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異世界召喚〜勇者(偽)を用意して隠れて私が殲滅する!私は引きこもり主婦ですが?なにか?  作者: 抹茶きなこ
第二章《大陸会議編〜各国の被害状況、勇者召喚の責任、聖エルリアナ神国への処遇、屑エルフへの罰》
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四十九話 それぞれの帰国そして〜さしより!わしらの帰還方法探せや!もちろん全部の国の総力を上げてな!




魔族の国宰相ノアールたちはガルド王国とアバロン帝国それぞれから一体ずつ、合計二体のオーガエンペラーの変異種を持ち帰った。

国では特に問題も起きていないので、そのまま専門チームを作ってその詳細を各方面から調べていくそうだ。

ただ魔王四天王の二と四は今回神というものを感じ何故か奮起、全く動けなかった自分自身を叩き直すために修行の旅に出るそうだ。

聖女桃香からの殺気のことは敢えて頭から追い出している。そうしないとヤバイからだ、心身ともに。

しかし神で奮起するとは呆れた脳筋野郎共である。


大一之宮、いやユダリエルが言っていた8000年前に起きたユニークスキル神おろしを持つ魔族の幼児誘拐事件については調べられるだけ調べてみることを宣言している。


特にユニークスキル神おろしは非常に稀なものなので、もしかしたら見つけられるかもしれない。

ただ8000年前ということは当事者で生きているものはかなり少ないだろう。

しかし他国による誘拐があったことが事実ならば、その対策をしないのは国の怠慢である。


どのような状況でどうやって拐われたのか、わかれば対策も立てやすい。

この情報を共有できれば神エルリアナによる誘拐の示唆があっても少しは対処可能だろう。

実行犯は人なのだから。


竜人の国宰相ユニティと王太子たちも同じように合計二体のオーガエンペラーの変異種を持ち帰る。

歴代の竜人達が力試しで倒した、もしくは倒せず逃げた魔物の記録から洗い出すことから始める。

過去にこのオーガエンペラーの変異種と同じような魔物がいれば、その時の時代背景、環境状況を現在と比較できる。


竜人の国が帰国する際に、獣人の国で何ヶ月も宴に参加していた竜人の援軍もそのまま連れ帰ることになり、転送陣を複数回使わせてもらえることになった。

まぁ相手は恩人である。それくらいなら別に全然構わない獣人の国であった。

宴を続けて引き止めた責任を感じてそうしたわけでは決してない!ただ心が広いだけなのだ!


会議で護衛をしていた竜人達はある決意を胸に帰国した。

聖女桃香の啖呵の時に感じた殺気には一瞬気を失いただ立っていただけ、神が顕在した時など動くことさえ出来なかった。


特に聖女桃香の殺気は絶大だった。神の圧力など屁のようなものだった。

例え動けない神の圧力より聖女の殺意の方が全然恐怖だった。

その殺意から逃られたのだから一瞬でも失神できてよかったとさえ思った。

だから竜人の護衛八名は魔物を倒しながら力試しの旅に出る決意を固めたのだ。

これには今回のモンスタースタンピートの原因を調べるのを条件に許可が下りた。

逃げられてよかった!などと思う自分の性根を殴り飛ばす勢いで強くならねばと決意も新たに彼らは旅立つ気でいる。

どうみても原因など調べる気はあまりなさそうである。


まぁ二度とあの殺意は感じたくないし、絶対に彼女達とは敵対しないと決めている。

そんなことは考えたくもないのだ!

宰相ユニティにはすでにその危険性と自分たちの思いを伝えてある。

絶対的に回しては行けない相手はいる!それが召喚者達だった、それだけだ!

だから絶対に竜帝が、強い奴きた!やった!などと思って突撃しないように言い含めたのだ!

ホント!頼みますよ!と宰相ユニティに泣いて懇願したほどだ。

竜帝が脳筋、残念!


