのヴィンゼンの顔があったところに、こんなところにいるはずのない中型の異界生物体の頭頂部が見えていた。ブチュッという鈍い音がヴィンゼンから発せられると、頭のなくなった上半身が腰から前方に倒れていく。倒れた首のところからは体液が噴き出して見える。

「ナッシュ、逃げろ!」

「撃ちます!、後ろに逃げて!」

 マノウが放った火炎系の攻撃魔法が異界生物体の頭頂部から顔の範囲を襲う。ヴィンゼンの近くにいたもう一人のファイターのナッシュは一度異界生物体から距離をとったが、ソードを構えて攻撃に移行しようとしていた。

「ダメだ!、さがれ!、お前では無理だろ!!」

 無理だと言われたナッシュは瞬間ガルスを睨んだがすぐに二人の後方にさがった。

「やつの後ろを見て!、一体だけじゃない!!」

「中型五体!、まだいるかも知れない!。この戦力ではちょっときついぞ!」

 マノウがもう一発の魔法を先頭で向かってくる異界生物体に打ち込む。

「お前は先に出口へ行け!、後から追う!!」

 ナッシュは躊躇したが、状況を把握しろとガルスに怒鳴られ、近くの通路に入っていった。

 中型一体を斬り倒して二人は中型の体躯では入ってこられない通路に飛び込んだ。中型の異界生物体が二体連なってそのまま通路に向かってきたが、通路のふちに阻まれて入れずに暴れて通路の入口を壊そうとしていた。

 二人がそこから巣の出口にたどり着くまでには通路の分岐分岐に惑わされ、半工程くらいの時間を費やす結果となってしまった。


「巣の入口にはナッシュは待っていなかったんだ」

 ニーナの口調は静かだったがかなりの呆れ声が混じっていた。ろくな調査も情報もなく初心者訓練に最適な場所と決めつけて巣の中に入ってみたら強い敵がでてきて死にかけました、いや死にましたってのは、前にも体験しているしなぁ。異界生物体の巣じゃなくて魔王城に通じているはずの通路だったけれども。

「あなた達二人が巣から出るのにそんなに時間がかかっているんなら、新人探索者一人で分岐だらけの暗い道を無事に出口までたどり着けていたとは思えないかな」

「そう考えるのが普通だよな。一人で先に行かせたのは少しまずかった」

 新人二人のうち一人は眼の前で頭をかじられて絶命。もう一人は巣の中に取り残してきてしまって生死不明。ガルスの両手こぶしは白くなるまで自分への怒りで強く固く握られていた。

「紹介状は読んだけど、自分ができることは時間的にもなさそうだけれども?」

 俯いていたガルスが顔をあげて立ち上がった。

「それでもまだ生きている可能性を信じたい」


 二人が巣を出てから走りどおしで一と半工程でアザに戻ってきたが、深夜であったために救援に加わってくれそうな探索者を探すことができなかった。探索者の情報掲示板が置いてある食事処が開いてからファイターとウィザードを掲示板で探して何人かにあたってみたが、町の近くの巣に中型の異界生物体が何体もいることを聞くと、小規模のパーティで向かう案件じゃないと取り合ってくれなかった。町に近すぎると危惧した探索者がいて町長に状況が伝わったが、町の内外の探索者を集めて体制を整えてあたるべきであって、すぐに救援パーティを出せる話しではないだろうと一蹴されてしまった。

 町に戻ってきて既に一日半は経過している。何箇所かの食事処のパーティ募集掲示板に緊急案件として掲示もしてみたが、詳細を聞きにきた数名の探索者も他の探索者と同様の反応だった。この町では助けになってくれそうな探索者のあてにはなりそうにない。装備と備品と携行食を見直し確認し揃えてから、もう一度二人で巣に行こう。食事処ミランで食事をとりながらそう話しをしていたら、ミランの主人が声をかけてきた。

「慌ただしくメンバーを探しているのはあんたたちだけだからな。よく目立つ。掲示板も見たぞ」

 誰か助けになる探索者の心あたりでもいるのかと期待をしたが、人探しと救出が目的ならライフキーパーを探さないのかと聞いてきた。ライフキーパーは考えてもいなかった。探索時のパーティの荷物持ちのイメージしかなくて戦闘時には戦闘にも加わらないので、あまり用のないプロフェッションとしか思っていない。積極的にパーティにほしいとは考えないので、食事処にも専用の掲示板はなく、他のプロフェッションの隅っこにたまに貼られる程度しかない。俺たちにも今は必要がないので話しを切り上げようとした。

