4話 父との会話
「ソフィ、ご飯だよ」
呼びかけられて目を覚ますと優しい顔をした父がいた。外が暑かったのか汗はかいてるけれどそこまで疲れてはいないみたいだ。畑までは家から近いみたいでお昼はみんなで家で食べるみたい。
母は妹を抱きながら食事の用意をしていた。結構のんびりしているけど今すぐ生活が大変みたいなことはないかな?
「仕事は大変?」
「そりゃあ大変だけど、お母さんも手伝ってくれるし収穫を想像するときのことを考えたら楽しいよ」
父に聞くと仕事もそこまで苦に感じてないみたいだし、この世界は意外と平和なのかもしれない。これなら安心して旅に出ることもできる。
一人、安心して将来のことを想像して楽しんでると母が食事の準備ができたと言ったのでみんなで食べ始めた。
「お父さんは魔法を使えるの?」
「いや、俺は生活魔法くらいしか使えないな。ソフィは魔法に興味があるのか?」
「うん、魔法が使えたらきっと楽しいでしょ」
「そうだなぁ、魔法が使えたら楽しいし便利だろうね。でもソフィはまだ小さいから魔法は使っちゃだめだよ」
父に魔法を使えるのか聞いたら、魔法を使わないように言われてしまった。やっぱりライトとかで練習してばれないようにしなくちゃ。
「いつぐらいになったら使っていいの?あと生活魔法じゃない魔法はどうやって使うの?」
「6歳になったら教えてあげるからお父さんたちの前でだったら使っていいよ。あと他の魔法についてはそんなに詳しくないけど、聞いた話だと生活魔法以外の魔法を使えるのは才能がある一部の人だけみたいだよ。お父さんもお母さんも使えないけど、ソフィは使えたらいいね」
6歳までは隠れて練習かぁ。もっと火や水も試したいしどこか自由な場所を探さなきゃ。あと生活魔法以外の魔法が使えるかも早めに試したいな。
あれこれ考えているうちに父と母は食べ終わってまた仕事に行くみたいだ。
「じゃあお父さんたちはまた畑に行ってくるけど、ソフィはいい子にしててね」
「うん、行ってらっしゃい」
父たちを見送って、またライトで魔法の練習を始めた。いい子に影響のないライトで魔法の練習をしてます!




