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W  作者: maow
82/175

W 第一部 第二話 60

「お前が秋を殺したのか」

「そうだよ」

「っ」

「待って春樹」

引き金を引いた

瞬間

ボン

「ぐあ」

銃が爆発した

「はるきー」

優の意識が一瞬、冬華から逸れる

その一瞬、冬華は目にもとまらぬスピードで春樹の横を通り過ぎていく

「まて」

優が後を追いかけようとするが

シュン

「っ」

キン

冬華はもう一本持っていた包丁

おそらく、優用の

を彩夏へ向けて投げてきた

それを剣で弾き飛ばしてホテルの外に出ると

エレベーターのドアが閉まるところだった

間に合わないか

ドアが閉まる寸前、満面の笑みで手を振る冬華が見えた


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