ドワーフの国国王オルディンは今回の会議に大変満足し、獣人の国でアルコール度数の高い酒を大量に購入して帰った。

土産かな?土産じゃないな、あれ自分用だ。


大規模殲滅魔法など、魔導方面は苦手なドワーフ達。

そのため魔族の国に同等の殲滅力をもつ魔道具の開発を依頼した。実はこれ、獣人の国なども作ってもらうのだが、殆どオルディンの話に乗っかっただけである。特に獣人の国は使用に必要な魔力のこともあまり考えていない。

しかし、ドワーフの国国王オルディンはすでに方針を決めている。その魔道具に必要な魔力に関してはドワーフ達ががんがんに魔物を大量に狩り、その魔石を国が購入し使うことになる。

それでも不安なオルディンは魔力を貯蓄できる大魔石にコツコツとみんなで魔力を貯めとこうと決めていた。

ホントに見た目も種族も置いといての、繊細で先の先まで考えて動くし保険もかけておくような国王オルディンである。

めっちゃドワーフって見た目なのに!酒も自分用にだけ買っちゃうのに!


実に聡明で計画的な、口髭顎髭が繋がってる感じな髭面で筋骨隆々な体躯をした黒髪オールバックでドワーフ丈の厳つく律儀なおっさん国王オルディンであった。





ガルド王国国王カント達もまた魔物を殲滅するための魔道具を依頼している。

また各国と召喚者たちの帰還方法を探すための様々な契約を結んだ。


魔族の国とは近く魔法陣の専門家を派遣してもらえることになっている。

これはある意味、情報の譲渡に当たるため対価は発生しない。

魔法陣ヲタク的には金を払いたいほど貴重な勇者召喚の魔法陣なので、奴らはガルド王国に暫く巣食うかもしれない。

誤字ではない、巣食うで正しいのだ。

ヲタク達は国にその情報を持ち帰り各方面の専門家という名のヲタクが、それぞれに舌舐めずりしながらそれを研究していくことになる。

、、、魔導方面的にはとても頼もしい戦力である。


ただしこれに関しての契約には真希達のかなり激しい圧力(物理も含む)があり、その魔法陣を使うなら国滅亡の危機の時にのみ、帰還の魔法陣と必ずセットで行うこと、拒否されたらすぐに帰すことが明言されている。

もちろん、すぐに隷属級の魔導など論外だ。

これは勇者召喚の魔法陣について知ることとなる国全てに徹底させた。

使うなと言いたい。しかし言いたいが言えなかったのだ。

真希達には生きる手段を捨てろとは言えなかった。

だからせめて帰る手段だけでも用意しとけよこの野郎!隷属など問題外!という思いを込め明言させた。

もちろん、きちんと全部の国全てに契約魔法と書面で。

ついでに魔導【発言履行】もかけといた!これで下手な勇者召喚はこの大陸ではできない!


竜人の国にはガルド王国から人を派遣し、その長い歴史から多くの書物を持つ帝立図書館に向かわせることになった。

その中でも限られた者が厳しい契約魔法の元でだけ、読める禁書がある。

今回はその禁書の中でも、関係ありそうないくつかを読ませてもらえるそうだ。

ここで竜人で知ってる人に聞かないのは、その契約魔法に他人に漏らさない、というような効果も含まれるからである。


今回は関係ありそうなものだけをピンポイントで見せてもらえるので契約魔法はだいぶん緩いものになる。

まぁ図書館では常に監視がつくが、それは仕方ない。


禁書以外にもなにかヒントはないか探すために長期滞在が予定されている。

そのため図書館籠り組とは別の何人かが歴史や勇者、魔法陣などに詳しい人々を毎日のように訪ねることになりそうである。


同じように獣人の国にも過去の書籍や書類を調べるためにガルド王国から人が向かう。

こちらはあまり整理されていないということを獣人の国から言われている。

そのため整理整頓を対価に情報をもらえることになった。


どんな状態かを帰国前にみた文官の一人が、何年かかるかわからないと泣きそうな声で言っていたのでかなりの人数が派遣される。それも書類整理などのスキル持ちを含めて。


獣人の国的には書類が片付く目処が立ってほくほくである。

もちろん国家機密的なものはきちんとしまってある。そういうものは日頃から何故か整理が進むものなのだ。


ドワーフの国にも一応は人を送る。

しかし、あまり期待はしていないのか人数は少なめでその主な目的は書物による情報収集である。

ドワーフの国自体にも問い合わせはしているため、めぼしい人物や国が所有している禁書などがあった場合は連絡が来る。

その都度対応していくのだろう。

ね?だよね?手抜きじゃないよな?


