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六十五話 下衆神よりもゲスがいた〜まさかの側近が屑で下衆!

女性を襲わせる計画の話があります!叩き潰しますが!それと同じような報復もします!

性欲処理要員という言葉が出てきます!

小児性愛者が出ます!

合意の上でのそういう話もあります。愛人話があります!大丈夫な方のみどうぞ!





セフィラケトルを正義と同等扱いして晒し者にしたパレードも終わりを迎えた。


アバロン帝国の皆様にもその事がしっかりと刻まれた事だろう。

ええ、誘導や洗脳はしましたが?

正義=セフィラケトルってだけね?同レベルって刻み込みましたが?それがなにか?


ァ,、'`(.ꏿωꏿ.),、'`'`,、


まぁ、何故こんなことになったかというと下衆神ことセフィラケトルに恐怖と黒歴史を味合わせている間に、なかなかにいい嫌がらせを思いついたのだ。とあるド屑死にさらせ!野郎とともにね。


ならやらない訳がない!(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ


セフィラケトルがされて嫌な事をキュートさんに聞いたところ大まかに言えば三つあった。


見下される。記憶を弄られる。オフィーリアを失う。


うん、嫌なことが少ないのはコミュニケーション不足で知らないだけだ。

今後はそれらも実体験させながら見つけていこうと思っているよ(笑)


セフィラケトルこと下衆神は見下されるのが大嫌い。

だから即位式とパレードで最底辺生物正義と同格だと宣言して回ってもらってた(笑)

すでに即位式も終わったのでそのことは大陸共通の認識になるだろう(笑)

ほら、嫌がらせを練ってる間にいかに正義がアレな存在なのか正義視点で見てもらってるからさ、セフィラケトルには。

心の底から正義が底辺だって分かってるよ!(確認済み)

そんな存在と同じ(笑)ざまぁ(笑)


あと記憶をいじられるのが嫌、まぁ誰でも嫌でしょーな!

ついでにオフィーリア大好き、キモいほど、ストーカーするほど。


しかもこいつ、色彩と美貌でアンネリーネに手を出す気満々の変態野郎だった。

オフィーリアと同じ色彩だからって手を出しすぎじゃね?馬鹿なの?

いや馬鹿な変態だった!キモ!Σ( ꒪□꒪)‼


一応過去を検索して、下衆神が関係を持った女性の中に不本意だった人がいないかどうか調べたところ、いなかった。

安心した。切り取るとこだった(笑)。


お相手はだいたいが皇帝もしくはカクシネーツェ公爵家のような神職関連のお偉方に説明されて、その地位を希望した女性たちだった。

うん、自ら希望してるんだよ。性欲処理要員は固定で十数人は随時いたらしい。

名目上は《神の侍女》として仕える貴族の子女である。

お手付きになっても、結婚できないとかはない。

逆に条件のいい結婚が可能になるらしい。意味不明。

まぁ神の栄誉?を得た女性として、神も手を出したくなる美貌の女性ってことで《神の侍女》はブランド化されてたみたいです。アバロン帝国限定だが。

まぁ下衆神の性癖のせいで嫁げないなんて迷惑極まりない話だし、でも下衆神の性癖は変わらないし、でのブランド化なんだろうと思う。



まぁ無理やりでないならどうでもいい。

でも、今回勇者一団に媚薬を盛ってきたカクシネーツェ公爵家のアイルは問題山積みである。

まず、この人《神の侍女》ではない。当たり前である。

皇帝ルクレウスの筆頭婚約者候補だったんだからね!

