オマケ回 キャラ解説3
「次は円卓編だと言いましたが、アレは嘘です。」
「な、なんですってーー?」
「棒読みリアクションありがとうございますパーシヴァル卿。」
「いえいえ、それで? どういうことですの?」
「あー、いや、うっかりアタシの解説を忘れてたんだよな。」
「本当はパー子までで区切って、フィーネとククルゥちゃんを一緒に解説する予定だったんすよね。」
「それが勢い余ってフィーネまで解説してしまったから、ククルゥの枠があぶれてしまったと、そういう事だな。」
「相変わらずガバガバですわねー……」
「テンションで執筆してるっすからね、ちょくちょく設定に矛盾出るとかしょっちゅうっす。」
「それは公言しない方がよろしいのでは……」
「まあ気にすんなって事で、アタシの解説行くぞー」
ククルゥ ラフ
「おお、やっぱり可愛いっすねー!」
「ん-、まあアタシの体っつうか親友の体だからな、アタシ本体はただの不定形の触手だぜ?」
「え、触手状態でその親友と知り合いましたの?」
「ああ、友人になってからはコイツの姿を模したりはしてたけどよ。」
「その辺りに関してはいずれ本編で語ると思いますので、今は割愛させていただきますね。」
「はーい、そんでククルゥちゃんについてっすけど、ぶっちゃけ見た目はゴスロリ幼女っすよね。」
「まあそうだな、ちなみに服のシルエットに関してはクリオネをイメージにしてるぜ?」
「あー、ぱっと見綺麗ですけど食事シーンとかエグいですわよねアレ。」
「可愛らしさの中にある異質さがちょうどマッチした形ですね。」
「そうっすねー。ああ、そういえばククルゥちゃんの出身がクトゥルフ神話系で確定したっすけど、ククルゥちゃん自身も眷属かなんかなんすか?」
「いや、アタシ自身は特に関係ない自然発生した一般触手だな」
「一般触手。」
「すこし補足いたしますが、神話由来の生物の他に、当然ですがこちらの世界固有の生物も存在いたします。ただ、そうした種族も一万年以上の長い時間の中で各神話の影響を受け、一部の例外を除いて神話ごとに対応した姿になっていることが多いですね。」
「アタシもそうして対応した結果の一つって訳だな。ただ、生まれつきアタシは自我があった上位個体で、これでも百年くらいは生きてるんだぜ?」
「ロリババァ触手ゴスロリギザ歯幼女!?」
「最早呪文だな。」
「つっても殆ど生まれた森で生きてたからな、昔出会った奴に端末の代わりに自分で術式を構築する通信の使い方や、色んな術式の仕組みについて多少教わったが、それからこの身体の本来の持ち主に会うまでは通信眺めて日がな一日ぼーっとしてるSNS廃人見たいな生活してたぞ?」
「ごふ! 地味にオタクに刺さる言い方は止めるっすよククルゥちゃん!」
「わかりますわー、政務とか片付けてる最中は終わったら積み本読もうと思ってたのに、いざ終わるとぼーっとネットを眺めてる時ありますわよねー……。」
「……疲れた社会人の様な感想は止めたまえ……」
「まあ、今んところ話せるのはそんなもんだな。あ、戦闘に関しては期待しないでくれ、コイツの体を傷つけたくねぇから自衛以上の事はしないからな?」
「私達としても、貴女を傷つけさせるつもりはありませんとも、ククルゥ様。」
「感謝するぜ、フィーネ。」
「と、言った所っすけど、流石に尺が余ってるっすね……」
「でしたら、こちらの方々の解説といたしましょうか。」
モブ二人 ラフ
「あら、私達?」
「遺骸の時以来だな、みんな覚えてるかー?」
「おやお二方、なんか見た目変わって無いっすか?」
「ええ、次の章で再登場することになったから、それに合わせてアイコン作り直したのよね。」
「因みに前のアイコンはそのままモブキャラ用に使ってくから、今後は目のあるなしで区別してくれ、な?」
「なお再登場の経緯だが、異世界物の割にエルフとかの出番が無さ過ぎではないか? と思ったからだな。」
「おいおい、その理屈だと俺は嫁のオプションかよギラファの旦那?」
「あら? 私の添え物じゃあ不満?」
「いいや、俺の居場所はお前の隣だからな、そこに居られるなら添え物だろうが付属品だろうが構いやしないさ。」
「バカ、並び立つなら対等でしょ? 私は自分を際立たせる為に貴方を選んだつもりはないわよ。」
「おーいバカップル、唐突に惚気かましてないで帰ってこーいっす。」
「貴女がそれ言う資格は無いと思いますのよ蜜希?」
「失敬な、私とギラファさんはこの世界の中心なんすから、私達の惚気は全ての事象に優先されるんすよ?」
「どういう天動説採用してるんですか?」
「やだなあフィーネ、世界は地動説っすよ? ええ、遥か昔から世界は太陽の周りを公転していて私とギラファさんが太陽っす。」
「空気じゃなくて非常シ気を吸って会話するの止めませんこと? というかモブ二人の解説ですわよ。」
「モブいうなモブ。――んで俺達についてだが、装備とかはこの世界の傭兵としては割とスタンダードな物だな。」
「そうね、私のローブは味方以外からの認識率を下げる加護が掛けられてるし、術式攻撃への耐性も高いわ。」
「俺の鎧は防護術式の焦点具だな。腹とか結構無防備に見えるが、胸当てとかから発生してる力場が他の部位も防護してる感じだ。騎士とか隊列組む連中は全身鎧だが、俺みたいな特攻タイプは機動性重視の軽装が主だな。」
「なるほど、じゃあ武器が地味に近未来的なのは何でっすか? たしか伝承に由来したものの方が効果が高いって話しっすけど。」
「それに関しては、大まかな加護や術式の適応範囲が『武器種』に由来するからですね。」
「ようはその武器が剣として認識されるものなら、材質や細かい形状などは関係なく加護の対象になると言う事だ。」
「そういうこった。俺の剣の鍔元についてるカートリッジだが、アレは刀身に様々な加護を掛ける為の物だな。基本使い捨てで、用途に合わせて属性付与だとか純粋な切断強化だとか使い分けてる感じだ。」
「私の弓は折り畳み式で弦の張りや弓自体のサイズを調整できる型ね。弓本体にカートリッジを装着できる奴もあるけど。戦闘中の変更に手間取るから私は矢で対応してるわね、その分ちょっと値が張るのが悩みどころだわ。」
「この辺りは国や個人でも様々なところだな。襲名者の武具や神話級礼装などは実際に神話に基づくデザインの物が多いが、それも千差万別だ。」
「つまりカッコよければ何でもありって事っすね?」
「まあうちのトップが巨大ロボで大暴れしてましたものね……。」
「あはははは……さて、では今回はこういった所で、次回こそブリテン組の解説ですね。」
「大丈夫か? 唐突にアメノミナカヌシ達神道組の解説とか始まらねぇよな?」
「彼女たちはまだ解説出来る程登場してないっすから!」
「グダグダですが、それでは皆様、また少々お待ちくださいませ。」
「ばいばーいっす!」