聖エルリアナ神国だが、ここには表向きは誰も送らない。

ただ国の暗部が密かに潜り込む手筈となっている。

まぁそれは各国みんなやっているだろうが、それに帰還方法を調べる班が加えられたのだ。


今は国交断絶の判断を下した直後、変な波風は立たせたくない。

あと直にあの国と接するのはぶっちゃけ怖い(いろんな意味で)。

そんな国に行かねばならない暗部が可哀想な気もするが、雇い主がやっちゃったからね、色々。だから仕方ないやね。


アバロン帝国とはすでにアンネリーネが召喚者の帰還方法を全力で調べる契約をもぎ取り、なんなら帝国を救国した功労者達への報酬という名の手土産持参のガルド王国訪問も決まっている状態だ。

アンネリーネ有能!馬鹿王の子とは思えない!

だから、ちょちょっと帰還方法探してねーわかったら教えて下さい、と話して終了だ。

実にあっけない。すべて王女アンネリーネの手柄である。


宗教国家ジパンヌ王国もアンネリーネが契約済み、そして真希達もここに戻るので要員は少なくて済む。

てか、いらないのだがガルド王国的には戻ってきて欲しいので、それを目的とした人たちが来る。

、、、せめてド神官は排除しておけよ?

下手な奴が来ても聖地の結界に弾かれるが。(笑)


そしてアンネリーネ達も共にジパンヌ王国へ戻る。


アンネリーネはこの一団の責任者として。

マックスは護衛兼戦闘におけるリーダーとして。

エーリカはジパンヌ王国の情報を魔術の方面から調べるため。

クロエは真希達の護衛兼お世話係として、また裏での情報収集も忘れない。

そしてカイウスは偉大なる存在シュフ様のために宗教国家ジパンヌ王国に戻るのである!


決してお友達と離れるなんてあり得ませんわ!とか。

忠誠を尽くすに値する素晴らしい御方(誰かは知らない)を見つけてしまった!とか。

友達も増えたし、その子達の魔術も面白いし、シュフ様こみの魔導なんて感涙物だわ!国に帰ってもこれ以上に面白いことなんて絶対にないわ!とか。

絶大な力、慈悲深い心、そして何より凄まじいまでの絶対的な存在感!どこかの国王とはまるで違う!今まで国に尽くしてきたけど間違いだった!とか。

偉大なる存在シュフ様のために!とかではないのだ!


カイウスは同じだった。表も裏もない、ただの馬鹿だ。しかも、そのままガルド王国国王に言いやがった。

そんで本当にジパンヌ王国に行きやがった。

家で父ちゃん(ガルド王国騎士団総大将)泣いてるぞ!あのハゲが!(現在某存在の願いで頭髪と絶賛お別れ中)

まぁそういうことである。そういうことなのである!


そんなこんなで仕事も問題も山積みのまま、ガルド王国国王カント達は帰国した。

帰国後国王カントに宰相は怒り、呆れ、泣くかもしれないし、総大将は普通に泣くだろう。

しかし、そんな事など知らないのだ!逆にざまぁ!



アバロン帝国皇帝ルクレウス達はガルド王国と召喚者の帰還方法について少し話し、何かわかれば報告する旨を伝えてから帰国した。


新皇帝ルクレウスの場合、未だ自国での足場固め中であり、また前帝時代の塵屑どもを追い詰めなければならない。

その上即位の儀の準備、ガルド王国からの援軍にそれに見合った何かも用意しなくてはいけない。

まだ何にするかは考え中、全くいい案が思いつかない。

大忙し過ぎる日々が続くのは目に見えている。

心なし帰っていく皇帝ルクレウスの背中が煤けて見える。若いのに死相か?もちろん助けんが。



ジパンヌ王国国王ミツクニと召喚者たちと援軍組は上記のようにして帰っていった。

ユダリエルの体もジパンヌ王国へと、共に。










まぁ、ガルド王国国王カントにしてはちゃんと色々手配はしましたね!

無能王にしてはな!Σ(⚙♜⚙ )

ドワーフの国での調べ物!ちゃんとしてなかったら嫌がらせ増やすぞ!


あいつ会議でアンネリーネがフォローしなかったらあの場で粗相させてたかもしれないわ!

ヾ(*`Д´*)ノ

もちろん!その後は何もせず各国代表に見せてあげてましたよ!みんながそれに気づいてないなら注目させてましたよ!ええ!

全力で粗相した国王カントのある部分にみんなが注目ですよ!!!

愚王!決定ですよねコレ!いや、粗相王で決定でしたね!


ァ,、'`(.ꏿωꏿ.),、'`'`,、


アンネリーネに救われたわけだがな!(・`ω-)=зフン!!