なのに、何故か合意の上で下衆神と関係を持っちゃってるわけだ。

しかも、私は裏でルクレウスの側近である、とある伯爵家三男君(21)が動いていたのを知っている。


なんでわざわざ、即位式の一月半前にルクレウスの筆頭婚約者候補を下衆神に食べさせるような真似をしたのか。 


まずカクシネーツェ公爵家当主(43)のお妾さんを覚えているだろうか。

彼女は元伯爵家四女(28) で公爵家の三男(13)次女(12)の母である。

うん、このお妾さんは側近君の姉です。

どうやら筆頭婚約者候補アイルは母や兄達と一緒にこのお妾さんに嫌がらせをしていたようです。


同じ邸に住んでいるわけではないんだが、お妾さんの邸に回す侍女を性格の悪い伯爵家以上の家の娘にしてみたり(公爵家の妾になれたことを妬んだり蔑んだりして結構な嫌がらせをする)、その方々に不妊薬を盛らせたり(基本耐性の魔道具で大丈夫だけど精神的によろしくない)、子供ができてからは対象に子供も含めてきたり(小児性愛者の使用人を回したり)、まぁ色々していた。

主に正妻がね。


アイルは夜会であったら嫌味を言うくらい、16歳なら普通思春期ど真ん中、元の世界ならお父さんと洗濯物を同じにしたくないような年頃だ。

さぞ父親の浮気なんてキモかろう。

でもまぁ貴族としての教育を受けてるので嫌味を言うくらいですよ。

実際はね!私が調べた限りでは、そこまで酷くはない。


一般的なアバロン帝国の貴族は、愛人に寛容。

後継とその予備が出来たら、責任を全うしたとしてお互いに自由に暮らす。

まぁ、家のため他家と関係を深めるために、嫁がせる娘や婿入りさせる息子を用意することも仕事です。

まぁカクシネーツェ公爵家は息子2人それぞれ二十代後半がいるし、ルクレウスと年代的には近い娘アイルもいる。十分仕事はしたといえよう。


ただ当主が馬鹿なのだ。うん、頭はいいのに馬鹿なのだ。

例え愛人容認傾向にあるアバロン帝国でも、正妻の立場を考えてあげるのが当たり前。もちろん逆も然り。

なのにここの馬鹿当主、15歳も下の伯爵家四女名前はタイールさんにベタ惚れした挙句、彼女が望んでもいないのにわざわざ結婚式まであげた。

普通に馬鹿である。常識を疑うレベル。


普通愛人を公に発表して式なんてあげない。

公然の秘密というやつで誰が誰の愛人だとかはみんな知ってる。下手に隠して手を出したのが実は格上の家の愛人さんでした、とか笑えないからだ。


しかし愛に生きる(笑)当主は、それはもう何でもかんでもタイールさんタイールさんで、大きな夜会には普通愛人さんなんてパートナーとして連れて行かないのにも関わらず、タイールさんを連れて行く。

皇家主催のものでもね!馬鹿じゃねーの!よくこの親で筆頭婚約者候補になれたな!

Σ(⚙♜⚙ )

逆にここまでだと愛人タイールさんが嫌いなのかと思うね!

周りからも、皇族からも部を弁えない愛人呼ばわりされるよ!


でもまぁ、そこは腐り果てても公爵家当主、周りの噂も上手いこと正妻の出来の悪さのせいにしてたわけで。

正妻が熱心な宗教心を理由に夜会などに参加したがらないから的な話にまとめてきたわけです。

事実、正妻は最初の頃は夜会にも出ていたし愛人を連れて行くことを絶対に許さなかった。

でも次第に当主のあまりの言動に疲れ果て、社交からは遠ざかり宗教と子供の教育、あと愛人への嫌がらせに全てをかけ始めた。それが現在まで続いている。

まぁそれでも愛人タイールさんと当主は常識がない人とは思われている。本当に常識ないからね、当主が。

でも正妻も正妻だから、仕方ないね、で済んでいる。


ついでにタイールさんに当主が恋に落ちたのが、彼女が5歳の時、当主が20歳の時である。

うん、息子の婚約者を探すため主宰したパーティーで見初めたんだって、キモいね?

いや、相手二十歳で三十五の男性が恋に落ちるのはキモくない、普通。

でも相手5歳て。想う分には構わんと思うがね?

愛人にしちゃってるしね、早々に!何歳でかは言いませんよ、ええ!


だから別に相思相愛でタイールさんが彼の正妻に収まりたくて、今の正妻を追い出しにかかるとか全然ない。

もう放っといて欲しい、というのがタイールさんの本音だ。もちろんその対象に当主も含まれる!


