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という話  作者: 門松一里
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「社会的弱者」という話

「社会的弱者」という話


誰が弱者になるのかは、社会性に拠ります。


少し考えてみましょう。


*****


日本国憲法14条

「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」


日本国では (いちおう) 誰もが平等ということになっています。


括弧の“いちおう”は、本音です。


現実にはそんなことはありませんし、また永久に平等などという幻想は顕在しないでしょう。


日本国憲法12条

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」


だからこそ、前文に“不断の努力”が書かれています。


努力しないと、自由と権利はありません。


でもコレ、国家に対してですからね。憲法は言うなれば、国民が要求する行政の条件を明記した国家との契約書です。


ですから、個人が個人に使うことはあまりありません。それらは民法や商法になります。



刑法は、国が下す刑罰です。


不倫は罪ですが、“刑法で裁くような”=国家が罰を下すような犯罪ではありません。そんな個人的なことまで罰していては困ります。


日本の刑法はけっこう甘いです。条文も少ないです。

(それだけ戦前にやらかしていたということでもありますが……)



選挙は水物ですが、裁判は博打です。水物は状況や運でかなり変わります。

雨が降ったら自民党・公明党が勝ちます。#blackjoke


特に刑事裁判は、決定的な証拠があれば検察が必ず勝ちます。


それだけに、決定的な証拠がなければ検察が負けるかもしれませんので、“最初から賭けない”=不起訴になります。


多くの人は逮捕されたら犯人だと思いますが、違います。この時点では容疑者 (被疑者) です。


刑事裁判で有罪になったときに、初めて犯人になります。罰金刑や執行猶予だった場合はすぐに釈放されますが、重罪人の場合は一般の人が犯人と会う機会はありません。


つまり、TVで放映されている容疑者 (被疑者) は犯人ではありません。


冤罪だった場合は、真犯人がまだ隣にいるということです。



弱者は、その社会によって選ばれます。


〈独裁者夫人と避難ヘリコプター〉 #blackjoke

避難ヘリコプターが被災地の独裁者夫人と被災者三人を助けに来ました。重量制限で、独裁者夫人一人が乗らなければ、三人の生命は助かります。選択を迫られたヘリの機長に裁量権はありません。問答無用で被災者三人を射殺して独裁者夫人を助けるでしょう。脂肪は水より軽く、血は水より濃く、死は天使の羽根より軽いのです。あとでヘリの増援を願えばいいだけです。独裁者夫人の権限で。イメージアップのために独裁者は喜んで送るでしょう。もはや誰もいなくても。


笑ってしまうことに、多くの独裁者は選挙に選ばれています。

※公正な選挙であったかどうかは別として。


ナポレオン一世もナポレオン三世も選挙で選ばれています。#blackjoke



弱者であるなら、デモで訴えるより近くの選挙事務所に行って、窮状を訴えるほうがよほど効果的で現実的です。


どうしてそれをしないのでしょうか。


愚かだから?


そのほうが儲かるからです。#blackjoke



誠実に話すより、反ワクチンを扇情するほうが儲かります。


ヴィーガンは金持ちの道楽です。時間がある人間にしかできません。


ミニマム主義も同じです。貧乏であればあるほど、使えない同じ物がどんどん増えていくのです。


*****


多くの人は右利きです。けれど、左利きばかりの国があって、すべての環境や什器機器が左利き用だったとしたら?


右利きの人はとても不便に感じるでしょう。


想像できないのであれば、健常者であれば身体障害者用のトイレを使ってください。とても使いにくいはずです。それが弱者の環境です。


百年経ても、左利き用のカメラが大量生産されることはありません。そんなことをするよりも、科学によって思考を現実化するほうが簡単ですから。



科学によって、身体障害者がなくなった世界になったら?

科学によって、精神障害者がなくなった世界になったら?


世界のヒトの知能が高まったら?


より歪な世界が広がっていることだけは避けたいですね。


ノブレス・オブリージュ (Noblesse oblige) という考え方があります。


意味は、「高貴なればこそ義務を要す」です。


「貴族や金持ちどもよ、特権が欲しければ、最前線で働け」


誰もが人を見殺しにしている現代人に、過去からの諫言です。#blackjoke


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