あいつアンネリーネに王位簒奪された方が国、マシになんじゃねーの!?

あり得ないにも程がある!学習能力がないのか!


▒▒▓█▇▅▂∩( ✧Д✧)∩▂▅▇█▓▒▒

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨





えーと他になんかあったか???

あ、エルリアナどした?依代から抜け出してからあのバ神何してんの?


『依代の肉体から顕在を解いた後、エルリアナはあの会議の場をしばらく見ていました。

肉体の死亡が魔族の宰相ノアールにより確認された後はその死に責任を感じてはいるようで、泣き暮らしています。

ですので外務二之宮の発言は聞いてもいないようです。

その後の各国の発言もです。

なのでエルリアナは聖エルリアナ神国が他国と国交断絶状態にあることを知りません。

またラファエルはユダリエルの警告を今更ですが、全面的に受け入れています。

彼は外務二之宮としてかなりの権力を持っていました。

しかし、すでに他国とは国交断絶、その力を振るう場所は今後他国の商人との交渉の場となるでしょう。

そのため一度はその権力は弱まりますが、神国の命綱はその商人との取引のみ。

すぐに権力も戻るでしょう。

その後その権力を持ってどのように自称神に挑むのか。神国の今後は彼にかかっていると言っても過言ではありません。

そんな彼もたかが、自身の存在感のアピール、上からの謝罪と被害国に対する侮辱、ガヴリエルの拘束解除に、どちらがよりユダリエルに諌められたか自慢で、依代の肉体に長く居過ぎ肉体を死亡させたエルリアナに激しい怒りを覚えています。

現在、外務二之宮ラファエルの称号《エルリアナの狂信者》《エルリアナ至上主義》がなくなっており、また称号に《エルリアナに挑む者》を獲得しています。

しかしエルリアナはひたすら泣いているので、特にバレていません。』


( ゜Д゜)ハァ?

( ゜Д゜)ハァ?

( ゜Д゜)ハァ?


いやいやいや!泣いてるだけ?馬鹿なの?バ神だった!


いやいやいや!意味がわからないんだが!Σ(⚙♜⚙ )

バ神に他にできることないの?自称でも一応でもたかがでも神だろ!?

ほら!蘇生を試みてみたり、体を攫ってきたりさ!

執着してたんでしょ!?あんだけ色々ユダリエルにしといて泣くだけなの!?


( ゜Д゜)ハァ?



『肯定そして肯定、肯定そして推測。

たかが自称神、神族を騙るこの世界の絶対的上位者ごときに死者蘇生などできません。

また主人並みの治癒魔導なども論外です。

体を拐うことも、現在宗教国家ジパンヌ王国聖地キョートエドには主人が張った結界があるので阻まれます。

エルリアナは確かにユダリエルに執着していました。詳細が必要な場合、再度指定し質問してください。

主人が不快に思う内容が詰まっています。

エルリアナは現在、その思考が止まっている状態です。

そのためユダリエルの蘇生、肉体の強奪、それらの可能性に気づいてすらいません。

そのためエルリアナの心を覗くことはお勧めできません。またぐちゃぐちゃな心を文章に置き換えられません。

主人なら簡単に耐えられ理解できますが、常人なら即死です。』


誰が常人以外じゃ!(#`Д´)ノゴルァァァァァ!!


それと何?執着の詳細見たらわし不快になんの?

そんなんが詰まってんの?

そんなん言われて見るか!見れるか!キモいわ!

(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!


あと貶めれるとこでは必ず自称神を蔑めるね、たかが、ごとき、論外、て。

( ゜д゜)ポカーン


ああ、死者蘇生出来ないのか。まぁたかが、ごとき、論外ではな!さもありなん!


獣人の国にいる時に気づいてたらワンチャンあったのにねぇ!

まぁ真希さん達が傷つく前に全体に結界張るがな!

言っといて何ですがワンチャンなかった!

ァ,、'`( ꒪Д꒪),、'`'`,、


そんなに思考がぐっちゃぐちゃになるほど大事なのに、よく今まであんな仕打ちしてきたね!(侮蔑)


てかなんでそんなに長くユダリエルの体にいたの?馬鹿なの?

そんなにユダリエルに諌められた自慢したかったの?馬鹿なの?

普通どれくらいの時間だ?神おろしって?


