無題
日々の詩を綴ります。
翼にまた頼るのか
溶けた氷が
グラスの中のライムを傾かせた
何度となく現実に阻まれて
何度となく諦めかけた
誰の為とも言えないけど
まだ自分の為としか言えないけど
でも
まだ
この傷んだ翼を
信じたいんだ
グラスを手に再び氷を入れて
ウィスキーを注いで
グラスの中の
真新しいライムを見つめる
何度でも楽しめる
何度でも
翼は
広げられる
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違いがあるのは
悪いこと?
みんな同じでなければ
いけないの?
違いが生むこと
違いが救うこと
今まで
たくさん
たくさん
たくさん
みんな見てきたのに
みんな心を熱くしてきたのに
それも嘘にするのか?
なかった事にするの?
彩なんて違うから素敵なのに
そんなことも気付けないのか?
そんなこともわからないの?
違う
違う
違う
本当はわかってる
あなたはわかってる
キミもわかってる
だから
ほら
昨日までやれなかったこと
昨日まで出せなかった声
いま
出来る事を……
違いを愛して
ほら
みんな
心で優しく暖かく
綺麗に
笑い逢おう
何かを感じて頂けたら幸いです。