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作戦04-2 必殺の一撃

「ちょっ!武崎さん、ターンターン!」


現在真っ暗なトンネルの中で敵と出会ったシンタ達、トラックだけではあまりに分が悪い。と言うか勝てるわけが無い。


「うわああぁいぃ、危ない、危ないでござるううううううううう」


叫びながらトラックを方向転換させ反対車線に乗った。

こんな事になった原因は、シンタの押しには強いが頼みは断らない主義にあるのだろう。

3日ほど前出会った地下の受付嬢に、

「最近父の勤めている工場から連絡が無いんです、頼れる人もいなくて…お願いです。みてきてもらえませんか?」

相手に怪しいのを見逃してもらった恩があったりそういう主義だったり(シンタは余りそういう事を気にして接したりはしないが)相手が可愛かったりしたので、二つ返事で

「わかりましたよ、とりあえず行ってはみます」

と答えてしまったのだ。


「武崎さん、ハッチを開いて下さい!一番の機体、発進します!」


「了解でごさる、機体一番!発進許可!準備するでごさる!」


『搭乗しました、発進可能です!』


そしてハッチが開き、車形体におけるアクセル、つまりは右ペダルを思いきり踏み込んだ。







(あの機体は相当高額な機体のはず、貧乏な藩のとはいえ藩主の拙者が持っていないような機体をどこで入手したんでごさろうか?)


武崎は内心、シンタを不審に思っている。

ただの行き倒れとは思えないテクニック、それに高価な機体、おかしすぎる、それこそホームレスがベ●ツを三百キロで乗り回しているようなものだ。


(どこかの国で高い功績を上げたパイロットなのでごさろうか、このトラックのように報酬で機体をもらったとか)


そんな事も知らず、シンタは離れて行くトラックを守るために道を塞ぎ人形に変形し、牽制射撃を行っていた。









「くっそっ!こんなに仲間呼びやがって、ふざけんなよこの黒蟻軍団!」


自律機構兵達はAIによって動いているため、人間のチームより仲間とコンビネーションを取るのが得意だ。

この勢力の特徴はそのコンビネーションと仲間を呼び、増えまくる所だ。

全滅させるまでは仲間にこちらの情報を伝えて集団で群がって来るのだ。


『シンタ殿、トンネルの外に逃げれたでごさる!今からそちらに応援に向かうでごさる!』


「では二番の機体を使って下さい、それならきっと使いこなせます!」


『では三分ほど待っているでごさる!』








(この機体はもしや、あのマサムネでごさるか?)


マサムネは比良安の都では最新の機体だ、なぜそれをシンタが持っているのだろう。と言う疑問が武崎に発生した。


(とにかく急がなくては、早く加勢に向かうでごさる!)


そして武崎は機体と共に走り出した。










「おっと、弾切れだ」


そしてコックピット右下から何故か無限に出てくる青いカセットを引っこ抜き右上の穴に取り付ける。


(八体か…増えなければ楽勝なんだが)


だが現実、と言うかゲームは甘くはなく、25体ほど敵が現れる。


「ああっ、もう!めんどくせえなぁ!」


一度のリロードで五十発、一秒五発の計算で十秒、約二五秒の連射でオーバーヒート、十秒の待機で二十秒分オーバーヒートから遠ざかるので、三回目のリロードの時に十秒の待機。が基本的な戦法だ


(防がれなければ十発で一機だな)


すると走ってこちらへ一機が向かってきた。


「よしきたっ!」


当然の如く二秒ほどで破壊する、だが。


「はっ、えっ?ウボアッ!」


突如爆風の後ろから現れた機体にぶん殴られ、後ろに吹き飛んだ。


(っちくしょう、まあまだ七発は食らっても大丈夫だな、でもあんな戦法を使って来るとはな、もしかして強くなった?)


ゲームの時よりもAIが高度なのだろう、天才的な技術者(という設定の)ラバドバーンはAIの改良をしているらしい。

それに遠距離型の機体は装甲も紙だ、ゲームバランスのために初期HPを削られているのだ。


(マジかよ、ならもしかすると時間がたつほど難しくなっていくのか?)


ゲームとは所詮プログラムを相手取っているにすぎなかったがこれからは相手は徐々に強くなっていく、ということになるのだ。


「素晴らしく糞だがなぁ!こんなの全部バラバラにしてやんぜ!」


機構兵器には、必殺の兵器が搭載されている物がある。

当然シンタの機体にもある、しかも二つだ。

日本でやった一番最後のプレイにおいて最後に使ったコンセントレーション(集中)ミサイル、威力が集中して小さいが強力なダメージを与える爆風を生み出す物ともう1つ、その反対に爆風は広いが威力は低めのディフュージョン(拡散)ミサイルだ。


「うっしゃぁぁ!兵器発射準備!なめんな黒ゴキ軍団が!消し炭になって俺に詫びつづけろぉ!ディフュージョンミサイル発射ぁぁ!」


そしてトンネルの中をいつの間にかアサルトライフルに装填されたミサイルの爆風が包み込んで、15ほどの機体を破壊した。だが素晴らしい強度のトンネルは爆風を受けても揺らぐことはなかった。



更新した日は多い人に読んで頂けるようです、これからも頑張っていきます。

でも人気無さすぎワロス、ユニーク3でpv3とかワロ…えねえ

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