初めての空は綺麗だった
あぁ~よく寝た。いや~異世界にきてまだそんなに経っていないはずなのに毎日が濃い一日だなぁ~。取り敢えずこの大きさだと大樹の根元では静かに眠れないから新しい寝床を作るために何か探しに行こう!ここら辺は識別で見たけど精霊草ばっかだったんだよな。せめて藁みたいなのがあれば敷くだけで良いんだけどな………
それにレッドベアー戦の進化で気になるスキルがあったんだよな、俺の予想が正しければ名前どうりなはず………さぁ識別お願いしますよ!
「グラァ(識別)」
識別結果
飛行Lv1
翼を持つ生物が必ずと言って良い程持っている。スキルレベルを上げることで早く飛んだり空中転換がしやすくなってくる。
うぉぉ~!本当に飛べるのか!まじかよ、空を飛ぶとかロマンありすぎるだろ。なら早く試さないとな!
「『飛行』」
そう叫ぶと体が浮いた。…………あれぇ?浮いただけ?え、たったの数㎝しか浮いてないじゃん。これってスキルレベル上げないと飛べない奴?まじかぁ~、じゃぁ浮いたまま進んで行くか。#幸い__さいわ __#朝ってことで時間は沢山あるしやってみるか。
………………#遅い__おそ __#。これなら走るどころか歩くほうが早いんだが?まじかぁ~。まぁ使っていれば収納や鑑定みたいにいつの間にかレベル上がってるだろうし気長に待つか。
では改めまして寝床を作るための物資調達をしにいきますか。
────数時間後────
《【スキル】飛行Lv1が飛行Lv2になりました。》
《【スキル】飛行Lv2が飛行Lv3になりました。》
《【スキル】飛行Lv3が飛行Lv4になりました。》
《【スキル】飛行Lv4が飛行Lv5になりました。》
《【スキル】飛行Lv5が飛行Lv6になりました。》
遂に飛べるようになったぞー!!Lv4になったときは飛べたと思ったのに浮いたときとスピードが殆ど変わらなかったけど、今ではだいたい時速40㎞はでるようになった。それに飛べる高さは15m程まで伸びた。
「グララァグラァァァ!(くう~空って初めて飛んだけど気持ちいなぁ~!)」
初めて空を飛んだが、風を切って飛ぶのは心地良かった。それに今更ながら空を見上げると昼近くなのに青い月と赤い月が浮かんでいた。それを見るとやっぱり異世界だなと感じる。
それじゃあ気を取り戻して寝床に使えそうな物資を集めてくるか。
途中、今までのそこら辺にあった木とは全く違う雰囲気を纏う木が生えているところに来た。
「グルルゥゥゥ……(いかにもなんかありそうだなぁ~………)」
そう考えて
いると突然奇襲を受けた。しかも空からだ。
「クエェェェッッッ!!!!!」
「グルァ!?グルルゥ『識別』!(なんだこいつ!?取り敢えず識別!)」
識別結果
エアコンドル 危険度 B
一生を空の上で過ごすと言われている。足の鉤爪は簡単に相手の肉に食い込み、#嘴__くちばし__#は槍のような鋭さがある。空からの一方的と行ってもいい攻撃に地上の敵はなすすべもなく殺られる。
うわぁ~、なんだこいつ。Bな筈なのに前のレッドベアーよれも厄介そうだな。まぁ今は前と違って俺も強くなったしどれだけ強いのか確認しようか、あいつで。
「クエェェー!!」
「グルルァァー!!!(やってやるよぉー!!)」
「クエェェ!!《#鷲摑み__わしづか __#》」
「グラァァァ!《ブリザードブレス》」
双方の一番を誇るスキルを使用し、すぐに決着がついた。俺が放った《ブリザードブレス》が相手のエアコンドルの放った《鷲摑み》が近づく前に凍り付けた。
………………《ブリザードブレス》つえー(棒)
もう棒読みになるって。やばいだろ、相手の体全体を凍り付けるとか………
《経験値を3590手に入れました。レベルが38から42に上がりました。》
《【スキル】ブリザードブレスLv1がLv2に上がりました。》
あ、はい。なんかレベルの上がり方が異常なのは気にしません、前からなので。(逃避)
せっかくエアコンドル倒したんだし回収するか。
「『無限収納』」
《エアコンドルの肉を手に入れました。》
《エアコンドルの羽毛×300枚手に入れました。》
《エアコンドルの鉤爪×2を手に入れました。》
《中級魔石を手に入れました。》
あれ?もう目標クリアしたくね?羽毛×300枚って十分すぎるよね。ならそろそろここからはおさらばしようかな。
どうも皆さんお久しぶりです、たくわんです。私は普段アルファポリスで不定期ながらもこの作品を書いておりますので気になった人は見てみて下さい。ではまた。