繰り返される戦い〜リバースバトル〜
……
戦争とは悲惨で過酷なものだ
全てを滅ぼし、新たな憎しみを生む……そして、それは連鎖され限りなく戦いは続く……
戦いを止める術が無いと思っていたが、俺は自分でも気付かない内に戦闘の中にいた
そして、全ての元凶は敵にあると信じていた……
……
一人の男が基地を見下ろしている
「ここも、戦いの渦に飲まれるのか……」
そう言い残すと男は去って行った
……
ここはイレブンハンターズ本部基地
作戦会議室では会議が行われている
「今回、レブンゲートを制圧する」
総司令がそう言うと他の兵士達は驚いていた
「……しかし、あの区域はディメンジョンバスターズの管理下の区域です……そう簡単には……」
総司令は兵士の言葉を訊くと少し笑い言った
「入ってくれ」
すると、その部屋に男が一人入って来た
「クロード・ファイスタですよろしくお願いします」
――ビービービー
突然、警報が鳴った
「何事だ?」
「基地から数メートル離れたところから爆発が起こり……何だ!?お前達は……うわーー」
――ブッ!
突如に連絡が途絶えた……それを見た兵士達は呆然としていた
「クロード、出撃してくれ……このままでは基地が壊滅してしまう」
総司令は、クロードにそう伝えた
「了解!……では」
クロードは仲間を連れ出撃した
……
「イレブンハンターズのお出ましか……かかれ!お前ら」
ディメンジョンバスターズの兵士の1人が笑いながらそう言う
クロードは懐から剣を振り抜いた
「炎衝軌斬」