六話 スキルを確認しよう〜チートって知ってる？
現実逃避は、ここまでですね。
切り替え切り替え！
=================================
職業:アーチャー(主婦)(最適化中)(自由設定可能)
名前:(最適化中)(自由設定可能)
種族:人間(最適化中)(自由設定可能)
LV.1(自由設定可能)
HP ：C(最適化中)(自由設定可能)
MP : D(最適化中)(自由設定可能)
生命力：C(最適化中)(自由設定可能)
精神力:C (最適化中)(自由設定可能)
筋力：C(最適化中)(自由設定可能)
俊敏力：C(最適化中)(自由設定可能)
知力：C(最適化中)(自由設定可能)
魔防御：D(最適化中)(自由設定可能)
運：C(最適化中)(自由設定可能)
スキル
戦闘用
弓道、気配操作、身体強化、火魔術、土魔術、光魔術
一般
料理、鑑定、話術、生活魔法
（隠密、覇気、詐術、全魔導）
ユニークスキル
アイテムボックス
(完全看破、完全偽装、完全模倣、インベントリ)
エクストラスキル
(Q&A、ネット通販、MAP、メール機能、最適化、全自由設定、変幻自在、多重人格、#知全能）
《異世界人》《巻き込まれし者》
（《勇者》《絶対者》《存在する非存在》《すべての最適者》）
=================================
まず、すべてに”最適化中””自由設定可能”とあるのはなんぞ？
アルファベットはもう後でいい！
じっとその二つを見ていると説明文が表示された。
《最適化
その時その時の最良にステータスなどの全てを合わせる。
例:目立ちたくない、でもスルーされるわけにもいかない場合→今の状態》
あ、召喚直後に考えたな！これのおかげか！ありがたやー今何故か目立たずここに居られるのもこのスキルがあったからか！
《自由設定
どんなステータスでもいじり放題！心身にも反映できる。
しかし、相手からの攻撃はバレないように無効化する。
例:魅了をかけられても効かないが、相手には少しは効いてる感触がする(笑)。
ステータス表示を変えることもできれば、実際に相手のステータス自体を変えることも可能。
例:正義のステータス称号に
《召喚者が認めたクソ野郎》
を記載可能！(๑•̀ㅂ•́)و✧
例:神官のMPを0に、属性魔法を消去する事でただの雑魚にできるΣd(´∀｀o) 》
顔文字まで出始めた、だとΣ( ꒪□꒪)‼
あり寄りのありだな！
てか、これチートじゃね？
魅了の例が果てしなくキモいがなΣ(⚙♜⚙ )
あとステータス弄る例が私の心にぴっちりハマるのよね！
ghostが囁くのよ！(笑)
=================================
スキル
戦闘用
弓道、水魔術、土魔術、光魔術
一般
料理、鑑定、話術、生活魔法
（隠密、覇気、詐術、全魔導）
ユニークスキル
アイテムボックス
(完全看破、完全偽装、完全模倣、インベントリ)
エクストラスキル
(Q&A、ネット通販、MAP、メール機能、最適化、全自由設定、変幻自在、多重人格、#知全能）
=================================
あとのスキルは、名前で大体わかるよね。完全看破と詐術のおかげで絶対遵守の契約魔法に気付けたのか？
《完全看破
鑑定の最上位交換。
相手の全てを見透せる。その前には嘘も偽装も深層心理さえも丸裸。
相手の抱いた感情もわかるので危険察知にもお役立ち！やろうと思えば読心術も可能！対象は無機物から有機物、神さえもその範疇》
、、、人間不信になるやんけ！伏魔殿にいる今は心強いけども！
ずっと読心術を使い続けるのは無理、こえーよ！！！
ん？あれか？感が冴え渡っていたのはこれのおかげ？毒とか毒とか毒とかな！
《詐術
話術、表情、目線など自分の全てを使い相手をこちらの思い通りに動かすことができる。
相手にも第三者にもこちらの誘導には気づかれない。》
こわっ！
でもこれなきゃ海千山千の王侯貴族どもとは渡り合えないよねー(遠い目)
必要だな、ここ敵地だもんよー(涙)
あとは魔法だな、魔術か？魔導？？なにが違うのかわからん！
全魔導ってことはなんでもできるってことよね？
《全魔導
この世界で発現できる魔法、魔術、魔導を自由に使いこなすことができる。属性などの概念はもはや無意味。
想像できるものはすべて実現可能。》