で、なんでタイールさんの弟である側近君(21)が筆頭婚約者候補を下衆神に食べさせたのかというと、まぁ姉のことはあんまり関係ない。

いろんな情報がタイールさんからガンガンに愚痴と共に、側近である弟に入っていただけの話である。


この側近君名前をダグヌスというのだが、モンフタースタンピートの時に遠見の魔道具で勇者達の魔物殲滅も見てなけりゃ、この間の正義の部屋での話し合いの護衛にもついていなかった。

つまり勇者達の実力も知らなきゃ、偉大なる存在シュフのアレコレも知らない人なのである。

で現在の皇族が大変血が濃くなりすぎていることを危惧する人でもあった。子供がね、出来にくくなるとか色々あるからさ。


だから皇族のお嫁さんは他国から、という主張を続けていて、そういった関連の研究して論文的なものも発表してたりする。

ルクレウスも同じ危惧を持ってたので意気投合、側近に、という感じ。

皇族至上主義でもないので、なら堅実にこつこつ血を薄めていきましょうという考え、優秀だと思いますよ?

でもコイツ、アンネリーネに目をつけていたのだ。ルクレウスの嫁として。

いや、理由もわかるし妥当だとも思う。

隣国の王女、しかも帝国救援の責任者、またとない相手ですよ、ええ!

でも手段がね、、、有り得ない。


まず、宗教に傾倒した筆頭婚約者候補アイルを正妻にした場合、子供の血は濃いままだ。あと母親の影響で愛人側室関連に厳しくなりすぎるって考えた。

姉のタイールさんに色々聞いて、アイルの裏事情的なものを知っていたダクヌスくんは考え過ぎた。

まぁ、タイールさんはどっちかというとアイルに同情的。されるのも嫌味くらいで、正妻とか兄2人に比べれば可愛いものだしね。


しかし弟で、男のダグヌスは女のそういう感じを理解できない。

このままじゃ後宮なんてきっと地獄、人死が出過ぎる!だから排除したいってなった。

ルクレウスにもそこらの情報は報告済みなのだが、筆頭婚約者候補から外すほどか、と言われたらそうでもない。


だいたい後宮なんて地獄である。男の夢かもしれないがね、ハーレム。

正妻からしたら側室なんていない方がいい。自分もその子供も命を狙われずに済むし、そのまま帝位を継げればなおよしである。

皇妃が実際に口に出して、態度にも出して、行動してたら、もしかしたら離宮に幽閉なりなんなりされるかも、、、いや、どうだろう?されなくない?

だって、だいたい血塗れの後継者争いとか、寵を取り合っての殺し合いになるんじゃないの?後宮なんて。

前前帝マルクスは後継者争いで血みどろだぞ?前帝ルキウスもな!


そんで今のアイルはたかが筆頭婚約者候補。

父親の愛人に嫌がらせしてはいるが、まぁそれだけである。貴族にはよくあることとも言える。


そこでダグヌスくんは考えた。余計な事を考えた!

即位式が終わればすぐ皇妃を娶るだろうから、その前に筆頭婚約者候補アイルをまずは排除しようと。屑で馬鹿である。思い込みが激しすぎる。

相手は何度も言うがセフィラケトル宗教に傾倒してる。

なら丁度即位式でセフィラケトルは帝国の宮殿に来るんだから、アイルには皇族に嫁ぐ資格を失ってもらおう。

まぁ、こんな感じに考えた。


アイルもこの世の男には絶望していたので、神セフィラケトルに理想を追い求めていた。

ついでに言うと皇族には《神の侍女》は絶対に嫁げない。

貴族では条件のいい結婚ができても、皇族では問題外になる。

ダグヌスの計画は問題なく進み、アイルは皇族へ嫁ぐ資格を失うこととなった。

アイル的にはそれでも全然良かったみたいです。

まぁ恋敵(意訳)なら見境なく薬を使ってくるやべー奴になってたけど、そこはそれ治しておいた。

目には目を、媚薬には媚薬を。

で、すでに下衆神にほぼ媚薬盛られてるみたいなもんだったからね!治しておきましたよ!