『肯定そして肯定、説明。

ユダリエルを依代に使った神おろしでエルリアナは各国が自分に平伏すだろうと考えていました。

もし平伏さなくとも、自称ですが神の圧倒的存在感の中でエルリアナ的には妥当な意見である、元凶ガヴリエルを生贄にすることに逆らうとは考えもしませんでした。

また生贄を渡せば万事解決!相手も自分に会ったことに歓喜する、とすら愚かにも考えていた馬鹿です。

それに反発され、心情的には激昂、そのまま延々と自身の発言の正当性を主張し続け、制限時間を過ぎました。

そして自称神エルリアナは馬鹿であり、愚かであり、自意識過剰な勘違い女です。

またエルリアナはユダリエルに対する独占欲も異常です。

そのためガヴリエルの発言が許せず、自分がいかにユダリエルに気にされ諫められ続けたかを、わからせないと気が済みませんでした。

自分が絶対の一番、only oneだとでも認めさせたかった馬鹿です。

神おろしの一般的な平均時間は十五分です。

これはその依代自体の強度、精神力の高さが影響し、また依代と自称神の相性、信頼関係も影響します。

そのため、それぞれでその可能時間は異なります。

神エルリアナと依代ユダリエルでは今までの平均時間45分、限界時間は1時間強です。

これは全てユダリエルの肉体の強度、自称神に匹敵するほどの異常な精神力を有して初めて可能な神おろしです。

またユダリエルの場合神との信頼関係など存在しません。後天的に洗脳という名のしつけで脳に回路を付け加えたので相性的にはそこそこです。

しかし、45分ですでに普通は肉体が保っても廃人になります。』


うわぁonly oneって、、、恥ずかしい!こっぱずかしい!

全身がムズムズする!なんだ!絶対の一番とかonly oneとか!

アオハルなの!?しかもひとり相撲で!


やめてー!自称神のそんなの聞いて誰得なの!

ギャ━━━━━━Σヾ(゜Д゜)ノ━━━━━━ !!!!



つかさ、自分が正しいって主張してたあの時点ですでに制限時間過ぎてるて。

( ゜д゜)ポカーン


まぁ、あのユダリエルを依代にした神おろしで顕在したエルリアナにすぐさま賛同しなかった各国代表の精神がめっちゃ強かった、と。


あとユダリエルの経験談がエルリアナの聖神性を木っ端微塵に打ち砕いくほどに糞ド変態の屑だったというわけですな!


長い、ユダリエルを依代にした〜エルリアナまでが長い。


まぁアレ聞いてエルリアナに引かない奴は正義ぐらいなもんだろ!

、、、そう言えば、あいつなんでガヴリエルをずっと見てたんだ?

あのエルリアナが見せつける感じでガヴリエル転移させてきた時さ!指パッチン(笑)

拘束フェチ乙!キモいんだけど!


『正義の第六感、馬鹿の第六感、変態の第六感のどれかで主人の精神安定の魔導を嗅ぎつけ、不確かなれど主人の気配を見極めようとしていたようです。

そんな正義は普通にキモいです。変態と言えるでしょう。

拘束フェチである可能性は否定できませんが今回は違うようです。

ご愁傷様です。』


キモい!キモい!キモイキモイキモイキモイ!!!

((((;゜;Д;゜)))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ


正義の第六感!?ナニソレコワイ(゜Д゜;)⁉︎


いやいやいや!キュートよ、なんで御愁傷様?

俺は知らない、奴は偉大なる存在シュフを嗅ぎつけたのだよ!

いやぁいるんだね!そういう変な奴ってさ!関わらないのが一番だよね!


で、あいつの第六感なんとかならない?


『肯定。その第六感を定義してください。

対象を定義後、主人の力全てを使って消去します。』



え?(・Д・`)

キュートよ、第六感の定義とは?

待て!キュート!第六感の意味を説明せよ!


『主人の中にある◯ikipediaより抜粋。

第六感とは”一般にはヒトの視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感以外の感知能力”または”理屈では説明しがたい、鋭くものごとの本質をつかむ心の働きのこと”とされています。』


、、、じゃ第六感の定義、それで。


『定義が曖昧なため対象を設定できません。』


なんでだ!なんで◯ikipediaの抜粋でダメなんだ!◯ikipediaは最高峰ぞ!

それだけ正義が常軌を逸した存在だとでもいうのか⁉︎


ガクガクガクガク (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル 



































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