「キラキラネーム」という話
「キラキラネーム」という話
キラキラネームで「火星」と書いて「ジュピター」と読む名前があるらしいです。
百歩譲って「マルス」「マーズ」「アレス」はいいとしましょう。
(いいとは言えませんが。)
でも「ジュピター」はないでしょう。
少し考えてみましょう。
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変な親のために名付けられた名前のことをキラキラネームと言います。
株式会社リクスタのランキング「2014年上半期」によると、22位に「火星」と書いて「ジュピター」とあります。
https://namae-yurai.net/rareNameKirakira.htm?rankingId=2
〈「火星」と書いて「ジュピター」と読む〉が実際の出生届に使われたかどうかは不明ですが、現実にありそうですから恐いですね。
※株式会社リクスタの社名には「日本人の重要な文化や歴史を記録し、未来の人類のために創造・発展する場所 (戦略技術やシステム装置) 」といったメッセージが込められているそうです。
https://www.recstu.co.jp/company.html
「本気」と書いて「マジ」と読む名前もあるそうですが、本当かどうかは不明です。現実には「地球」と書いて「テラ」と読む人が実際にいるそうです。拳王 (ケンオウ) も……。
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惑星の火星は、英語で"Mars" (マーズ) です。こちらは、ローマ神話の戦争の神「マルス」が由来です。赤い星ですから、古の人は血を連想したのでしょうね。マルスはギリシア神話の軍神アレスと同一視されていますが、アレスは暴力と流血の神です。
なお、他にもギリシア神話にはアテナという戦の女神がいますが、こちらは防衛専門です。アテナと織物を競ったのがアラクネです。見事な出来映えでしたが、アテナによって蜘蛛にされてしまいました。ライトノベル『蜘蛛ですが、なにか?』では、主人公の蜘蛛がアラクネ (という魔物) に進化しました。
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一方「ジュピター」は、スタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』 (1968年) やアーサー・C・クラークの小説『2010年宇宙の旅』 (1982年) 、小松左京の小説『さよならジュピター』 (1982年) にあるように木星です。あさりよしとおのコミック『木星ピケットライン』 (1981年) でも木星です。大藪春彦の小説『蘇える金狼』 (1964年) の映画 (1979年) では朝倉哲也 (松田優作) が木星/ジュピターには何時に着くのかをスチュワーデス (当時) に聞いています。 (2001年のジュヴレ・シャンベルタンは美味です。)
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15歳になると、キラキラネームを卒業できます。
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変更は、管轄の家庭裁判所に「名の変更許可申立書」を提出します。
https://www.courts.go.jp/saiban/syosiki/syosiki_kazisinpan/syosiki_01_20/index.html
まあ、名付け親とケンカすることになるでしょうけれど、そんな親は捨てたほうがマシです。#blackjoke
ただ、「マルス」だと"Mars"でパスポートがとれるかもしれませんね。#joke
友人の「マサル」は"Marshal"でクレジットカードまで作っていました。「元帥」という意味ですが、本来は「馬丁」 (ばてい) のことです。馬丁で有名なのは『西遊記』の弼馬温の孫悟空でしょう。『西遊記』は長くなるので、別の機会にしましょう。
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キラキラネームは、どう考えてもふつうにDVです。それも最大の。島流しされてもそんな名前は付けられませんよ。
cf.
『「DVにあったなら」という話』
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n9d98544877e2
陸 (ろく) でもない親というのは実在しますから、あまりにも変なら別れたほうがいいです。
それにしても、学生は親から逃げられないので、成人になっているのであれば公的機関に頼ったほうが楽です。
何百億と資産がいるのでなければ、自分で稼げますよ。
cf.
『「家族と別れる」という話』
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n793e8e649bde
80歳まで生きるとしても、陸でもない親だと最初の15-20年を犠牲にしてしまうし後遺症が残ってしまいます。
育てられなければ公的機関に預ければいいのに、バカほどそうしないから犯罪になります。#blackjoke
子は親の所有物ではないのにね。相性のよくない人たちもいますから、素直に別れたほうがいいです。