治した直後は茫然自失で、あそこまで自分が醜く見境ない行動に出たことにショックを受けていた。自分の母親を思い出していたよ。

まぁ暫くして正気に帰ったら吹っ切れたのか、今は修道院に行くんだってはしゃいでいたよ!男は懲り懲りだそうだ。

父親、兄2人、あと下衆神ね。

全員があり得ないほどに嫌いだって言ってた(笑)ですよねー(笑)


全く未練がない様に、ルクレウス南無!って感じである(笑)。

でもまぁ、ルクレウスについては何も言ってなかったよ(笑)それがいいことかは知らないけどね(笑)

まぁここまではアバロン帝国の問題である。

アイルに関しては下衆神に惚れさせられた(魅了的な何にかで)ので不問にした。

だってあの状態は酷かったよ、同情するレベルの見境のなさ。まぢ下衆神もげろ!


ここで終わっておけばいいものを、ダグヌスの屑はアンネリーネに下衆神をけしかけようとしていたのだ。

うん、ここで、え?ってなる。

下衆神に手を出されたら皇族に嫁げないんじゃないの?って。

そこがすごく屑で下衆で死ねばいいのにと思うところなんだが、それをネタにダグヌスはアンネリーネ達を脅す気だったようだ。

うん、達ですよ!召喚者達も獲得しようとしていたみたいだね!馬鹿なのかな?


他国の王女を嫁にもらったら、そりゃ今までと違う意味で色々あるかもしれないよね。

でもあり得ないよね!脅すとかね!けしかけるとかね!

死ねばいいのにね、死ぬより辛い目にあってもらっているがね。


おかしいなとは思った。色彩がオフィーリアに似ているアンネリーネになんでルクレウスからの注意がなかったのか。


ここ暫く、皇帝が《神の侍女》を斡旋したことはない。

前帝も前前帝も知らなかったんじゃない?てか興味がなさそう。

それはルクレウスも同じだったわけである。存在は知ってても、本当の存在意義は知らない感じだね。

まぁ知らなかったから、って許すわけないけどね。

でもダグヌスは姉タイールさんから聞いてセフィラケトルの性癖も、《神の侍女》の役割も基準も知っていた。


カクシネーツェ公爵家は神職関連の高位にいる。もちろんその当主は主神だったセフィラケトルのお世話(意訳)も仕事のうちである。

今の当主は特にセフィラケトルを滅茶苦茶崇拝しているわけでもないし、機密事項でもないので愛人タイールさんに《神の侍女》の選定条件とか仕事とかの話もしていた。

タイールさん的には聞いても不快になるだけの話である。

当主的には神の世話してんだよ!っていう自慢だったのかもしれないが、馬鹿なのかもしれない。

まぁその愚痴を聞いてた弟ダグヌスは、アンネリーネの色彩が非常に選定条件に近いことを知っていて放置していたのである。

下衆神が手を出したら儲け物、手を出さないならそれでもよし、みたいな。

まぁ私がいなかったらリスクが少ないリターンがとても大きな賭けだったわけですよ。ね?


対話を望んだのはアンネリーネであって、アバロン帝国から言い出したわけでもない。

神の危険の説明はしてあるし、アバロン帝国が言わなかったことなど手を出された後で気づくかどうかと言うラインだ。普通ならね。


ダグヌスはアンネリーネが下衆神に手を出された後ならどうとでもなると思っていた節がある。


でもアンネリーネならそんな脅しに屈するわけないと思うがね。

盛大にアバロン帝国が滅亡するだけじゃないか?

てか脅した時点でダグヌスは終わる。これは決定事項だな!


まぁアンネリーネが下衆神に襲われるのが謀だったことは、バレなかったかもしれない。

今回の件はダグヌスの暴走だったしセフィラケトルが何かしてもそれは神がしたことだから帝国自体は関係ないと言われても仕方ない。

そのために事前の打ち合わせで、セフィラケトルの説明を受けているしね。

まぁ下衆神の趣向なんて話全くなかったがね!


まぁチートあって良かった!って思ったね!理不尽とか嫌いですし!

