「ヴィーガニズム」という話
「ヴィーガニズム」という話
ヴィーガニズムは恐ろしく金が経かります。
ヴィーガニズムがよく解りません。
少し考えてみましょう。
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この文章は #blackjoke で書かれています。#blackjoke に反駁するのはとても品がない行為です。#blackjoke
また、「反駁」という漢字が読めない人は議論に向いていません。#blackjoke
【目次】
《ヴィーガニズムは恐ろしく金が経かる》
〈保存食〉
〈カルネアデスの板〉
〈兵站〉
〈焼きたてパンは不味い〉
《ヴィーガニズムがよく解らない》
〈前田将多〉
〈カウボーイ〉
〈愛せるモノを、持たないか?——スナワチ〉
〈動物の肉〉
〈料理〉
〈文化〉
〈あわれみ1 孟子〉
〈あわれみ2 斎藤緑雨〉
〈毛皮〉
〈革製品〉
〈ヴィーガニズムへの憧れ〉
〈地球の生命体〉
〈知的生命体〉
〈浅い思想〉
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《ヴィーガニズムは恐ろしく金が経かる》
実際にヴィーガニズムをやった人なら分かるでしょうが、恐ろしく金が経かります。この場合の金とは貨幣だけでなく労力を含めた対価です。
よほど肉を食べたほうが楽で安いです。そのために貧しい人のほうが食が偏ってしまい、病気を誘発する原因にもなっています。
※経済的に安定していないと健康的な食事はできない。
「でも、肉のほうが高いでしょう?」
そう思いますよね。肉以外で、同じだけのカロリーや栄養を補給する場合かなり食べる必要があります。
私も一時期菜食主義に挑戦したのですが (だって憧れるでしょう?) 、経済的な理由で止めました。食費が1.2倍になったからです。
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〈保存食〉
ジャガイモやカボチャなど保存ができる野菜もありますが、キャベツや小松菜・ネギはどうでしょうか。裏に畑があって取ってくるという訳にはいかない場合、流通がまともでないとすぐに腐らせてしまいます。
米国のジョン・スタインベック原作の映画『エデンの東』でキャル (ジェームズ・ディーン) の父アダムがレタスを輸送したものの、腐らせてしまうシーンがありますね。原作を読む場合、題名にもあるように聖書の勉強が必要になります。
保存食といえば、今では日常的に使われる缶詰ですが、アレ、ナポレオン・ボナパルトが戦争用の保存食に懸賞をだしたのです。最初はガラス瓶だったようですが、ブリキ缶になり、今のような缶詰になりました。
(兵站 (後述) で水と食料は重要ですから。)
そもそも疫病と貧困は、人類が長年戦ってきた敵です。そうそう解決する訳はありません。
日本にしても、飢餓がなくなったのはつい最近です。
(生活保護を受けられなくて亡くなった方にお祈りを。それらは人災です。)
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〈カルネアデスの板〉
生きるためだったら、人間何でも食べるんですよ。
宗教もその部分に関しては寛容で「どうしても他に食べるものがなかったら食べてもいい」となっています。普通は。
とはいえ、明文化されているものは少ないかしら。言わなければ事実がなったレベルの暗黙の了解です。ですから、#blackjoke です。自白させてはいけないし、カルネアデスの板で罪に問うてはいけないのです。
※難破して二人が生き残ったが板が一枚しかなく二人だと沈むので、やむなくもう一人を水死させてしまっても罪に問われないという問題。カルネアデスは古代ギリシアの哲学者。
この後は難破や雪山などの遭難でのカニバリズムの話がありますが、割愛します。
知ってはいますが、話すと吐き気が止まらないので無理です。人を食った話ですし。#バーガディシュ少尉 #blackjoke
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〈兵站〉
食品を含め、流通システムをロジスティクスと言います。いわゆる物流ですね。日本語にすると兵站 (へいたん) です。「兵」という漢字がついていますから、元は軍事用語でした。
旧日本軍の兵站のダメっぷりは誰もが知るところでしょう。銃があっても弾がなければ撃てません。そんな簡単なことを軽視したために、負けてしまいました。
戦争は病死も多くありました。他にも、日本は森林太郎 (森鷗外) の脚気の対応のように「どうしても白米を食べさせたい」といった情が絡むこともあります。心情を酌むことで負ける組織は未熟です。#blackjoke
それなのに負け戦を始めてしまいました。愚かしい行為ですが、とかく賢い人は合理的に動くのです。責任を取りたくありませんからね。#合理的な空気決定論 #blackjoke
cf.
菊澤研宗『組織の不条理―――なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか』 (ダイヤモンド社、2000年)
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〈焼きたてパンは不味い〉
遠縁に江戸からつづくパン屋がいたので、幼いころ無理を言って焼きたてパンをもらったことがあります。
(元は和菓子でパンを焼き始めたのは昭和になってからです。)
焼きたてパンを食べましたよ。恐ろしく不味かったです。
けれど、今は焼きたてパンも美味しくなっています。
そもそもパンは一週間分なりをまとめて窯で焼いて食べる短期の保存食です。
なお、ヨハンナ・スピリの教養小説『アルプスの少女ハイジ』で主人公ハイジが都会のフランクフルトで白パンを腐らせています。日持ちする黒パンと同じように考えていたのかもしれません。あるいは、腐ると考えていなかったかもしれませんが、当時ハイジは精神的にダウンしていました。小説ではキリスト教色が強いです。これは、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』の影響が強いからです。
日本人は「炊きたてご飯」信仰ですから、焼きたてパンが美味しいと思ったのでしょう。少なくとも私はそう思っていました。実際の焼きたてパンはかなり水分が多く、しなやかというよりべちょっとしています。それを改良して今の焼きたてパンができています。
本来あるべき姿を窯変させてまで、人間の嗜好の欲求があるのでしょう。それを叶えてしまう技術もすごいですが、それが文化というものです。
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《ヴィーガニズムがよく解らない》
私にはよく解りません。