ええぇ、、、概念が無意味て！
なんなの？創造魔法的なナニカ？
スルーしよう、、、治癒系は習得したい。
最後にエクストラスキル、、、全力でスルーする！
今いらないよね？！
でもネット通販は
《ネット通販
地球のどんなものも購入できインベントリに収納される。支払いはMPでできるので主人の場合は無限に買える。
食材から日用品、核兵器まで、なんでもござれ！》
うん、核兵器はスルーだ。私はなにも見ていない。
あと食品はありがたい！安心して食べれるものが欲しい！
日用品も洋服とか欲しいしあっちの便利用品とか役立ちそうだし！異世界転移あるあるだな（笑）！
MAP便利そう。ゲームみたいにわかるならこの部屋の安全か保証される！
《MAP
任意の地図を詳細に出すことができる。詳細の規模は任意に設定可能。
現在はユニークスキル完全看破と併用した事で生物、無機物、その他に敵か味方かその他かがわかるよう色分けしてある。相手の名前なども知ることが可能。
敵:赤 味方:緑 その他:白
悪意の種類も任意で色分け可能。
例
黒:殺意、桃色:情欲、赤紫:嫉妬 、黄色 :蔑視
赤褐色：怒気、灰色:害意など》
ゲームより高性能じゃね？
あ、視界の邪魔にならないとこに表示されてるわ！
一応周りには誰もいないね、そこそこ離れてるところに白い点がふたつあるけど
= =================================
職業:騎士(第二騎士団副団長)
種族:人間
名前:マックス＝ミュリオーズ(白:感謝)
年齢:47
状態:王の命令にて召喚者の部屋の階層へ続く下り階段を警護中
性格:責任感が強く、真面目。厳しいがその分フォローにも回るため人望がある。フォローに第二騎士団長の尻拭いなども含まれる(笑)
LV.45
HP : 3000
MP：2000
生命力：3000
精神力:1500
筋力：2000
俊敏力 1500
知力：1500
運:40
スキル
戦闘用:
剣術、槍術、盾術、格闘術
身体強化、水魔法、
一般:
馬術、料理、生活魔法、資料整理、礼儀作法、剣舞
称号
《第二騎士団のおふくろ》《第二騎士団の良心》
================================= ================================
職業:騎士(第二騎士団、隊長、魔法剣士)
種族:人間
名前:リード(白:安堵)
年齢:35
状態:王の命令にて召喚者の部屋の階層へ続く上り階段を警護中
性格:思い込みが激しい。他力本願で無神経な部分があり協調性が長けているため周りにはバレていないが、わかる人にはわかる。
LV.38
HP : 2500
MP：1000
生命力：2000
精神力:500
筋力：900
俊敏力 800
知力：700
運：20
スキル
戦闘用:
馬術、剣術、槍術、盾術、格闘術、
身体強化、水魔法、土魔法
一般:
生活魔法
称号
《魔法剣士》《みんなの弟》
=================================
うん、ステータス詳しくない？てか心覗けてない？
性格が文章で書きだされてるんですか？
てか生命力と精神力とか平均値レポートになかったよね？
ふたりともなんだ？感謝と安堵って(遠い目)
—————————————————————
『マックスは感謝していた。近衛ではないため、謁見の間にはいなかったが、勇者様のお一人は既にこの国のために戦う決意をしてくださったのだから。他の方々も冷静に話ができる状態でこちらを攻撃なされることもないという。いきなり異世界に呼び出されたというのに、なんと聡明でお優しい方々か。
王の命令で、かの方々の部屋に侵入せんとする不届き者を近付かせぬよう警護の任を仰せつかった。
マックスは勇者様方への感謝を少しでも返せるように任務に勤しんでいる。』
—————————————————————
おい！小説か？！音読すんな！
てか何？心の声？なんかマックスのところだけ声が違うよ！本人の声なの！あと顔がわかるよ！
なんで！茶髪のイケオジでしたよ？！
説明のところは無機質な女性の声だったよ！
トラックのバックするときに聞く
「バックします。バックします。」の声！
、、、ならもう一人の安堵はなにかな？
—————————————————————