そのおかげで私にはバレたわけだしな!クズでゲスいダクヌスの計画がね!

事前に察知して、、、てもあまり変わらないか!

例え下衆神が襲い掛かろうと、アンネリーネは無事だったろうしね!これでも守りには時間割きましたんで。


あれかね、もしかしてダグヌスに妄想の産物的な存在だとでも思われてたのかね?シュフは。

それとも基準が下衆神になってたのかもね、人には無関心(一部例外(嘲笑))って。

だから大丈夫、バレない、って楽観的すぎんか?馬鹿なの?

馬鹿だった!屑だった!死ねばいいのにダグヌス!


ということで、ダグヌスにはすでにセフィラケトル以上に酷い目にあってもらっている。


いや、だって俺氏性犯罪者には同じ目に合わせることも視野に入れていきたい過激派ですし。

ダグヌス、こいつはダメだ。コイツは俺の禁忌を踏み抜いた。

それらを主人でありながら止められなかったルクレウスにも罪はある。その側近達にもな!


いやーダグヌスはあり得ない。ないないない!

え?なに?何してもいいと思ってたの?

それとも何?主人に汚いところは見せず自分が!みたいな感じだったの?

忠臣気取りなの?逆に裏切り者なんだが(嘲笑)

下手したら帝国滅亡の原因なんだが?

馬鹿なの?死ぬの?死ねば?死ぬより辛い目に遭い続ければ?


って事でダグヌスは今、もしもアンネリーネが私の応援という称号なく、他諸々がなくてダグヌスの計画通りになった場合と同じ体験を擬似体験という形でしてもらっている。

アバロン帝国の地下牢で、セフィラケトルのお手つきになるという経験をリアルに擬似体験中です。

延々と自分が何をしようとしていたかを実地で確認すればいいと思うよ。

正気の方はエクストラスキル多重人格で保護してあるので狂えません。よかったね!


ほら、自分がしたことを自分が体験すれば、いい経験になるんじゃない?勉強にもなりましょう(嘲笑)


アイルは結局自らが望んだこととは言え、ダグヌスの思惑通りにいっちゃったわけだし。

例え偽善者でも小市民でも許せないことはあるんですよね。


そこんとこを、よぉく理解してもらいたい。ダグヌスの今を見て他の奴らにもね?

もちろん皇帝ルクレウスやその側近たちに文句は言わせませんよ?言うなら死ねばいいんじゃない?


ダグヌスの所業を知った彼らは、すぐに彼の身柄を差し出してくれましたし!顔面蒼白でね!

何かが漏れ出していたかもしれないけど、そんなことは知ったこっちゃないのですよ!

彼ら自身がそれで減刑を望んだら一緒に同じ目にでもあってもらおうかと思ったけど、そんなことは懸命な彼らはしなかった。賢明ですねー。


でもダクヌスみたいなのを側近にして放置してた上に、セフィラケトルの性癖を知らなかったってのはいただけないわけで。

まぁ実行犯じゃなかったし、被害に遭いかけたアンネリーネにあとはお任せしたよ(笑)。

彼女ならいい感じにボロボロにして尚且つ利になるように持っていくでしょ!

アイルの異物混入の件もあるしね!カクシネーツェ公爵家も終わりかな?(笑)


まぁ下衆神より屑な奴の話はこれでおしまいです。あとはいつも通り放置で!

ダグヌスは自分がしたことが、どういうことか骨身に染み込んだ頃には解放されますよ?


いやぁ、下衆神よりもゲス、バ神よりも馬鹿、こっちの禁忌を踏み抜いてくる奴がアバロン帝国の皇帝の側近にいるとはね!


あれかな?あまりにも面倒くさがり過ぎて、私が舐められているのかな?


もう俺氏的に次があったら何するかわからんくらいにはキレているよ?

下手したらルクレウス含めた側近達ごとダグヌスと同じ目かそれ以上に合わせてやりたいほどにね!

