表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

自ら

作者: iei

水から虹がでた晴天の日。僕からしたらその虹はモノクロに見えて何も感じない。

自ら死のうとした僕が最後に認識した色はお風呂に溶け込んだ赤だけだ。

その時、頭が弾けてた。ずっといじけてた。幼げな自分を記憶で追いかけては悲しくなっていた。

あの時、アニメの水筒欲しがってねだることもあったけな。

私は目覚めたクソみたいな朝だ。同じ境遇の人達が多い所で働いている。子供の頃、憧れてた未来は今は無くて喉が渇くほど虚無な日を過ごしている。


私の世界には色がない、過去の色を思い出して作品を作ることしかできない。必死に幼さを焦がして必死に描いている。この幼さない記憶がなくなるのが怖い。この世界に命をともして、この世界にの何かに着火させて生まれた何かが消えるのが怖い。

必死にかき集めたものが愛おしい、嫌だな。仕事をこなして昼に帰る。今日もモノクロの空だ。

モノクロの笑顔だったな。全部カタカナだったな。カタカナは鋭利で痛い。笑顔を作るのが精一杯でとても苦しいや。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