「時間が経ちすぎているからなんとも言えないけどな。腕の確かなライフキーパーが必要なら後からでも声をかけてくれ」


「それで自分のところに来たの?。ミランのご主人、ちょっと持ち上げすぎ」

「ニーナなら俺たちの助けになるだろうと言っていた」

 むやみやたらと依頼を受けるつもりがない自分は、家族ぐるみで昔から懇意にして信頼しているミランのご主人が、この案件ならばと判断したものしか受けていない。紹介状はそのためのパスみたいなものだ。

「確認したいことがあるんだけれども、良い?」

「なんだろう、なんでも聞いてくれ」

「探していたのは戦闘系探索者なのに、戦闘に参加しない自分はいらないんじゃない?」

 ガルスの頭が上に少し上がった。隣りに坐っているマノウは自分に眼を向けた。

「アザで俺たちのことを真剣に気にしてくれたのはミランだけだった。ライフキーパーなら人探しに役に立つ可能性を教えてくれたのもミランだ。その人が勧めるニーナに助けを依頼したい。もちろん商売も入っているんだろうけれど、食事処で怪しげな探索者の紹介はしないだろう」

 大丈夫かな。ミランのご主人、自分のことを盛りすぎてなければいいけど。

「時間が経ちすぎていると思うけれど、その覚悟ができていて、それでも探しに行きますか?」

「もう死んでしまっているかもとか、やつらに喰われているかもとか、思ってしまうけれども、それでも生きていると信じていたい」

 ガルスの覚悟はわかったかな。育成者も育成される者も個人の責任で探索者をやっているんだから、大概はそこまでする必要もないかもしれないけれど、自分の責任として強い意志を感じる。

「マノウもそれで良い?」

 ずっと自分に向けられていた眼に決意の色がうかがえた。

「わかった。この依頼受けることにします」


 今は岩盤洞窟の自宅の中、ずっと奥まで通じる通路を掘った先にある、温い水が湧き出てくる風呂のようなところでマノウが身体を洗っているはずだ。自分の近くにはレザーアーマーを外したガルスとサンドル車馭者のカトマミンが、木椅子に坐っている。

 依頼を受けた直後、受けたのは間違いだったかもと頭がクラクラしそうになった。ガルスがすぐに出発しようと言い出したのだ。

「なんの準備もしていないのに出られるわけがないでしょう」

 聞いてみると、自分が承諾したらすぐに出られるだろうと算段して、アザの町から乗ってきたサンドル車を村の出入口にそのまま待たせてあるんだという。

「このあたりには異界生物体は殆どうろうろしないけれど、夜行性の野生動物は村の近くにもいるのよ!。襲われたらどうするの!。早く行って馭者を連れてきて!」

 サンドル車というのは地球でいうところの馬車のようなものだ。コモドドラゴンっぽい体躯だが足は三対あり結構な速度で重たい物を長時間引っ張っていける乗り物と考えて良い。馬車よろしく馭者が操縦する。その馭者を一人置いてきているということだ。さっさと連れてきなさいと言うとマノウが馭者のところへ出かけて行った。

 このガルスという男、責任感は強くて悪い人じゃないのだろうけれど、考えが浅くて思考力判断力にも疑問がある。気を付けておいた方が良さそうだ。

 マノウが馭者のカトマミンを連れて戻ってきたので簡単に段取りを話した。

「出発するにしてもいろいろと準備が必要になるから、早くても出発は明日の明るくなってからになります。それにあなたたちは少し休んだ方が良いです」

 マノウとカトマミンはすぐに承諾したけれどもガルスからは不満そうな態度が見て取れる。

「それと」

 一拍おいてガルスとマノウを交互に見る。

「二人とも、もの凄く、臭いです」

 探索者はひとたび出かけると戻ってくるまで何日何工程も出かけた時と同じ着衣と武具のままで行動することが多い。なので途中で泉とか川とかで身体を洗ったり着衣を洗濯するような機会がなければそのままなので、必然的に体臭が時間とともにきつくなっていく。手持ちの荷物は携行食と飲料が最優先になるので替えの着衣などはまず最初から除外されてしまう。

「そんな臭いままで異界生物体の巣に入ろうなんて考えてないでしょうね。あいつらに『食事か入ってきた』と喜ばれるのがオチよ」

 日本なら『鴨が葱を背負ってやって来た』でも通じるけれど、そもそもここにはカモもネギもないので意味がわからず通じないよね。

 ガルスのレザーアーマーとマノウのウィザードローブは替えがきかないので特殊な脱臭をしてあげるからと脱いでもらって預かった。通路の奥に風呂のような部屋があるので順番に身体を洗って、一緒に衣類を洗ってきてと伝えたら、専用の風呂を持っているのかと驚かれた。

