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W 第一部 第二話 60
「お前が秋を殺したのか」
「そうだよ」
「っ」
「待って春樹」
引き金を引いた
瞬間
ボン
「ぐあ」
銃が爆発した
「はるきー」
優の意識が一瞬、冬華から逸れる
その一瞬、冬華は目にもとまらぬスピードで春樹の横を通り過ぎていく
「まて」
優が後を追いかけようとするが
シュン
「っ」
キン
冬華はもう一本持っていた包丁
おそらく、優用の
を彩夏へ向けて投げてきた
それを剣で弾き飛ばしてホテルの外に出ると
エレベーターのドアが閉まるところだった
間に合わないか
ドアが閉まる寸前、満面の笑みで手を振る冬華が見えた




