五話 異世界といえばステータス〜3度見してスルースキル発動!
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職業:アーチャー(主婦)(最適化中)(自由設定可能)
名前:(最適化中)(自由設定可能)
種族:人間(最適化中)(自由設定可能)
LV.1(自由設定可能)
HP :C(最適化中)(自由設定可能)
MP : D(最適化中)(自由設定可能)
生命力:C(最適化中)(自由設定可能)
精神力:C (最適化中)(自由設定可能)
筋力:C(最適化中)(自由設定可能)
俊敏力:C(最適化中)(自由設定可能)
知力:C(最適化中)(自由設定可能)
魔防御:D(最適化中)(自由設定可能)
運:C(最適化中)(自由設定可能)
スキル
戦闘用
弓道、気配操作、身体強化、火魔術、土魔術、光魔術
一般
料理、鑑定、話術、生活魔法
(隠密、覇気、詐術、全魔導)
ユニークスキル
アイテムボックス
(完全看破、完全偽装、完全模倣、インベントリ)
エクストラスキル
(Q&A、ネット通販、MAP、メール機能、最適化、全自由設定、変幻自在、多重人格、#知全能)
《異世界人》《巻き込まれし者》
(《勇者》《絶対者》《存在する非存在》《すべての最適者》)
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ふぁっっっっ!!!!!!!!?
なんだこれ?
いや、まずは鑑定があることだけで大丈夫でーす。(泳ぎまくる目)
と、現実逃避してサンドウィッチを、鑑定。
《サンドウィッチ:
状態:毒(媚薬入り):犯人:ド神官(略)
宮廷料理人が厳選したチーズと野菜たっぷりのサンドウィッチ。湯むきしたトマトをベースにしたバジルが香るソースと隠し味にマスタードが少量きいている。
後から媚薬を入れすぎて最早毒。食べると昏睡状態に!味もかなり悪くなっている》
おい!宮廷料理人さんにあやまれ!!!ド神官!
お前いつ入れたんだよ!しかも入れすぎて毒で昏睡て、こっち殺しに来てるの?!
なんで契約魔法効いてないの!?
「サンドウィッチ、まぢ食べないで!媚薬いりで毒だから!」
それを聞いて二人はテーブルの上のものから一気に手を引いた。
そうだよね、私も持ってる紅茶置いた。
「スキルに鑑定があった。なんかさっきは勘で答えたんだけど、当たってたみたい。しかも媚薬入れすぎて食べたら毒だよ、昏睡状態になる?!なにそれ」
ここで私が崩れ落ちました。
もういやだ、もうだめだ、もう面倒くさい!
、、、、、ァ,、'`( ꒪Д꒪),、'`'`,、
ならば全部鑑定してくれるわ!全部片付けたる!
めんどくせー!!!!!
結果、異常なし。他のものも全て丁寧に作られた高級品だった。お菓子しかり、お茶しかり。
例としてジャムをあげるよ!
《ラズベリージャム状態:上質
宮廷料理人のたまごが庭にあるラズベリーを朝露に濡れている状態で摘み使用している。
それを綺麗に洗ってからヘタを取り、ゆっくり時間をかけて水を一切使わずに焦げないように煮詰め砂糖と溶け合わせたジャム。色が実に戻り鮮やかな青紫色をしている。》
うん、全部がこんな感じなんだ!サンドウィッチ以外は食べないとなんかすごく申し訳ない。
サンドウィッチも毒さえなければ!おい、くそ神官!お前のせいだよ!!!
「サンドウィッチ以外は大丈夫。多分この世界で今できるちゃんとしたおもてなしだよ。食べよう。
サンドウィッチ、犯人さっきの狂信者だから気をつけて」
スコーンを手にとってクリームとジャムをのせ、かじりついた。もう、マナーなんて知らん!
美味しく食べさせていただきます!うまいもん食ってなきゃやってらんねーよ!
私が美味しそうに食べてるのを見てふたりも食べ始めた。疲れて甘いものを欲していたのかジャムもクリームも砂糖もほとんど完食した。
ただ寂しくサンドウィッチが皿の上に残っている。悲しい。だって多分この中じゃメイン張ってた子でしょ?!サンドウィッチて!
「毒入りとか、ホント勘弁して欲しいよね。ふふふふふ」
真希さんがため息をついている。だが先ほどとはこめられた感情が違う。恐怖よりも呆れが勝ったようだ。笑っている、少し怖い!
「ホントに毒入りなの?ありがとー!絶対あたしじゃわからなかったよー」
桃香さんも少しは元気になったようだ。握手した手をブンブン振っている。頭を撫でてあげた。
「取り敢えず、ステータスの平均値見ますか!お互いのステータスは秘匿しとこう。どこでなにが聞いてるかわからないしね」
三人で頷き合う。
紙を3人で分けて見てみる。
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職業:騎士
種族:人間
LV.35
HP : 2500
MP:300
筋力:800
俊敏力 500
知力:100
運:20
スキル
剣術、槍術、盾術、格闘術、身体強化
生活魔法
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職業:魔法使い、魔術師
種族:人間
LV.35
HP : 500
MP:2000
筋力:250
俊敏力:200
知力:800
運:20
スキル
属性魔法各種うち2〜3属性あればいい方、魔術は使えるものは稀
火、水、土、風、雷、光、闇、無
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職業:文官
種族:人間
LV.10
HP : 200
MP:80
筋力:50
俊敏力50
知力:500
運:20
スキル
速記、速読、書類整理、生活魔法
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職業:一般人
種族:人間
LV.15
HP : 300
MP:100
筋力:200
俊敏力:100
知力:100
運:20
スキル
生活魔法、各種職業特有のスキル
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職業:冒険者
種族:人間
LV.40
HP : 2000
MP:500
筋力:500
俊敏力:500
知力:100
運:20
スキル
各種魔術、剣術、盾術、弓術、気配察知、罠解除
料理、生活魔法
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いまいち、基準がわからない。
ステータス全部オープンな人とかほとんどいないよね、普通。
だって死活問題じゃん?特に冒険者。あるんだね、ラノベ的傭兵=冒険者って。
魔術特化と前衛特化じゃステータス違いすぎるだろ。
見た感じだと前衛特化が多いのかHP 高いけど、MPもそれなりに高いんだよね。
スキルはやはり職業柄使うものになるんだね。
なんか私のわちゃわちゃしてたけどな!
あとなんか数字のとこがアルファベットだったんだが?!
周りを見回したら、まだ二人があーでもないこーでもないと首を捻っていたのでサンドウィッチを捨てるフリしてインベントリに入れました。
だって捨てるのは申し訳ないじゃんか!
あとこのままにしてて、誰かが食べたら寝覚が悪い!
ならばこちらの武器になってもらうのことよ!!!ってなわけです。
現在で、一番警戒が必要なのは教会かな?
てか、他も信用できないしな。
この世界に信用していい物ってあるの?
さしより周囲を警戒しつつステータス、スキルの確認と実験かな。
自分の力を知ることも大事!信用は基本しない方向で行動しよう!
それがこの敵地な世界での一番安全策だ!面倒くさい!!!