『リードは安堵していた。未曾有の危機、大規模モンスタースタンピート。リードは見てしまっていた、王都を囲う頑丈な外壁の上から見渡す限りの魔物の群れを。群れの大半を占める屈強なオークが下っ端のように見えた。きっとオークの上位種たちもかなりの数いる、そしてそれらに指示を出すオークキングも複数。
きっとオークキングすら超える存在がそのまた後ろにはいるだろう。
恐怖で体が震える。騎士であるリードですら。
他国からの援軍はすぐそこまで来ている。しかし、間に合うかどうか。
王は決断された。
勇者召喚。
この世界に伝わる古の術。
未曾有の危機が訪れし時、異世界の強者を召喚し助けを求める方法。
そしてそれは成功した！勇者様は既にこの世界を救うと宣言なさったそうだ。残りの女性たちは困惑されているようだが、勇者様が断言なさったのだ。きっと悪いようにはなさらないだろう。
あとは勇者様方と時間を稼ぎ援軍を待つだけだ。王から部屋の警護を任されたが何故こんなに遠いところでするのだろうか？まぁいい。
きっと、異世界に来て不安な思いをされているのだろう。この任務、しっかりと努めなければ。』
—————————————————————
うん、わかってた。知りたいと思ったら音読されるって。なんか内容はともかく情熱◯陸みたい。
そしてリードはイラッとくるな。残りもの扱いかよ！(怒)
鈍い金髪の少し幼く見える顔でしたよ、子供かと思う中身から来てるのかな？はは(笑)
あと正義のことがただ漏れな件。
そして、リードよ！お前らが部屋から離れてんのは信用されてないからだよ！私達にな！
王少しは考えてんな！ここで勝手に他の貴族だの教会だのが私らに手を出してきたら鉄拳制裁くらいはします。もう疲れてんです。
こんなもんかーと思ってたらMAPのアラートが鳴った。
ん？アラーム？ん？
あ、正義が起きた！しかも、赤だ！
詳細詳細、、、赤褐色、怒気？なぜに？
=================================
職業:勇者のたまご(魔法剣士)
種族:人間
名前:基山正義(赤褐色:怒気)
年齢:16
状態:召喚者達により拘束中、この理不尽(笑)にお怒り中
性格:世界の中心は自分だと無意識に思っているため人の話を聞かないし、わかりやすい善悪に囚われやすい。視野狭窄に陥り続けていて周りが見えていない。(笑)悪い意味で主人公体質と言える。
LV.15
HP : 2000
MP：1000
生命力：700
精神力:250
筋力：300
俊敏力 200
知力：500
運：30
スキル
戦闘用:
剣術、火魔法、風魔法
一般:
カリスマ
称号
《異世界人》《勇者のたまご》
(《魔法剣士》《召喚者が認めたクソ野郎》)
=================================
————————————————————
正義は怒り狂っていた。
なぜ自分がこんな惨めな姿で拘束されなければならないのか。
猿轡で言葉も話せないことに正義は一粒の涙を流した。
真希も桃香もどこかおかしい。いつもなら僕の言うことを否定したりしないのに。きっと誰かが彼女達に何かしたのだ！ここは異世界、魔法でもなんでもありだ。
さっきも契約魔法がどうのと言っていた。
まさか、さっきのいけすかない神官が彼女達に契約魔法で僕を否定するように言ったのだろうか？
きっとそうに違いない。王様は僕に頭を下げてきたし姫様は僕にキラキラした目線を向けてきていたし、彼女たちは僕の味方だ！
あの神官は僕が縛られているのに何も言わなかった。
王も姫様も何も言わなかったが、きっと神官が横で魔法を使って従わせたのだろう。
どこの誰とも知れない男に強制されて僕をこんな目に合わせた彼女達はどんな気持ちでいるだろうか。
早くここから抜け出して、彼女達を慰めなければ！僕は何も気にしていないと言ってあげなければならない。
そして彼女達とこの世界を救わなくては！
————————————————————
げーーーー！！！！
きっも！わっさキモい！ひーーーーー！！！
どこまでお花畑思考なんだよ！
いーーやーーーだーーー関わりたくない！
、、、MAP使って遠い対象に魔導とか使えないかな？睡眠魔法とか？
あっ、寝た(笑)MAP＋魔導かなり強い！
よかった(இɷஇ )怖い！
正義対策しなきゃ！
ホントやばい奴しかいない！何故か同じ拉致被害者にもやばい奴がいるし！
ああああああ！とにかく正義対策！
