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という話  作者: 門松一里
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「コスパ」という話

「コスパ」という話


どのような事象にも、あるていどの費用対効果はあってしかるべきですが、それが人生を豊かにするのでしょうか。


平和を祈りつつ、少し考えてみましょう。#千里同風


*****


コスパはコストパフォーマンスの略です。


日本語にすると費用対効果です。


どれだけけたかという費用と、どれだけ利益になったかという効果の差です。


ただ、少ない費用で高い効果 (ローリスク・ハイリターン) はまずありえません。

(インサイダーなどの犯罪は別にして。)


ローリスク・ローリターンか、ハイリスク・ハイリターンの二択です。

※ローリスク・ハイリターンは騙されていますし、ハイリスク・ローリターンは考えていないだけです。


最大のリスクは何か?


それは時間の浪費です。


まあ、今東光に言わせると「人生は冥土までの暇つぶし」だそうですが、それだけに上質な暇つぶしをしたいものです。



コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスは、奴隷が鎖を自慢しているに過ぎません。#blackjoke


価値のあるものや品質が高いものは、コスパやタイパの評価は低くなります。


当然ですね。百万円のバッグを(ブランドの付加価値として)十万円で作れたとしても、一億円の時計はそれでは作りようがないのです。


ですから、高級時計の偽物は(あまり)存在しません。



特に時計はコストパフォーマンスが良くないです。


時間を知ることができなかった時代と違い、今は時計があふれています。


駅の時刻表の近くには、必ず時計があるものです。


会社にも大きな壁掛け時計があるのが普通でしょう。


昔勤めていた会社が始業時刻を一分早く、終業時刻を一分遅く設定していました。

信じられませんが、#blackjoke ではありません。本当です。


もちろん昼休みも加算されます。


もちろん例外なく倒産しましたが。

(帝国データバンクで倒産を知りました。)


今では時計はファッションです。

ほぼすべての社会人がスマートフォンを持っている現代では。



時間の概念を変えてしまうと、取り返しがつきません。


人間の関係には「」というものがあります。


SNSの動画では意味がないとカットされるようですが、それがないと思想の違いを正せなくなります。


別に役者のように「見得みえを切る」必要はありませんが、遊びは必要です。


車のステアリングにもあるでしょう? 遊びがないと事故になります。



第一、貧しい者の唯一の利点である時間を対価にして、富める者に勝てる訳がないのです。



いずれ人生は終わります。


いずれは全てを手放さなければならないのです。その意味では全てが消耗品となります。


もちろん一番の消耗品は人であり、その残時間と価値こそ使うに値します。


どれだけ稼いだとしても、穏やかに過ごす日々に勝るものはないのです。


若人よ、孤独を恐れるな。必ず隣に友はいる。


歩み続けるなら、理解してくれる人もきっといます。

cf.

「徳孤ならず必ず隣あり」


「愛してくれる人が一人も現れなくても、貴方が愛せる人は何処でも、何時でも必ず現れる。すぐ傍に居るはずだ」


亡くなった友人の言葉です。


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