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という話  作者: 門松一里
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「プロフェッショナル」という話

「プロフェッショナル」という話


プロって何でしょうね。プロフェッショナルの条件は?


いろいろな考え方はあるでしょうけれど、少なくとも対価を得ている――金を稼いでいるということはまずあげられるでしょう。


とはいえ、対価にもいろいろありますからね。


少し考えてみましょう。


《目次》

〈調べる〉

〈伯楽〉

〈不可解な説明しようのない専門技術〉

〈弟子の準備ができた時に師匠があらわれる〉

〈見習い・弟子・師匠見習い・師匠・師匠 (原文ママ) 〉

〈プロフェッショナルの条件を問う〉

〈プロフェッショナルが社会を豊かにする〉


*****


ようこそ。門松一里です。静かに書いています。


いつもは、

「あまり一生懸命になるな」という話

https://note.com/ichirikadomatsu/n/n081dd28c9a6c

とか、

「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話

https://note.com/ichirikadomatsu/n/n416e39d84b94

を書いていますが、本当はノワール作家です。


という話(ik)-2


という話 (ik) を連載しています。


こちらは調査資料 (エビデンス) を使った「思考の遊び」――エンタテインメント (娯楽) 作品です。※虚構も少なからず入っています。


*****


私はノワール作家です。

プロフィールは「作家/写真家」としています。


はっきり言いましょう。


本を書くことと、読むに値する内容であることと、本が売れることと、本を書いて生活ができることは別です。

https://twitter.com/ichirikadomatsu/status/911629529600294913


*****


〈調べる〉

「書く」には「調べる」ことから始めます。


なぜ「調べる」のか、「調べる」ことをしないとどうなるのかは、『読みたいことを、書けばいい』を参照してください。

cf.

田中泰延『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』 (ダイヤモンド社、2019年) #読みたいことを書けばいい

https://www.amazon.co.jp/dp/447810722X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_lR8GFbAF9TTGR


別にこれは書く仕事に限らず、すべての仕事に言えますが、まず「調べる」ことが必要です。



たとえば、料理人が塩と重曹と片栗粉で下拵 (したごしら) えをするとして、新鮮だったら、塩だけで済ませてしまうことがあります。当然、目利きできている訳です。


新鮮な地元でとれた食材が美味しいのは当たり前で、それをどう料理するかが料理人の腕になります。


海老ですと活きた車海老は高いですから、私たちが利用する一般店のような冷凍海老を解凍するとしたらどうでしょうか。


広東の料理人で知らない人はいないと思いますが、流水解凍するときに重曹を使えばびっくりするぐらいプリプリで楽しくなります。


次に、臭みを落とすのに塩を使い過ぎると、料理の幅が狭 (せば) まります。やっちゃいけないんです。


ですから、解凍したらまずちょい塩で、片栗粉に汚れをつけて洗い流します。


ここで、ようやく海老を開いて背腸 (せわた) を取り、塩・胡椒・卵白で絡めて下準備完了です。


画像2


画像3


これが #海老のオレンジソース煮 になります。美味しい広東料理です。



「調べる」ことができていないとどうなるでしょうか。


重曹を使わずに、それも水道代がもったいないと流水せずに解凍したら、海老がかわいそうな状態になります。


海老の汚れを塩だけで落とすのは手間なので、多くの塩を使うことになります。


この時点で、残念なことになっているでしょうね。これでは料理が上手になれません。


「調べる」ことができていれば、解凍したらどうなるか「目利きできている」ので、塩だけで問題ない海老を手に入れればいい訳です。


*****


〈伯楽〉

「目利きできている」人を、伯楽 (はくらく) と言います。


伯楽は、中国の周の時代の人の名前です。姓は孫で、名は陽と言いました。馬の鑑定が巧みでした。


伯楽から転じて、馬の売買をする人を伯楽/博労/馬喰 (ばくろう) と言うようになりました。そういえば、三浦しをん『舟を編む』の主人公馬締 (まじめ) の名は、問屋場 (といやば) のことでしたね。

※問屋場は駅亭ともいい、江戸時代に宿駅で人馬の継立 (つぎたて) などの事務を行ったところです。


もとは天帝の馬をつかさどる星の名が伯楽でした。『西遊記』では孫悟空が馬の面倒をみていましたね。



さて、伯楽は目利きを教えて儲けていましたが、つまらない人物には上質な馬の見分け方を教えていました。けれど、上質な馬は数が少ないので、それでは商売にならないのです。対価の意味は深いです。


一方で、すぐれた人物には危うい馬の見分け方を教えました。一見すると普通ですが、どうも何かありそうな特徴です。こうした特徴は不可解で、説明のしようがありません。この〈不可解な説明しようのない専門技術〉をどうやったら学べるのでしょうか。


*****


〈不可解な説明しようのない専門技術〉

〈弟子の準備ができた時に師匠があらわれる〉

〈見習い・弟子・師匠見習い・師匠・師匠〉

〈プロフェッショナルの条件を問う〉

〈プロフェッショナルが社会を豊かにする〉

(省略)


瀧本哲史「各人の自由な意思決定の総計が社会になっているのが、理想で、誰かに従う社会が望ましくない社会」


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