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W  作者: maow
22/175

W 第一部 第一話 22

「たっだいまー」

優がドアを開けると、部屋の中はまっくらであった

「おお、もう、もうーまた電気つけないで」

優はまっすぐリビングに向かう、ソファに腰かけて外の景色をボーッとみる人影が一つ

「ダーリン、ただいま」

バックハグ

「おつかれ」

足音で後ろにいるのは分かっていたのだろう

その人影は特にびっくりした様子もなく返す

優は抱擁を解くことはなくむしろ強く抱きしめる

事件を解決した後は、やっぱり体も心も興奮したまんま

それに今日はいつもより早く帰れた

そして、ぼくたちは夫婦

つまり、そういうこと

人影も優の意図は分かっているのだろう

頭を撫でて

「今日は、一緒にお風呂に入ろうか」

「うん」

優は少し照れたように返事をした


二人はしばらくの間見つめあうと


口づけをした





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