 衣類を洗うと乾くまで着るものがなくなってしまうので、三人にポンチョのような服を渡し、この世界でも下着ではなく布を晒のように巻きつけて着けているので、自分お手製の白い布切れを渡した。早い話がパンツとブラジャーだ。異界生物体と生死をかけた戦闘をしようとする探索者がキツキツゴワゴワな晒で身体を巻いていて良い動きができるはずがない。自分に依頼に来た探索者に渡すために予め作り置きしている。服でもなんでも布自体がここでは貴重品なのでこれにも驚かれた。三人とも下着は見たことがないはずなので着け方も教えた。動くのが楽だと好評価のようだ。

 マノウには二階の空き部屋を案内した。ガルスとカトマミンは一階の空き部屋に一緒に入ってもらった。ここでは日本のような四季はなく大体が日本でいうところの春から夏の間の気温を保っている。なので掛布団がなくても敷布団さえあれば泊まる人が増えてもなんとかなってしまう。一人暮らしが貴重な敷布団を何枚も持っていることにまた驚いていたけれど。


 バルコニーの方から階段に淡く陽光が差し込んできている。二階からマノウが下りてきて木のテーブルにうつ伏せてしまっている自分の肩に手をおいてゆっくりゆすってきた。寝ぼけまなこでマノウを見る。

「朝です」

 ひと言呟いたその足で男連中が寝ている部屋に行って同じく起こしているようだ。

「寝ちゃったんだ。準備し忘れていること、ないかな…」

 依頼を受けると決めた以上、万全な体制を整えたい。生物なんてちょっとしたことで簡単に死んじゃうからね。文明レベルは低いけれども今のこの世界は割と気に入っている。なので、死んじゃってまたどこか知らない世界へ転生するのは天寿を全うしてからにしたいものだ。

「簡単なものだけれども朝食を用意してあります」

 起こされた二人とともにマノウ達がテーブルの方に来たのでそのまま坐らせておいて、台所から一見握り飯に見えるものとスープを人数分運んでみんなで朝食にした。ここは地球ではないので握り飯に見えるのは当然ながらお米ではないこの世界の別のものだ。お米ほどではないけれどもそれでも粘り気と甘みもあって割と美味しい。


 食後にガムフレーバーリーフティーを淹れたけれども男どもはがぶ飲みで優雅さの欠片もなかった。カトマミンは早々に立ち上がり、出発の準備があるからと着替えてサンドル車を止めてある村の出口に向かった。サンドルにも食事などなど世話が必要だものね。

 乾いた衣類と脱臭の完了したレザーアーマーとウィザードローブを渡した。二人とも眼の前で貸していたポンチョのような服を脱ぎ、衣類とそれぞれのプロフェッション着衣を装着していく。探索者が着替えるときに廻りをいちいち気にしていても仕方ないのだろうけれど、せめてこういう場所では男女別々に着替えてくれないかなっ、と突っ込みたくなる。

「本当に臭くなくなっているな。しみ込んでいたものをどうやって消したんだ」

 レザーアーマーに鼻をくっつけて勢いよく吸い込んでみているけれども、元々のレザーの臭いしかしないはずだよ。


 着替え終わったところで二人に対して最後の確認事項を切り出す。

「巣に入ってからの戦闘行為については、その判断を二人に任せます」

「当然それは俺に任せてもらおう」

 うんわかっていないね。やっぱりガルスに任せていては命がいくつあっても足りなそうだ。

「それ以外の行動については、自分の判断に従ってほしいのだけど」

「なっ!」

「ナッシュが今この時にも生存していることを願うなら、わずかな記憶とか勘とかで巣の中をあちこちあてもなく彷徨ってもらうわけにいかないのは理解できるよね」

 心あたりのあるという顔で瞬間的に憤りをみせた顔が上書きされた。

「ニーナに任せればナッシュをすぐにでも見つけられるというのか!」

「少なくともあなたよりはね」

 探索者としてのソードファイターというだけではなく新人の育成も請け負って異界生物体と戦い、それを生活の糧としているプロフェッショナルを自負しているだろうに、自分よりも若いライフキーパーごときに探索者としての甘さを指摘されて穏やかではなかったが、なにも言えなかった。

「わかりました」

 ガルスの右腕に手を置きながらマノウがかわりにこたえた。口数が少なくて物静かでおとなしい感じだけれどもマノウの方が芯がしっかりしていて信用できる印象を受ける。

「もう一つ聞いてほしいことがあるのだけれど」

 なにか言おうとしたガルスを左腕で遮って、マノウが無言でうなずいた。

「巣の中での自分の行動だけれども、見たことは他言無用にしてくださいね。紹介状にも依頼受諾時の重要事項として書いてあります」

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