でも、そこはそれ、ハンムラビ法典ですから。

それは基本守って来たのでね、セーフティが働きました(笑)


散々威圧しといたのに、他の側近がやらかすとか、皇帝勤まんのか?ルクレウス。

すでに二度程ルクレウス本人がアンネリーネに見逃されたって認識があるようだけども。

次も見逃してくれると思うほど馬鹿ではないと思って居たのだけど、違うのかね?


————————————————————————————-

皇帝ルクレウスは焦っていた。そして心底恐怖していた。


偉大なる存在シュフ様。


今までその存在の慈悲深さ、寛容さ、優しさ、慎み深さ。

そういう所ばかりが取り沙汰され、何処かで彼の方にはまるで負の感情などないかのように思ってしまっていたことに気付かされる。


自分の側近が犯した愚行、蛮行。いや、そんな言葉では足りない!

何故そのような考えに至ったのかさえ分からないような所業に愕然とした。

そしてその行動に彼の方が今までにないほど怒り狂っていることに死を、それ以上をも覚悟した。帝国が更地になることすらだ!

いや、帝国が更地になる事がその程度と思える罰さえもあったのかもしれない。

怒りというにはあまりにも冷た過ぎる。温度のない強烈な覇気を叩きつけられた。意図されたものではない、漏れ出たものでその威力。

それから感じ取れたのは、自分に対する失望だ。


その時ほど、ルクレウスは自分の存在に絶望したことはない。


彼の方が望まれるままに、ダグヌスの身柄を地下牢へと追いやり、そのあとの様も見届けた。

その場には、被害者になる所だったアンネリーネが護衛としてマックスと正義を連れて立って居た。

彼女の説明によると、彼の方はもしもダグヌスの姦計が成功した場合のアンネリーネと同じ体験をダグヌスに擬似体験させていると言う。延々と。


目には目を、歯には歯を。


彼の方の罰は決して苛烈なものではなかった。

アンネリーネのいう彼の方の法則、目には目を。

ダグヌスは自らが犯すはずだった罪と同じ罰が与えられたに過ぎない。しかもそれは実際に体験するものではない。

苛烈な貴族ならば、服を汚されて相手を殺すこともあるのだ。

ダグヌスに与えられた罰は優しいともといえよう。


しかし、これは終わることのない永遠の責め苦だ。それだけ彼の方がお怒りになったのがわかる。


ルクレウスが説明してくれたアンネリーネに謝罪と感謝を告げると、彼女は輝かんばかりの笑顔で答えた。


「言葉などでは安過ぎて何の役にもたちませんわ。」


ルクレウスはその笑顔に背筋が凍りついた。

この笑顔は前帝が蛮行を犯した時にもアンネリーネの顔で輝いていたことだろう。

しかも今回すでに二度見逃されているにも関わらず、自身の側近がやらかしたのだ。

そしてアンネリーネは彼の方を煩わせる事を断固として認めなかった。それなのにこの始末。


この話が終わる頃にはアバロン帝国はケツの毛まで毟り取られていることだろう、とルクレウスは全てを失う覚悟を決めた。



————————————————————————————-




、、、うん、アンネリーネの激怒みて落ち着いたかも(笑)


まぁね、狙われた本人じゃないし、全部決める資格はないかな。

でもまぁ、キレたことに反省はしないし、今後もこういうことがあればバンバンにキレていく所存だ!

(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ



さて、下衆神よりゲスが出てきたせいで色々後回しになってしまったぜよ!


何にしろ、筆頭婚約者候補が居なくなった上に、皇族の血が濃過ぎるアバロン帝国。

しかも高位貴族も同じく皇族の血が濃すぎるから、国内での結婚はほぼ無理だろう。

そのまま滅びたいなら勝手に滅んだらいいと思うけど、それで生まれてきた子供には罪はないと思うのよなぁ。


ルクレウスなら他国とのパイプも欲しい所だろうし、各国に打診するだろうね。

やっぱ第一候補はアンネリーネだろうが今回の件でどうなるか。

弱みを盛大に握ったままルクレウスを尻に敷く皇妃アンネリーネが生まれるかもしれんな(笑)


まぁこの世界のことはそちらで決めればよいよ。


ァ,、'`(.ꏿωꏿ.),、'`'`,、







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