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W 第一部 第一話 22
「たっだいまー」
優がドアを開けると、部屋の中はまっくらであった
「おお、もう、もうーまた電気つけないで」
優はまっすぐリビングに向かう、ソファに腰かけて外の景色をボーッとみる人影が一つ
「ダーリン、ただいま」
バックハグ
「おつかれ」
足音で後ろにいるのは分かっていたのだろう
その人影は特にびっくりした様子もなく返す
優は抱擁を解くことはなくむしろ強く抱きしめる
事件を解決した後は、やっぱり体も心も興奮したまんま
それに今日はいつもより早く帰れた
そして、ぼくたちは夫婦
つまり、そういうこと
人影も優の意図は分かっているのだろう
頭を撫でて
「今日は、一緒にお風呂に入ろうか」
「うん」
優は少し照れたように返事をした
二人はしばらくの間見つめあうと
口づけをした




